ニセコ町耐震改修促進計画

 町民のみなさまに対し、耐震改修の重要性・緊急性について、積極的に普及啓発を行うとともに、改修に対する支援制度を充実させる必要が生じていることから、公共並びに民間建築物の耐震化を図るための促進計画を策定し、計画的な耐震対策を実施することにより、地震による被害を減少させ、ニセコ町民が安心して生活できるまちづくりを進めることを目的とし、平成19年度に耐震改修促進計画を策定しました。
 しかしながら、その後も平成23年3月に東日本大震災、平成28年4月に熊本地震が発生し、住宅や建築物の安全性を取り巻く情勢が大きく変化しています。
 国では、平成25年11月に耐震改修促進法を改正して地震に対する安全性の向上を一層促進することとしています。北海道においても平成28年5月に北海道耐震改修促進計画を見直し、市町村においては耐震改修促進計画の改定に努めることとしています。
 以上からニセコ町においては、これまでの実施状況に関する調査・検証を行うとともに、国や道の目標を踏まえた新たな耐震化の目標を設定し、計画的な耐震対策を実施することにより、地震による被害を減少させ、ニセコ町民が安心して生活できるまちづくりを一層進めることを目的とし計画の見直しを行いました。

ニセコ町耐震改修促進計画(平成29年2月策定)

ニセコ町耐震改修促進計画(平成20年3月策定)

揺れやすさマップ(平成20年3月策定時)

 「揺れやすさマップ」とは、地域に考えられる想定地震(海溝型の地震、活断層の地震、直下の地震)を設定し、評価する地域単位毎にまとめた地盤情報などを基にして、計算された地震の揺れの大きさの分布(震度分布)を表すものです。ここでは字界を表示単位として震度を示すマップを作成しています。
 
 作成した揺れやすさマップは、全道を500mメッシュ(約500m角の正方形)に分割し、メッシュ毎に計算した震度を字界に置き換えて表示したものです。字界の震度は、重なるメッシュのうち最大の震度を代表値と示しているので、字界全域が表示される震度で揺れる訳ではないことに注意してください。
注1:後志沖地震
注2:黒松内低地断層帯による地震

地震時に通行を確保すべき道路(緊急輸送道路)

 地震時に通行を確保すべき道路とは、地震直後から発生する緊急輸送を円滑に行うため、高速自動車国道、一般国道及びこれらを連絡する幹線道路と知事等が指定する防災拠点を相互に連絡する道路です。

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