広報ニセコ3月号【第743号】テキスト版

特集 地域とともに、進化する シン・ニセコ高校

今年度から急速に進化し始めたニセコ高校。数年前には生徒数の減少により、学校存続をも危ぶまれたこの高校が今、大きく動き出しています。
今月号では、新たな道を歩み続けるニセコ高校について、もっと知っていただくため、ニセコ高校の「今」と「未来」を伝えます。


進化するニセコ高校
ニセコ高校は、1学年定員40人の昼間定時制の町立農業高校です。全国唯一の緑地観光科として、1年生では農業と観光の基礎・基本を全員が学習し、2年生からアグリフードコース、グローバル観光コースに分かれて、より専門的な学びを深めます。
アグリフードコースでは、農業に関する探究活動を通して、持続可能な農業に関する知識・技能を身につけたグローバル人材を目指します。
グローバル観光コースでは、ホテルやグローバル企業でのインターンシップを通して、観光に関する知識・技能を身につけたグローバル人材を目指します。
さらに高度な学習を深めたい生徒は、4年生へ進級し、マレーシアのYTLホテルズなどで長期研修を行うことができます。
しかし、これまでの「基幹産業である農業と観光の担い手育成」に注力した教育プログラムは、生徒の学びのニーズに合っていないことや、生徒を惹きつける学びの魅力不足が指摘されていました。
そこで町では、2022年度にニセコ高校魅力化検討委員会を設置。国際化するニセコ町の環境を最大限に活用し、魅力ある学びができるよう、2026年度からの総合学科への学科転換を決めました。
現在、学校では学科転換を待つことなく、今年度から新しい学びを先取りして進めています。



学校教育目標
自分の幸福な未来(well-being)の実現を通して、より良い地域を他者と協働して創造することができる人を育てる


育てたい生徒像
「シビックプライドを持ったグローバル人材」
ニセコ町や自分の関心のある地域に対して誇りや深い思い入れをもち、世界とのつながりを意識しながら、自分自身が関わって地域を良くしていこうとする自負心を持つ人




この1年間
こんなことを
やってきました!

この1年間の取り組み
ニセコ高校が行っている学習は幅広く、地域とのかかわりを大切にしながら体験的な学びを得られることが魅力の一つです。これまで先輩たちが継承してきた活動や伝統を生かし、進化を遂げてきた1年間の取り組みを紹介します。


アフタースクールワールドクラス
英語力の向上や国際交流で異文化理解を深めるため、放課後の時間を利用し、外国語指導助手(ALT)や国際交流員(CIR)とオールイングリッシュでゲームや会話をするクラスを開講しています。


道外でのリーダー研修
三菱みらい育成財団の助成で、シビックプライドを持ったグローバル人材の育成を目的に、全国のまちづくりを視察。京都府美山町の視察では、持続可能な観光地づくりや世界へのプロモーション方法について学びました。


地域みらい留学説明会
地域みらい留学とは、生徒の全国募集をするためのプラットフォームです。ニセコ高校はこれを活用し、東京説明会への参加やオンラインでの説明など、生徒も参加しながら、全国から意欲ある生徒の募集を行っています。


町内企業とも
連携しています!


八海山ニセコ蒸溜所とのコラボレーション
ニセコ高校で育てたラベンダーを活用し、八海山ニセコ蒸溜所とコラボしてラベンダージンの開発・販売などの研究活動を行っています。
ニセコ高校のラベンダーの栽培研究は、今年で10年目を迎えます。


株式会社ルピシアとのオリジナルティー共同開発
6月から始まった「ニセコ高校×ルピシアオリジナルティー開発プロジェクト」。
新しい紅茶フレーバーの共同開発を行い、1月末に商品が完成しました。開発過程では、試作品の試飲会を行って、味の方向性を検討しました。


SEED BAGEL とのオリジナルベーグル開発
ニセコ高校で栽培したイチゴやさつまいもを使ったベーグルをSEED BAGELと開発、JR特急ニセコ号で車内販売。
すぐに売り切れるほど好評でした。12月の「NISEKO クリスマス」でも販売し、大盛況となりました。



改革のスケジュール
2023年度:新しい学校像の検討、総合学科の系列・教育課程等の検討、コアとなる学びの検討
2024年度:総合学科の教育課程等の決定
2025年度:総合学科の生徒募集、入学者選抜
2026年度:総合学科1年生、農業科2~4年生
2027年度:総合学科1・2年生、農業科3・4年生
2028年度:総合学科1~3年生、農業科4年生


過去5年間の入学者数の推移
2024年度入学の出願者数は定員を超える45人に!(入学者は4月確定)


現在の学年ごとの生徒数
資料:ニセコ町教育委員会


これからの
ニセコ高校を
みてみよう!


