土砂災害について(警戒区域の指定状況など)

令和4年(2022年)1月13日
 
 町内には、土砂災害の危険があるとされる土砂災害危険箇所が27箇所あります。これらの危険箇所を順に詳しく調査しながら警戒区域の指定を行っており、現在、町内では、土砂災害警戒区域が19箇所、土砂災害特別警戒区域が9箇所、指定されています。土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域は、土砂災害防止法に基づいて指定される土砂災害のおそれのある区域です。
 お住まいの地域の土砂災害警戒区域や特別警戒区域、危険箇所を認識し、自ら身を守る備えや行動をしましょう。

土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域・特別警戒区域

 町内の指定状況の一覧・地図については、こちらをご覧ください。

町民がとるべき避難行動

土砂災害の前兆現象

 次のような現象を察知した場合は、土砂災害が直後に起こる可能性があります。直ちに周りの人と安全な場所へ避難後、役場や消防へ通報してください。

土石流

  • 山鳴り・地鳴りがする
  • 雨が降り続いているのに川の水位が下がる

がけ崩れ

  • 川の流れが濁り流木が混ざりはじめる
  • 斜面から小石がパラパラ落ちてくる
  • 地面にひび割れができる
  • 斜面から水がふきだす

所有している土地にある急傾斜地(がけ地)の点検を行う際の
ポイント

 令和2年(2020年)2月5日に神奈川県逗子市で道路に隣接する民有地斜面が雨が降っていないにもかかわらず斜面が崩落し、歩道の歩行者が土砂に巻き込まれ死亡するがけ崩れが発生しました。
 斜面は風化が進行して無降雨であっても突然崩壊する危険性があるため、上記の事故のことからも、土地所有者に対して斜面の自主点検時のポイントを国が示しましたので所有する土地に斜面が崩壊した場合に危険を及ぼすような急傾斜地等がございましたら土地所有者として責任をもって日々の点検をお願いします。
 下記の現象等がある場合は風化の進行により斜面が不安定になっている可能性があるため注意が必要です。(植生が貧弱な場合には風化が進みやすいため特に注意が必要です)

 1 斜面に亀裂がある
 2 浮き石がある(くずれやすく不安定な状態に積み重なっている石)
 3 落石がある

 点検時に上記の現象等がみられる場合は念のためにご連絡をお願いします。
 がけ崩れの概要や崩壊原因等は下記のPDFをご覧ください。

避難情報が発表されたら

 ニセコ町からは、広報車、防災ラジオ(FM76.2MHz)、ホームページ、SNS等を通じて、避難情報を発表します。技術的限界から局地的な異常気象(集中豪雨等)に対応できない場合もあります。避難情報はそれぞれの判断による自主避難を妨げるものではありません。避難情報発表の有無に関わらず、危険を感じたら直ちに自らの命を守る行動をしてください。
警戒レベル行動を促す情報住民がとるべき行動状況
警戒レベル3高齢者等避難危険な場所から高齢者等は避難
※上記以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、危険を感じたら自主的に避難
災害のおそれあり
警戒レベル4避難指示危険な場所から全員避難災害のおそれ高い
警戒レベル5緊急安全確保命の危険 直ちに安全確保!災害発生又は切迫
警戒レベルの詳細については、こちらをご覧ください。

指定緊急避難場所・指定避難所

町内の指定緊急避難場所・指定避難所については、こちらをご覧ください。

土砂災害危険箇所

国土交通省ハザードマップポータルサイト

全国のハザードマップを見ることができます。

このページの情報に関するお問い合わせ先

総務課防災係
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500