SDGs未来都市

 町はこのほど、SDGs(※1)の達成に向けた取り組み、提案を行う自治体として国から「SDGs未来都市」(※2)に選定されました。
 SDGsとは、持続可能な世界を実現するため、国連で全会一致で採択された国際目標のことです。「貧困の撲滅」や「クリーンなエネルギー」など、2030年までに達成を目指す17のゴールが定められています。
 
 町はこれまで、「住民参加・情報共有による自治の実践」や「環境モデル都市の取組」、「独自の開発ルールづくり」などのまちづくりを継続して実践し、取り組んできました。これらの取組みは、SDGsの17の目標に置き換えるならば目標17「パートナーシップ」や目標7「エネルギー」、目標11「住み続けられるまちづくり」などであり、言い換えれば町のこれまでの取組みそのものが、SDGsが目指す取組みでもあったと捉えています。

 町では今後も、これまでのまちづくりを更に磨きあげ、前に進める取組みを実践していきます。それは、未来の子どもたちに引き継ぐことができる「相互扶助社会」づくり、持続可能なまちづくりの取り組みであり、さらに続けるならば、この取組みそのものが、SDGsの目標達成に貢献する取組み、SDGs未来都市としての取組みでもあると考えています。
 
 また、SDGs未来都市の選定に際し、「自治体SDGsモデル事業」(※3)にも選定され、国の支援を得ながらニセコ町がモデル事業として提案した「NISEKO生活・モデル地区構築事業」(※4)を推進していくこととしています。
 
カタログ
イメージ

2018年6月15日に首相官邸で行われた「SDGS未来都市」選定証授与式

※1)SDGs:Sustainable Development Goalsの略
SDGsとは、「持続可能な開発目標」として、2015年9月の国連サミットで150を超える加盟国首脳の参加のもと、全会一致採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』(行動計画)にて記載された、2016年から2030年までの国際目標。
持続可能な世界を実現するための17のゴール(目標)と関連する169のターゲットから構成され、地球上の誰ひとりとして取り残さないことを誓っています。例えば、最初のゴールは「1 貧困をなくそう」である。そして、世界共通の計画として、「全世界、全員参加で取り組む(途上国・先進国の分けなく)」、「すべての問題を全部同時に取り組む(すべての問題は関連している、同時並行)」という点などが、その特徴とされています。
この17のゴールや169のターゲットに示される多様な目標の追求は、実は日々の私たちの暮らしに関連するものであり、ローカルな地域課題の解決に貢献し、持続可能なまちづくりを推進するものです。そして、ニセコ町がこれまで取り組んできた情報共有・住民参加による自治の実践、景観対策や環境政策、稼ぐ力の強化、地域経済循環などの「ニセコ町のまちづくりと親和性が高い」ものと考え、その取組みをこれまでのまちづくりとともに推進していくこととしています。
 
※2)SDGs未来都市
SDGsの達成に向けて優れた提案をする自治体を国が選定するもの。選定初年度の2018年度に全国で29自治体が選定され、道内では北海道、札幌市、下川町、ニセコ町の4自治体が選定されました。
 
※3、※4)自治体SDGsモデル事業、NISEKO生活・モデル地区構築事業
SDGs未来都市の選定の際に、特に先導的な提案事業について国が選定するもので、選定された事業は国から支援(補助金等)が受けられます。選定初年度の2018年度には10事業が選定され、道内では下川町、ニセコ町の2事業が選定されました。
ニセコ町の提案事業「NISEKO生活・モデル地区構築事業」は、市街地にSDGsの理念を踏まえた新たな生活空間(モデル地区)を形成するものとなっています。 ※詳しくは下段をご覧ください

その他のSDGs未来都市について

 全国のSDGs未来都市について詳しくは、下記の内閣府ホームページをご覧ください

SDGs未来都市計画

 SDGS未来都市に選定された自治体は、今後、国とも連携しながらその提案内容を具体化していくため、SDGs未来都市計画を策定することとなります。
 ニセコ町のSDGs未来都市計画については、国の有識者等による確認作業やパブリックコメントを経て、2018年8月に策定し、2019年10月に改訂のうえ、公表いたします。