これからのニセコ高校


ニセコ高校は、2026(令和8)年度から「進学型単位制総合学科」へ変わります。
進学型単位制とは、自分の進路に対応できる科目を自分で選択できる制度です。
総合学科は、普通科の科目(5教科)に加えて、自分の興味関心に合わせ、自分の学びを自分でつくるため、普通科の科目と専門的な科目両方を選択して学ぶことができるしくみです。
さらに、グローバルなニセコ町を学びのフィールドとする「国際教育」を特色とした新しい学校に生まれ変わります。


1、教育課程の見直し
教育課程を変更し、普通教科の教育を充実するとともに、課題研究において普通科で実施する「総合的な探究の時間」と同様の学習成果が得られるよう、地域課題を解決する探究活動に取り組みます。
これまでは、持続可能な地域づくりの探求に取り組み、その発展的な学習として、道外でのリーダー研修などに取り組みました。


2、校内留学施設「英語村」(仮称)
世界の言語や文化と出会いやすい環境を作るために、校内留学施設「英語村」(仮称)の設置を計画しています。 昨年11月には、町国際交流員(CIR)と生徒が一緒に、連携する京都市立日吉ヶ丘高校の英語村の視察を行いました。 
※「英語村」とは、国内にいながら外国とほぼ同様な環境で英語学習できる施設


3、学習支援アプリ
生徒一人ひとりの学習進度や進路選択に合わせた学習を進められるよう、オンライン学習教材「スタディサプリ」と「ロイロノート」を導入しました。
基礎・基本の学び直しから大学受験まで、一人ひとりが自律的に学習できるようにしています。
授業や冬休みの課題などにも活用しています。


4、高大連携・高校間連携の充実
他の高校や大学との連携を充実させることで、学校の教育力を大きく向上させることができると考えています。
また、高校間連携によって、国際教育やアントレプレナーシップ教育を充実させることができます。
〇主な連携大学・高校
小樽商科大学、麗澤大学、豪州マードック大学、札幌国際大学、品川女子学院、京都市立日吉ヶ丘高校など


5、小樽商科大学サテライト
ニセコ町は、持続可能な地域社会の発展や人材育成などを目的に、小樽商科大と包括連携協定を締結しています。
今後も連携し、アントレプレナーシップ教育など魅力ある教育プログラムを実施する予定です。
※アントレプレナーシップとは、社会の課題に対して新しい解決策を打ち出し、リスクを恐れずに立ち向かっていく精神・姿勢


6、新寮の建設
1990(平成2)年に、新校舎とともに遠隔地者寮「希望ヶ丘寮」が完成。
建設当時から32年の月日が経ち、施設の老朽化が顕著になっています。
また今後、全国からの入学希望者数の増加が見込まれる状況です。このことから、新寮の建設に向けて、寮の規模や建設場所について、機能性や公共性などに配慮しながら検討を進めています。



令和5年度ニセコ高校活動報告会
1月26日(金)に、ニセコ高校の活動報告会が開催されました。
地域活性化のための観光教育推進事業や各専攻班の探究活動の報告、農業クラブ執行部の新たな活動の発表など、今年度取り組んできた活動を生徒が主体となって報告しました。当日は、約20人が参加しました。



ニセコ高校の活動が応援されています!

1、ニセコ高校の教育プログラム「シビックプライドを持ったグローバル人材の育成~ニセコと世界の境界線を溶かしていこう~」が、2023 三菱みらい育成財団の「心のエンジンを駆動させるプログラム」の研究助成に採択されました。


2、「持続可能な観光教育」の実践を中核とする地域コンソーシアムが、観光庁の「地域活性化のための観光教育推進事業」に採択されました(全国で3地域採択のうちの1つ)。
2月8日(木)には、東京都で開催された全国シンポジウムにて、生徒が取り組んできた活動の発表を行いました。


ニセコ高校にかける思い

ニセコ高校と深くかかわりのあるみなさんに、ニセコ高校の魅力やこれからのニセコ高校に期待することなどをインタビューしました。



多様な価値観を共有できる学校を実現したい

ニセコ高校 校長 本谷 一さん
理科の教諭として、紋別北高、中標津高などに勤務。道教委指導主事を経て転職し、京都市立塔南高校教頭・副校長、京都市立日吉ヶ丘高校長などを経て、令和5年4月より現職。

