「第3期ニセコ町自治創生総合戦略(案)」の縦覧・意見募集(パブリックコメント)について

 この度、「第3期ニセコ町自治創生総合戦略(案)」について、縦覧・意見募集(パブリックコメント)を行った結果、1名からご意見をいただきましたので、お知らせいたします。

<縦覧の方法>  期 間 令和7年(2025年)2月12日(水)から令和7年(2025年)2月24日(月)まで          場 所 ニセコ町ホームページ

意見募集の対象

ご意見及び回答

(ご意見)  
 全体を通じて、町の総合計画やこの自治総合戦略は、行政を担う町としての施策や予算配分にどのように活かされ、現実化することにどう資する計画であるかと言うことが問われると思います。「第3次」は「第2次」の時点修正に留まる傾向や上位の総合計画への項目整理、すり合わせで終わってしまわないかと言う危惧を持っていました。その意味では、「本戦略」では「基本目標」の第1に「安心して住み続けることのできるまちづくりの推進」を据えたことに敬意を表します。その上で、感じるのは「振り返り」が活かされていないのではないかと言うことです。
 「安心して」と「住み続ることのできる」は現戦略にも位置付けられており、この項の「現行戦略の振り返り」(p9)では「人口コーホート分析(2020-2024年, 2015-2019年比較)65歳~74歳:高齢者に関して、地域においてより高齢になった際の移動や除雪・介護等の理由から域外へ転居するケースがあると推察される」とあります。これに関してp33のチャートには「高齢者の「生活上の困難」(交通、除雪等)への対応」とp36には「国籍・世代に関わらず、町民が暮らしやすい生活環境の整備」とあり、p39,40には「新住宅の整備・確保」がKPI数値とともに示されてはいますが、「交通」や「除雪」の項目はありません。
  第2次の重要業績評価指標(KPI)に、「高齢者の「生活上の困難」(交通、除雪等)への対応」とある以上は「交通」に関するKPIに「デマンドバスの諦め率(単年)」だけではなく、「バスやJRの便数、タクシー会社や台数」など含めてはどうでしょうか。「除雪」に関するKPIは記載がないのですが、「大型除雪機オペレーター人数」や「福祉除雪利用者数」など、より実態を示す項目が必要ではないでしょうか。

(回答)  
 ご意見を踏まえ、追加指標については検討させていただきます。
 参考として、高齢者の「生活上の困難」に関する支援について、「交通」に関しては自治創生総合戦略とも整合を取りながら進めている「ニセコ町地域公共交通計画」において、「目標達成のための施策・事業」にて詳細を定めております。 また、「除雪」対応は「ニセコ町第9期高齢者保健福祉計画」の施策体系に記載されており、自治創生総合戦略では、「平均自立期間」(日常生活が自立している期間)をそれらの施策効果を計る参考指標として設定しております。

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