NISEKO生活・モデル地区構築事業

 2018年度にニセコ町が提案した「NISEKO生活・モデル地区構築事業」が、国から自治体SDGsモデル事業に選定されました。
 本事業は、ニセコ町における人口増加、労働力不足に対応するべく、新たな街区の持続可能な開発を目指すもので、 SDGsの理念のもと、「経済」「社会」「環境」の相乗効果を生む、統合的取組として実施するものです。
 この事業では、エネルギーや建築の専門家集団であるクラブヴォーバンとの連携の下に、世界一のエコタウンと称されるドイツフライブルク市のヴォーバン地区やスイスのツェルマットを参考に、世界に発信する事業を目指し、進め、企業の働き手不足を解消し、地元零細工務店の人材育成により、燃費性能が高く、防災に優れた住宅建設のノウハウを地元が獲得することで、環境負荷の低減と、地元が投資の受け皿となり経済の内部循環を図ります。
 ニセコ町は、まち・ひと・しごと創生法以前から「住民参加」と「情報共有」に取り組み、「まちづくり基本条例」に基づき、町民一人ひとりが自ら考え、行動する「自治」を基本にまちづくりを進めてきています。本事業においても「住民参加」と「情報共有」を基本に取組を進め、活発なコミュニティ活動を当初から設計し、新たな自治組織・活動の普及展開を図ります。
イメージ
 NISEKO生活・モデル地区構築事業の推進に向け、本事業の必要性・コンセプト等をまちづくり町民講座や住民説明会、広報誌などでお伝えしています。
 より多くの方に、本事業について知っていただくため、令和元年9月17日に開催した事業説明会での説明の様子について、動画配信を行っています。
 説明者:クラブヴォーバン 早田宏徳 氏

SDGsに関する経過

【これまで】
 文豪 有島武郎の遺訓「相互扶助」、農業開放
 全国初の自治基本条例「まちづくり基本条例」の制定
 景観条例、水道水資源保全条例、地下水保護条例の制定、景観地区の指定
 環境基本計画の策定、環境モデル都市の選定
 「小さな世界都市ニセコ」(第4次総合計画)→「環境創造都市ニセコ」(第5次総合計画)
 自治創生総合戦略の策定