 2026年度からの総合学科転換に向け、教育方針や生徒像などの目標を明確にしました。
今年度始めた新しい取り組みにより、学校全体に前向きで主体的な機運が生まれています。
生徒の良さを伸ばすためには、生徒が希望する学びを実現できるよう活動資金を確保し、自ら成長できるような学校風土をつくることが大切です。
ニセコ高校には多くの学びのチャンスがあり、世界とつながる実感を持ちながら学ぶことができます。
 ニセコ町には、多くの外国人と直接対話できる環境があります。加えて、ニセコ町の国際性に興味を持つ提携大学の外国人留学生と生徒が協働して学ぶことで、リアルな国際教育が実現できると思います。
また、学校と地域が一緒に生徒を育てるのがニセコ高校の大きな特色です。
地域のみなさんは、学びの機会をたくさん作ってくださいます。これこそが、ニセコ高校の魅力です。
 ニセコ町の国際性を生かし、それぞれのバックボーンを持つ人たちがニセコ高校に集うことで、全国や海外とつながることができる面白い学びの環境を作っていきたいと考えています。多様性を大切にし、多様な価値観を共有できる学校を実現していきたいです。


生徒の挑戦を、先生たちは応援します

ニセコ高校 教諭 川岸 賢司(かわぎし けんじ)さん
数学教諭。ニセコ高校6年目。教務部長

ニセコ高校は、この国際性豊かなニセコ町にあり、日ごろからたくさんの地域の人に応援していただいています。
このことがニセコ高校の大きな財産だと思います。
入学当初はなかなか自分の意見を発言できないような生徒も、卒業するころには、人前で堂々と発言できるようになっています。このような成長が見られるのは、地域の人と交流し、教室の外でさまざまな経験をすることができるからだと思います。
以前、私は地域の人に「高校生がもっと町に出てきて学習してくれたらうれしい」と言われたことがあります。
今年度は、地域に関する探究活動をこれまで以上に充実させていくことに取り組んでいます。
ニセコ高校は現在、大きな変革期にありますが、新しいニセコ高校が地域の人や生徒、保護者、教員などの思いを実現した学校になってほしいと思っています。
そのために私たち教員も頑張りたいと思います。ニセコ高校には、さまざまな経験をするチャンスがたくさんあり、それを後押ししてくれる先生もいますので、生徒には安心していろいろなことに挑戦してほしいです。



この3年間の経験が自分自身の成長につながった

ニセコ高校 3年生 長谷川 凜(はせがわ りん)さん
(グローバル観光コース)

4年生に進級すると、マレーシアで実践的な研修を積むことができ、観光を深く学べるということが決め手でニセコ高校に入学しました。
普段の取り組みの中で、地域の人が積極的に高校生と関わってくれようとしていることを感じます。
地域の人と協働で取り組むイベントなどを通し、自分もニセコ町の一員として町の活動に関われていることがうれしいです。
たくさんの人が関わって一つのものが成り立つということが高校生のうちに実感できるのは、町のアットホームなコミュニティがあるからこそだと感じています。
私は、ニセコ高校ならではの特色ある授業や研修などに自主的に参加したことで、物事を見つめる視野が広がりました。ニセコ高校での経験が自分自身の成長につながったと実感しているので、後輩たちには私と同じような経験をして、成長していってほしいです。さらに、今目指しているニセコ高校の姿を実現してほしいです。


ニセコ高校魅力化検討委員会委員
高井 啓さん (ニセコ髙橋牧場)

ニセコ高校とは、インターンシップの受け入れや商品のコラボなどで深い関わりがあります。
魅力化検討委員会では、どういう学科にしていくか、どういう生徒に育てたいか、目指す生徒像など、ニセコ高校の将来について考えています。
ニセコ高校の生徒には、型にハマらず、時代に合った生き方で、どんなことにも柔軟に対応できる臨機応変さを大事にしてほしいです。
みなさんも、地域とともにあるニセコ高校・生徒と関わってみませんか。


ニセコ高校魅力化検討委員会委員
本間 泰則さん (ニセコワイナリー)

私たちは8年間にわたり、ブドウの植え付けからワイン醸造までを生徒たちに体験してもらう学習の機会を提供してきました。
さらにインターン生には、ワインツーリズムやビジネスも学んでもらいました。
この取り組みは、地域の資源を生かし、未来のグローバル人材の育成を目指すニセコ高校の新しいカリキュラム作りにも大きく貢献しています。
私たちニセコワイナリーは、さらなる協力を惜しみません。


ニセコ高校希望ヶ丘寮管理人
鈴木 弘文さん

希望ヶ丘寮が始まった当初から今まで、寮生の食事を提供し、寮の施設管理に従事してきました。
今年で30年余りになりますが、毎年子どもたちの成長を見るのが楽しく、やっててよかったと思える瞬間がたくさんあったので、ここまで続けることができました。
卒業後も寮生が会いに来てくれて、近況報告をしてくれるのがうれしいです。
これまで寮生からもらった寄せ書きやプレゼントは、私にとって大切な宝物です。



