財政危機への対策(財政危機突破計画)
国が平成15年度以降進めた「三位一体の改革」により、地方は地方交付税をはじめ大幅な歳入減少を余儀なくされました。ニセコ町を含む地方財政も大きく疲弊しただけでなく、都市と地方の地域間格差がさらに広がる結果となりました。この三位一体改革による歳入減少に加え、町税収入の低迷や町債償還額の増大など、町財政はかつてない厳しさに直面しました。
この厳しさを乗り越えるため、平成16年9月に「ニセコ町財政危機突破計画」を策定し、歳入確保と歳出削減の両面において、強力な改革の取組みを開始しました。小規模な自治体でも今後も安定した財政運営ができるよう、現在もこの改革を継続しています。
この厳しさを乗り越えるため、平成16年9月に「ニセコ町財政危機突破計画」を策定し、歳入確保と歳出削減の両面において、強力な改革の取組みを開始しました。小規模な自治体でも今後も安定した財政運営ができるよう、現在もこの改革を継続しています。
財政計画の作成~町村合併の検討をきっかけに~
ニセコ町では、平成15年から近隣の町村(倶知安町、蘭越町、喜茂別町、真狩村)と合併協議会を立ち上げ、合併の是非を含めた諸問題の協議を進めてきました。平成16年3月には、構成5町村が合併した場合の財政推計が合併協議会より公表されました(町村合併には至らず同協議会は平成16年12月に解散)。
町ではこの合併協議と並行し、合併せず単独で運営を続けた場合、町の財政状況がどのようになるのか推計し、その状況に対応するために必要な取り組みを整理しました。それがこの「財政危機突破計画」です。
町ではこの合併協議と並行し、合併せず単独で運営を続けた場合、町の財政状況がどのようになるのか推計し、その状況に対応するために必要な取り組みを整理しました。それがこの「財政危機突破計画」です。
計画の概要
計画の期間 | 平成17年度~平成36年度(20年間) |
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策定の方法 | ニセコ町役場内のプロジェクトチ-ムによるとりまとめ |
情報の共有 | 平成16年8月から9月にかけ町内各地区で意見交換 平成16年9月に町内全戸に説明冊子を配布 |
- ニセコ町財政危機突破計画(PDF形式:307KB)
計画の進行管理
この計画は、毎年度見直しを重ねながら実効性を確保しています。同時に、見直しの状況や年度ごとの進行状況を町民のみなさんにお知らせしています。また、平成24年度からは、この計画をもとにした「中期財政見直し」を行い、進行管理を進めています。
主なお知らせの手段
- 予算説明書「もっと知りたいことしの仕事」(毎年発行)
このページの情報に関するお問い合わせ先
- 総務課財政係
- TEL:0136-44-2121
- FAX:0136-44-3500