【平成29年10月】
 H30予算編成方針説明会でSDGsに取組む方針を説明
【11~12月】
 まちづくり懇談会の各会場でSDGsについて説明
【平成30年3月】
 議会での平成30年度町制執行方針にて、「SDGsを町制の根底に据える」として説明
 議員協議会や課長会議でSDGsの取組み方針ついて報告
 内閣府が実施した「SDGs未来都市」等の選定公募に対し、提案応募
【5月】
 提案内容について、内閣府にてヒアリング(プレゼン)対応
【6月7日】
 議会政策案件等説明会にて説明
【6月15日】
 「SDGs未来都市」(29団体)及び「自治体SDGsモデル事業」(10団体)の選定結果の公表
 →いずれもニセコ町は選定される
 首相官邸で選定証授与式(町長出席)
【7月】
 自治体SDGsモデル事業の計画予定地の隣接住居について、全戸戸別訪問し概要説明
【7月20日】
 SDGs未来都市計画(案)について国等と協議・内容確認。
 パブリックコメントの実施(7月30日まで、意見1件)
【7月27日】
 臨時議会でSDGs関係予算の補正計上→可決
【7月31日】
 農業委員会で説明
【8月】
 広報ニセコ8月号で特集「ニセコ町のまちづくりとSDGs」掲載
【8月31日】
 SDGs未来都市計画の公表(ホームページ)
 自治体SDGsモデル事業の交付決定
【9月20日】
 第174回まちづくり町民講座「みんなで考える地域運営セミナー」で地域コミュニティに関するワークショップを開催 
【10月】
 H31予算編成方針説明会で、改めてSDGsに取組む方針を説明
【10月31日】
 SDGs未来都市ニセコ町企画展示(町文化祭りで、11月4日まで)
【11~12月】
 まちづくり懇談会の各会場でSDGsについて説明、意見交換
【11月12日】
 環境モデル都市第2次アクションプラン議員説明会にて自治体SDGsモデル事業についても説明
【12月3日】
 第176回まちづくり町民講座「地域で実践!SDGs」を開催
【12月10日】
 第1回 SDGsモデル事業推進協議会準備会
【12月11日】
 自治体SDGsモデル事業についての住民説明会(1日2回開催、主に計画地隣接住民対象)
【12月13日】
 議会政策案件等説明会にて説明
【平成31年1月16日】
 第2回 SDGsモデル事業推進協議会準備会
 第177回まちづくり町民講座「「NISEKO生活・モデル地区」を創る」
【2月】
広報ニセコ2月号で特集「ニセコ町のまちづくりとSDGs~NISEKO生活・モデル地区をつくる」掲載
【2月10日】
 自治体SDGsモデル事業についての住民説明会(主に計画地隣接住民対象)
【2月13日】
 第1回地方創生SDGs国際フォーラムに片山町長登壇
【2月19日】
 超高気密・高断熱住宅の地元事業者研修会の開催(2月20日まで)
【2月27日】
 第1回ニセコ町SDGsモデル事業推進協会議
【3月】
 議会での平成31年度町政執行方針にて「『SDGs』は、本町がこれまで取り組んできたまちづくりの歩みそのもの」、「『SDGs未来都市計画』及び『環境モデル都市アクションプラン』を町政推進の根底に据え」として説明
【4月1日】
 SDGsモデル事業について、地方創生推進交付金の交付決定(2019年度から3か年)
 町民向け予算説明書「もっと知りたいことしの仕事」にSDGsの説明と事業分類での関連するゴールを表示
【6月25】
 第180回まちづくり町民講座「NISEKO生活・モデル地区 ~地域出資によるまちづくり」
【8月6日】
 ニセコ町で「SDGs高校生未来会議」が開催(8月8日まで)
【8月30日】
 超高気密・高断熱住宅の地元事業者研修会の開催(9月1日まで)
【9月4日】
 議会政策案件等説明会にて説明
【9月17日】
 第2回ニセコ町SDGsモデル事業推進協会議
 「NISEKO生活・モデル地区」事業説明会
【10月1日】
 広報ニセコ10月号でニセコ高校生も参加した「SDGs高校生未来会議」の報告を掲載
【10月24日】
 SDGs未来都市計画の改定(案)についてパブリックコメントの実施(10月30日まで、意見1件)
【10月31日】
 改定したSDGs未来都市計画の公表(ホームページ)
 SDGs未来都市ニセコ町企画展示(町文化祭りで、11月4日まで)

取組の紹介など

 ニセコ町のSDGs取り組みについて、これまでの広報特集や紹介状況、今後の掲載予定、視察等受入、普及啓発活動などについてお伝えします。
・広報ニセコ2019.5月号より定期連載コーナー「みんなでSDGs!」開始

・雑誌「TRYANGLE」VOL.04
・朝日新聞『SDGs ACTION! 2』 
・月刊誌「省エネルギー」2018年9月号 特集
・月刊誌「クリーンエネルギー」2019年3月号 特集 
・ほくとう総研 機関紙「NETT」2019年夏号 特集
・月刊誌「クオリティ」2019年5月号 特集囲記事

・札幌日本大学中学校・高等学校 キャリア教育プログラム SDGsニセコフィールドワーク
・拓殖大学国際学部 ゼミ合宿 SDGs講話 ※震災により中止
・行政視察等(2019.7現在、のべ13団体、105名)

・SDGs未来都市ニセコ町企画展示(ニセコ町文化まつり、2018~) 
・第4回つながろう!北海道 パネル展示

・環境ひろば札幌2018 事例発表・トークセッション
・環境ひろば札幌2019 事例発表・パネル
・第1回地方創生SDGs国際フォーラム パネル
・環境道民会議設立20周年記念SDGsフォーラム 事例発表・パネル


・北海道新聞 2018年11月15日朝刊 1面に掲載
・北海道建設新聞 2018年12月20日 日胆・函館・後志欄に掲載
・NHK NEWS WEB 2018年11月18日 北海道NEWS WEBに掲載
 ※NHKラジオ放送も
・酪農学園大学附属とわの森三愛高校 2019年4月26日 ニセコ町・SDGsフォトロゲイニングを実施

・SDGs担当の地域おこし協力隊配置(2019年5月~)
・SDGs職員研修の実施(施設研修、北海道主催セミナーなど)

このページの情報に関するお問い合わせ先

企画環境課自治創生係
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500
企画環境課環境モデル都市推進係
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500