ニセコ町のまちづくりとニセコ高校は、密接なかかわりの中で、ともに歩み続けてきました。
ニセコ町ならではの地域性が、ニセコ高校の学びの資源となり、生徒の主体的な行動力につながっているのだと思います。
ニセコ高校は、これまでつないできた地域との絆を継承し、まちづくりの担い手となる「シビックプライドを持ったグローバル人材」の育成に向けて今、新しい挑戦をしようとしています。
「地域に育てられ、地域とともに成長する」それが、ニセコ高校です。
ニセコ高校公式SNS
〈参考文献〉
・ニセコ高校ホームページ
・ニセコ高校入学生学校案内パンフレット
・ニセコ高校教育発表会資料




 

まちの話題

みなさんの地域や職場の話題などありましたら、広報担当(TEL.0136-44-2121)までお気軽にご連絡ください。


絵本を介して世界観を広げよう
国際交流イベント「第10回絵本ワールド」

町では、2月3日に町民センターで「第10回絵本ワールド」を開催しました。
会場には、200冊以上の海外の絵本や大型絵本がずらりと並べられ、約130人の来場者が世界各国の絵本を楽しみました。
多言語の読み聞かせやバティック体験(マレーシアなどの伝統的な染色体験)、あそぶっく人形劇団によるパネルシアター、ニセコ高校生による音楽とダンスパフォーマンスなど盛りだくさんの内容で、会場は盛り上がりました。
多言語朗読「ウッドリーのわんダフルな冬の冒険」では、執筆者である倶知安町在住の絵本作家ダン・ピアシーさんが英語の朗読で参加し、絵本作家本人による貴重な読み聞かせの機会となりました。

「ウッドリーのわんダフルな冬の冒険」は4か国語で読み聞かせをしました

バティック体験に夢中の子どもたち

表現力豊かなパネルシアターで観客を魅了




書道家から学ぶ
ニセコ小学校書き初め

ニセコ小学校では、1月23~24日に書き初めの授業が行われました。
町内の書道家、小貫敬さんが学校支援ボランティアとして講師を務め、書道の基礎・基本や書く時の注意点などを教えました。
児童たちは、とめ・はね・はらいを意識することなど、小貫さんから教えてもらったポイントをおさえ、丁寧に書き初めをしていました。

書く時の注意点を実演しながら教えていました




4年ぶりの交流を楽しむ
寿大学・老人クラブ合同新年交流会

1月18日に町民センターで、寿大学学生自治会・老人クラブ連合会合同新年交流会が開催されました。
交流会では、みんなで食事をしながら新年の挨拶をしたり、抱負を述べたりしていました。
最後には、体を使ったじゃんけん大会が行われ、参加者全員へ景品が渡されました。

42人が参加し、新年の交流を深めました



冬の生活を安全に
雪崩事故防止の授業

1月18日に近藤小で、小学5~6年生を対象に、雪崩事故防止の授業が行われました。
ニセコ雪崩調査所所長の新谷暁生さんによる雪崩事故防止の取り組みや捜索の実際などの話の後、倶知安警察署の山岳救助隊から冬山装備や捜索に使う道具の説明がありました。その後、児童たちは、実際に装備を手に取ったり、雪崩ビーコンを使ったりしました。

新谷さんは1994年から「なだれ情報」を発信



脱炭素で地域を豊かに
第218 回まちづくり町民講座

町では1月25日に、「世界での気候変動の議論と地域での脱炭素の取り組み」に関する町民講座を開催しました。
地球環境戦略研究機関(IGES)上席研究員の藤野純一さんから、昨年アラブ首長国連邦で開催されたCOP28での世界における議論を説明いただいた後、「脱炭素先行地域」などに選定されている岡山県西粟倉村地方創生特任参事の上山隆浩さんから、同村での森林を活用した脱炭素の取り組みの紹介がありました。
講演後は、お二人と山本副町長の3人で脱炭素に取り組む意義などが議論されました。

役場職員を中心に約20人が参加




ニセコ高校の未来を見据えて
第219 回まちづくり町民講座

教育委員会では1月30日に、「ニセコ高校とまちづくり」に関する町民講座を開催しました。
はじめに、これまでの検討経過や概要について紹介し、その後魅力ある新しい学校づくりに向けた生徒寮の必要性や寮整備基本計画について説明しました。
意見交換では、新しい寮の規模や建設場所のほか、6人単位で共同生活するユニット形式のメリットや地域とのつながりについて話し合いが行われました。
希望ヶ丘寮は、建設から32年の月日が経ち、施設の老朽化が顕著になっています。

寮の規模や場所の検討を進めています




期待がいっぱい!
小学校1日体験入学

2月1日にニセコ小と近藤小で、春から小学校入学予定の幼児の一日体験入学が開催されました。
ニ小では、1年生と交流しながら国語と算数の勉強を体験。近藤小では、1年生と風車を工作。お昼は親子で給食を食べました。

