コミュニティFM放送による情報共有

「ラジオニセコ76.2MHz」開局しました!

 平成24年3月31日(土)にニセコ駅前温泉「綺羅乃湯」にて、公開生放送によりラジオの開局を行いました。当日はく「ラジオニセコ開局おめでとう!」のコールを会場に集まったたくさんの人たちの声で第一声が発せられ、ニセコの子どもたちの歌声や羊蹄太鼓など和気藹々の雰囲気の中、公開生放送が行われました。その後、ラジオの局舎から生放送をしている様子を見学してもらいました。ラジオニセコは町民に愛されるラジオを目指し、今後も頑張っていくと張り切っていますので、みなさんの応援をお願いします。
  • 運営:株式会社ニセコリゾート観光協会
  • 局員:局長とパーソナリティ2人

コミュニティFMによる情報共有

 ニセコ町では「情報共有」と「住民参加」をまちづくりの2大原則としています。これまで情報共有を行うためにさまざまな取り組みを行ってきました。平成20年度までは、情報共有ツールとして電話回線を利用したオフトーク通信(そよかぜ通信)を運用してきました。しかし、平成4年に導入した機器は、すでに保守部品もなくなり、運用を継続することができなくなりました。また、当時国が進めた構造改革により、地方自治体の財政は厳しさを増し、新システム導入に必要な財源を確保することができませんでした。
 平成21年以降は、広報誌やインターネットなどを使って情報共有を行ってきましたが、インターネットは利用できる人が限られることや、広報誌では即時性のある情報を提供できないなどの問題が生じていました。コミュニティFMは、これらの課題を解消するために導入するものです。

なぜコミュニティFMなのか

 コミュニティFMは、平成4年に制度化されたFM放送局です。出力は20W以下と小さく、放送エリアは市町村を基本としています。現在ニセコで聞くことができるNHKFMラジオなどは「県域放送」と呼ばれ、北海道全域を対象とした放送を行っています。そのため、ニセコに特化した放送を行うことはできません。日常、災害時を問わず、ラジオを聞く人は自分に必要な(興味のある)情報を得たいと思っています。コミュニティFMは放送エリアが限られているので、地域限定の詳細な情報を提供することができます。また、聞く人と放送局が近いので、地域で取り組まれているさまざまな活動についても情報が発信しやすくなり、みなさんの活動を側面から支援することができます。
 昨今、自然災害等のリスクが高まっています。町内でも豪雪や集中豪雨で町内を運行している公共交通機関が止まったり、停電が起きたりしています。コミュニティFMではこれらの情報や災害時の避難情報なども発信することができますので、防災面からも重要な役割を果たすことができます。
 また、コミュニティFMは整備費も防災行政無線施設などに比べると安価で、受信のために専用の受信機を必要としません。FMラジオがあれば誰でも聞くことができます。

公設民営方式による整備

 今回のコミュニティFM事業は、町が放送設備を整備し放送事業者が放送免許を取得して放送する「公設民営方式」により進めています。放送局は、株式会社ニセコリゾート観光協会が新たにFM放送事業部を開設して運営します。新しい放送局は、地域に根ざした会社の特色を生かした番組運営を行います。
 また、ニセコ町ではコミュニティFM放送局を地域の重要なメディアとして位置づけ、放送局には持続性ある運営を求めていくとともに、その支援を行っていきます。

町の事業【整備事業費:約1億3,000万円】

  • 放送局舎の建設(建設場所:ニセコ駅前 綺羅乃湯敷地内)
  • 放送設備の整備(スタジオ、送信設備等) 注:送信設備はニセコヘリポート内に設置
  • 放送中継車の購入
  • 防災ラジオの購入

ニセコリゾート観光協会の事業【事業費:約2,500万円(平成23年)】

  • 放送事業免許の取得
  • 放送局の運営
公設民営方式による整備

ニセコラジオ塾の開催(終了しました)

 2012年3月の開局を目指し、ニセコ町とニセコリゾート観光協会ではFM放送局の開局準備を進めています。そこで、みなさんにラジオのことを知っていただけるようにニセコラジオ塾を開催します。
 今回は講師に菊地寛氏(放送作家)をお迎えし、講演会を行うほか、参加したみなさんでラジオドラマの制作を行ないます。ぜひご参加してみませんか。
日時2011年12月10日(土)午後2時から
場所ニセコ町役場2階第2会議室
プログラム講演14:00~
ラジオドラマワークショップ15:30~17:00
申し込み不要(参加無料)

新しいコミュニティFM放送局の名称(愛称)が決まりました

 新しいコミュニティFM放送局の名称(愛称)は「ラジオニセコ」に決まりました。
 選考は、株式会社ニセコリゾート観光協会とコミュニティFM放送局検討委員会が行いました。応募いただいた放送局名は23通り。残念ながらこの中には適当な名称がありませんでしたので、選考委員で協議し「ニセコの放送局であることが分かる」「年代・地域を問わず親しみが持てる」などの理由からシンプルで呼びやすい名前といたしました。
 応募数49通(名称案で23通り)

局名を募集(募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました)

 株式会社ニセコリゾート観光協会とコミュニティFM放送局検討会議(座長:北澤剛)では、コミュニティFM放送局の局名を募集しています。ぜひ、ニセコの放送局らしい素敵な局名を付けてください。採用者にはプレゼントを用意しています。
  • 締め切り 平成23年8月19日(金)
  • 応募方法 こちらの応募用紙(注1)をお使いください(応募用紙の項目を網羅していれば、様式を使わなくても可)
  • 注意事項 申し込みはお一人一通までです

コミュニティFM放送局検討会議

 ニセコ町では、開局を予定されているコミュニティFM放送局に対して、地域として要望することなどを議論し、新放送局へ提言する「コミュニティFM放送局検討会議」を設置しています。町民、観光事業者、商業者などの方が委員となり、広い目線で議論を行っています。
 委員 7名

会議録

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町役場
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500