方針4 循環型のニセコ産業を育てます(3)

(2)地域内外の人とモノが集まる、活気ある商工業をつくる

現況と課題

(1)町民と観光客がともに出会う商店街の形成

 道路拡張工事に伴い、道道66号沿いに綺麗街道の整備が進み、住宅環境や商店街が整備されました。
 商店街は、各個店それぞれ特徴がありますが、建物を統一したイメージの下、町並み整備が進められ人々を受け入れる舞台が完成しつつあります。しかしながら、今後その舞台をいかに活用し、誘客をするかが鍵であり、商工業者自身の自律的対応が求められています。

(2)商工業を支えるソフトの充実

 町並みが整備され、各個店が特徴ある経営戦略により、誘客をどの様にするかが今後の課題であり、経営努力が必要となる時期に来ています。
 今後は、地場産品がすぐに手に入る仕組みづくりや、観光と農業の連携が求められます。

今後の取り組みの方向性

(1)他分野と連携した魅力あるニセコ産品の創出

 観光・農業との連携により、地場産品の魅力向上を図ります。
 そのため、関係機関の連携を図り、町民及び来訪者に対し優良な地場産品の提供をするとともに、新しい商品の開発や販売方法の検討を進めていきます。

(2)新しい商業環境を生かした交流の場の創出

 綺羅街道整備に伴う商店街の魅力の向上を活用した新しい交流や、いこいの場の創出を図ります。
 そのため、イベントの開催や地元が中心となった誘客活動を支援します。

(3)ニセコ産品の幅広い提供

 地場産品が、観光客のみならず地元の人にも気軽に入手できる仕組みづくりを図ります。
 そのため、観光客や地元住民へ優良な地場産品の提供をすることができるスペースを確保した、新たな商業環境の整備に努めます。

主な具体的取り組み

  • 商工業の中核的役割を果たしているニセコ町商工会への支援
  • 農業・商業・観光業と連携し、新産業の立ち上げと育成の支援
  • 商店街組織の育成、経営改善や経営近代化のための指導や支援体制の強化

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町役場
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500