図形のマグネットでいろいろな形をつくりました(ニ小)

1年生になったらこんなことを勉強するよ(近藤小)




こころにともすきぼうのあかり
シーニックナイト2024
2月3、4、10、11日の4日間にわたり、綺羅乃湯周辺で「ScenicNight 2024 in Niseko」が開催されました。
連日午後5時に「NISEKO」の文字にキャンドルが灯され、綺羅乃湯駐車場を明るくライトアップ。
最終日の11日午後7時には65発の花火が打ち上げられ、訪れた人の温かな拍手で幕を閉じました。

雪壁面に光る「NISEKO」の文字が美しい




ニセコ町の未来を考える
第220回・第221回まちづくり町民講座

町では2月13日に、第6次総合計画についての説明と意見交換を行う町民講座を午後と夜間の2回行いました。
夜間の回は第3次環境基本計画との合同開催です。
総合計画の説明では、アンケートやワークショップから見えてきた基本目標やそれぞれにひもづく施策、パブリックコメントについて案内。環境基本計画の説明では、アンケート結果や担当課への聞き取りから、設定した施策についての紹介などがありました。
会場からは、除排雪や水資源保護、脱炭素に向けた施策など、多くの意見が出され、参加者数は午後と夜間合わせて14人と多くはないものの、内容の濃い議論となりました。

総合計画の基本理念は「こども未来共創都市ニセコ」

環境基本計画の基本理念は「水環境のまちニセコ」を継続

みんなのページ

町民みなさんの参加ページです
お便りをお待ちしています!

企画環境課広報広聴係まで
TEL.44-2121 FAX.44-3500


ニセコふぁん通信 vol.79

町民による町民のためのコーナー
あなたもレポーター活動をしてみませんか?みなさんの参加をお待ちしています

今月のレポーターは「松田裕子さん」です。地域の歴史を伝える雑誌「By Way 後志」の編集長を務めています。



地元に学ぶ
以前、水俣市から吉本哲郎氏を講師に招いて、ニセコの地元学が数年にわたり開催されていたことがある。
生まれ育っても、また永く住んでいても、案外足元を見ていないものだ。
毎日通る道も、歩いて初めて気づきがあり、こんな所にと驚きがいくつもあった。
なかなか面白いもので、元から地元の歴史を知りたいと思っていたが、地元を学ぶことが体系化されていたとは。

40年くらい前、ニセコに住み始めたころから、地元の人たちと話をする機会があり、美味しいお漬物をいただきなが
ら、若かりしころの有り様を聞かせてくれた。
時にはサスペンスドラマさながらの事件だったり、ワクワクしながら時間が経つのも忘れて聞き入っていた。
昔は、我が家から羊蹄山に向かって40軒ほど家があって、冬場は馬そりを使って近藤小学校まで子どもたちを送って
いたらしい。冬になると、家の前の道を近くの人がばん馬の調教にと、馬そりを引かせていたのが懐かしい。
来た当初は、周りに家はなかったが、今では随分増えてきている。
家を建てる前に住んだ町の中で親しくなった人は、「このあたりは昔3間の大きさの木が何町歩にもわたって広がっていて、伐採してようやく羊蹄山が見えた」と笑っていた。3間の大きさというと、1間が180センチなので、540センチ?
たしかに開拓当時の伐採した木の上に立っている人の写真を見たことがある。だとすると、案外本当かもしれない。
そんな話を聞きながら、どんな風景が広がっていたのかと想像するだけでも楽しい。多少の間違いがあっても笑える
話。100年後のニセコはどう変化しているのだろうか。



ニセコ高校農業クラブ


ニセコでの初めてのスキー授業
1年 会計 本庄 絢音

1学年で今年度初めてのスキー授業がありました。場所はニセコアンヌプリ国際スキー場です。
スキー、スノーボードのどちらかを選択し、生徒それぞれのレベルに合わせてチームを分けて、インストラクターの先生方から指導を受けます。
ニセコ高校の生徒の中には、スキー自体初めて滑る生徒もいるため、最初は不安そうな表情を見せていましたが、何回も滑り、3回目のスキー授業が終わった頃には、スキーとスノーボードの楽しさや魅力を知り、みんな達成感に満ちた表情を浮かべていました。
悪天候のため、なかなか思うように授業が進められない日もありましたが、ニセコが世界中から注目される理由、恵まれた自然環境について改めて知ることができたいい機会になりました。


<ニセコ短歌会>

シクラメン花弁そらして咲きほこる冬の窓辺のひときは明し   杉野 恒夫

クリスマスケーキ食べようとさそわれて何年ぶりにステキな夜を   林 ミヨ


<ニセコ俳句会>

雪原は 人影もなく 風とおる   工藤 有里子

戦の地 イブの神父の 白い息   重森 保子

平凡な 日々が幸せ 初日の出   巾下 正子

年用意 終へて報告 亡父亡母に   亀田 禮子
 

あそぶっくだより No.252

学習交流センター あそぶっく
■開館時間/午前10時~午後6時
■休館日/月曜日・最終金曜日・祝日・年末年始
TEL.0136-43-2155 FAX.0136-43-2156
https://asobook-lib.com/



お知らせ

アートロジィ・ワークショップ -4回目-
大人向け、表現アートワークショップを5月まで全6回で開催しています。
その5回目(4/11木)、6回目(5/9木)もまだ定員に空きがあります。お問い合わせください。
◆日時/3月14日(木) 午後6時半~午後8時
◆定員/大人15人 ※要予約
◆講師/むらまつまさこさん(グラフィックアーティスト)
◆場所/あそぶっく
※詳細はあそぶっく館内のポスター、HPをご覧ください。

本のリクエストをお寄せください
読みたい本があそぶっくで見つからない場合、本の申込書をスタッフに提出してください。
購入またはほかの図書館から借り受け、準備します。
貸し出し中の場合は、予約手続きをしていただければ、本が戻り次第連絡します。
また、あそぶっくホームページから貸出中の本の予約を行うことができます。それ以外の予約はカウンターで。
ご不明な点はあそぶっくスタッフに声をかけてください。

忘れ物はありませんか?
あそぶっくに来館時の忘れ物はありませんか? 今年度の忘れ物、落とし物は3月末で処分します。
心当たりのある人はご確認ください。


知っていますか?「図書館の自由に関する宣言」
「図書館の自由に関する宣言」とは、すべての図書館が果たすべき使命、日本国憲法で定められた「表現の自由」と
人々の「知る権利」を守り、実現させる機関でなければならないという理念を再確認するために発表されたものです 。
「図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。
2.すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利を社会的に保障することは、すなわち知る自由を保障することである。図書館はまさにこのことに責任を負う機関である。」

2項で「国民」と書かれていますが、5項では「すべての国民は、図書館利用に公平な権利をもっており、人種、信条、性別、年齢やそのおかれている条件等によっていかなる差別もあってはならない。外国人も、その権利は保証される」と記されています。
ニセコ町のように、さまざまな背景を持つ外国人や道内外からやってくる長期滞在者、観光客のみなさんが多い町では、まさにこの考えを念頭に、誰もが公平に利用できることを理念として図書館づくり、図書館運営をしていくこと
が重要になります。(館長・小坂みゆき)



展示

本の展示
2/29~3/28 もうすぐ春「桜」特集
雪深いニセコに住む人にとっても、長く厳しい冬の後にやってくる春は別格。
暦の上では春間近。春を思わせる「桜」の本を展示します。

趣味の展示
3/1~3/31 磯崎道佳さん(現代アーティスト)
2023年9月に有島記念館で開催したワークショップ「ニセコパーティ」の記録展示を行います。屋内外でコマ撮りしたアニメーションを展示します。


新着本紹介

実用書
国立がん研究センターの乳がんの本 改訂新版   小学館クリエイティブ
検査値をひとつひとつわかりやすく。   Gakken
眠れない日にふとんの中でできる 快眠1分マッサージ   永井峻


読み物
恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六)   佐伯泰英
老後をやめる 自律神経を整えて生涯現役   小林弘幸
ともぐい 河﨑秋子


児童書・絵本
地球のくらしの絵本 2 土とつながる知恵   四井真治
地球のくらしの絵本 3 水をめぐらす知恵   四井真治
星をつるよる   キム・サングン


新着本はこのほかにもたくさんあります。あそぶっくでご覧ください。

となりの協力隊 30.

隊員から、日々の活動を報告!
となりの協力隊 30.

私たち協力隊員の活動や人となりを町民のみなさんに知っていただくために毎月情報を発信していきます!


編集担当

〈3年目〉鈴木 健
〈2年目〉清部 陽介
〈1年目〉宮前 亜郷 伊丹 貴子
      日野浦 秀樹 村岡 修


協力隊の活動内容を紹介しています

ラジオニセコ
「Kira 綺羅Niseko」 内
「協力隊の、ニセコが好きだから~」
(毎週月曜午後3時20分~50分)
〈3月の出演予定者〉
3/4 新井 直人・ 清部 陽介
  11 鈴木 健・小倉 広大
  18 二見 ひろみ・齋藤 彩姫
  25 中村 尚輝・吹越 広一

SNS でも情報発信中!

Webサイト

フェイスブック

インスタグラム




卒隊特集

令和6年3月末で任期満了となる2人の隊員の挨拶を掲載します。


たくさんのご縁に感謝の3年間でした
鈴木 健 卒隊特集(神奈川県出身)
配属先/農政課林業サポート

農政課林業サポート配属の鈴木健です。この3月で地域おこし協力隊を卒隊することになりました。
地域のみなさまには大変お世話になりました。
私がニセコ町に移住してきた3年前は、コロナ禍の真っ只中で、町内のイベントのほとんどが中止となっていました。町民のみなさんと触れ合う機会もなく、今とはまったく違ったことを思い出します。
この3年間は、私にとって激動の3年間でした。日々取り組んでいた林業はすべてが未経験でしたが、多くのことを学びながら間伐や笹刈りなどの森林整備を行ってきました。
また、地域の子どもたちと一緒に、未来につなげる森づくりにも取り組むことができました。
卒隊後も引き続き、ニセコ町の森づくりに携わりながら、薪の販売や特殊伐採など林業に関わる活動もしていきますので、今後ともよろしくお願いします!


福田 ありさ
(岩見沢市出身)
配属先/ニセコこども館
ニセコ町でこれからも

長いようで短い3年間の協力隊活動が、もう少しで終わりを迎えようとしています。この3年間、たくさんの先輩を見送ってきて「今度は私が卒隊かぁ~」と今になってしみじみ感じています。
私が入隊した直後は、コロナ禍真っ最中で、特に大きなイベントなどもできないという状況でした。
しかし、3年目になるとようやくいろいろな活動ができるようになり、これから、という時に卒隊・・にはなりますが、後悔などはしていません。
配属先で3年間お世話になり、子どもたちからもたくさんのことを教わることができました。これからもこのニセコ町で生活をしていこうと試行錯誤しているところです。
ニセコ町での生活が楽しくなるよう、今まで以上に、頑張りたいです! 今までたくさんたくさんありがとうございました!


お知らせ

新しい仲間が加わりました!
新年1月より新しく仲間が加わりました。ぜひ温かくお迎えください!
これでニセコ町協力隊もなんと総勢30人!
 みなさまのアドバイスをいただきながら、みんなでより一層盛り上げてまいりますので、今後ともよろしくお願いします。

佐藤 恭華(札幌市出身) 配属先/ニセコ高校






全体活動レポート
1月実施

イベント支援
1月~2月 キッズパーク

ニセコ中央倉庫群で開催されたNPO法人ニセコ未来サポート隊主催のニセコキッズパーク。
協力隊は、開催前の遊具の設営、終了後の撤収のサポートを行いました。
当日は、こども未来課に配属の協力隊2人が運営を行いました。トランポリン、竹馬、三輪車、エアキャッスルなどの遊具を用意し、来てくれた人から感謝の言葉をいただいたり、子どもたちの笑顔を目にすることができ、大変充実した経験となりました。
寒冷地では、雪が降ると子どもたちの遊ぶ場所も限られてしまいますが、日常の運動不足をキッズパークで発散している子どもたちの光景を目にすると、冬季に屋内で楽しむことができるイベントが今後も必要だと感じました。(宮前亜郷)


1/12 おためし協力隊に4人が参加!

ニセコ町では、地域おこし協力隊への応募を検討している人が、実際にニセコ町に来て、地域おこし協力隊やニセコ町について知る「おためし協力隊」を実施しています。
今回もさまざまな地域から4人の参加がありました。
プログラム中に現役協力隊員4人との交流会が行われ、協力隊の全体活動や配属先業務、ニセコ町での生活のことなどさまざまな話をしました。
今回来てくださった人たちが、これをきっかけに、ニセコ町の魅力を実感し、応募を決めて仲間になってくれるといいなと思います。(伊丹貴子)


1/31 冬のかんじきチームビルディング研修

新隊員を対象に、ニセコの環境への理解を深め、チームビルディングに取り組むため、冬山を散策し、冬の自然を体感しました。
講師には、協力隊OBで合同会社エコモビリティ北海道の代表である小川氏を招き、計18人の隊員が参加しました。小川氏は普段、羊蹄山麓の自然を舞台にE-BIKEのレンタル事業やフットパスウォーク、かんじきツアーなどを行っています。
この日は小川氏の先導により、非日常の冬の森に入り、音のない世界に身を置くことで、参加隊員からはリラックスした表情がうかがえました。
午後は自然散策とはうってかわり、小川氏のニセコ移住の経緯や今後の展望などを聞き、新隊員も今後の身の振り方を考えるいい機会となりました。(佐藤圭馬)

にこにこ広場

このコーナーでは、子育てに関する
さまざまな活動や情報をご紹介します!

子育てトピックス

節分 幼児センター
季節の変わり目は邪気が入りやすく、豆をまいて邪気を払うために行うといわれる節分。
幼児センターでも、心の中に住んでいる泣き虫鬼、いじわる鬼を追い払いました。
今年も、年長組が鬼のお面を作り、立派な鬼役をしてくれました。
最後は、大人の鬼が登場して、年長児も一緒に新聞紙で作った豆をぶつけ、心の中のいじわる鬼や泣き虫鬼を退治しました。

心の中の悪い鬼を追い出すぞ!!



雪遊び おひさま
子育て支援センター「おひさま」では、お母さんたちと一緒に、幼児センターの園庭で雪遊びを楽しんでいます。
冬は室内での遊びが多くなり、運動不足になりがちですが、寒くても子どもたちは雪遊びが大好きです。
尻滑りをしたり、スコップで雪山やトンネルを作ったり、遊び方はさまざまです。
いろいろな形に変化する雪に触れることで、想像力も育ちます。
これからも雪遊びを楽しんでいこうと思います。

雪遊び楽しいよ!!



「おひさま」とは…親子で気軽に遊べて、友だち同士で、悩みなどを相談できるふれあいの場所です。(幼児センター内)



お知らせ


子育て講座

子育て講座「アクセサリー作り」を開催します

◆日時/3月14日(木) 午前10時~
◆場所/町民センター研修室1
◆講師/三谷 きよみさん
◆託児/子育て支援センター「おひさま」
◆材料費/1,500円
◆申込期限/3月7日(木)


おひさまにこにこ相談

おひさまにこにこ相談(保健師相談)を下記の日程で行います。
子どもの発達や予防接種、離乳食のことなど、子育ての悩みや疑問を相談してみませんか。
◆日時/3月13日(水) 午前10時~
◆場所/子育て支援センター「おひさま」


〈このページに関する問合せ〉
ニセコ町幼児センター「きらっと」担当/青木・佐藤
TEL.(代表)0136-44-2700 FAX.0136-44-2725


健康づくりだより vol.107

健康づくりだより vol.107

齋藤栄養士
保健福祉課健康づくり係
TEL.0136-44-2121


令和6年度各種健康診査の申し込みが始まります


健診は、自分の健康状態を知り、生活習慣を見直すきっかけとなります。
元気な生活を送るためにも1年に1回は健診を受けましょう。
町では、年間の健診申込みのとりまとめを行っています。健診申込書と日程表・説明書は、今月の行政推進員文書と一緒に配布しています。
受診を希望される人は、内容を確認して3月19日(火)までに申し込んでください。

選び方のポイント
1、町民センターで行う健診、または各施設に行って一度に受ける人間ドックがあります。
2、男女ともに30歳になったら各健診を受けられます。
3、がん検診は、医療保険に関係なく受けられます。
4、40歳から74歳の国保加入者は人間ドックも受けられます。
5、社会保険のご家族の人は、特定健康診査を受けることができます。
6、4月1日現在で、がん検診無料クーポン券の対象の人には、5月にお届けします。

オンラインによる申し込み
各種健診は申込書による受付以外に、電話、パソコンやスマホによるオンライン申し込みが可能です。
いつでも、どこでも、時間を気にせずに申し込みができます。
二次元コードを読み取るだけで専用のページへアクセスでき、必要事項にチェックを入れるだけで、申し込みが完了するのでオススメです。

綺羅ポイント付与します
ニセコ町が実施する各種健康診査を受診した町民のみなさんを対象に1人1,000ポイント(1,000円分)付与しますので、ぜひご利用ください。
詳細につきましてはお問い合わせください。
■問合せ/保健福祉課健康づくり係 TEL0136‐44‐2121


外来医療費区分

悪性新生物
生活習慣病
その他

生活習慣病を発症すると、高額な医療費がかかるかもしれません。
検診は手軽にできる生活習慣病予防対策です。家族みんなで受診しましょう。

令和4年度(累計) 医療費分析 北海道国保連合会データより


くらしの情報

お知らせ

★引っ越しの多い季節です

転居手続きの確認

春は進学や就職、転勤などにより引っ越しをする人が多い時期です。
引っ越しをするときは、さまざまな手続きが必要です。
手続きをしないままでいると、必要なサービスを受けられなかったり、お知らせなどの書類が届かなかったりします。お忘れのないようにご注意ください。


住所の変更・印鑑登録

引っ越しをするときは、住所変更の届け出をしなければなりません。また、町外に転出するときは、町が発行する「転出証明書」を持って、引っ越し先の市区町村で転入の手続きを2週間以内に行ってください。
マイナンバーカードをお持ちの人は、便利なオンラインサービスもご利用ください。
・マイナポータル上の引っ越し手続き
・デジタル庁政策ページ「引っ越し手続きオンラインサービス」
・「スマホ用電子証明搭載サービス」
なお、印鑑登録は転出と同時にその市区町村での登録が廃止となります。
印鑑登録が必要な人は、転入先の市区町村で改めて登録手続きが必要です。
マイナンバーカードをお持ちの人は、手続きの際にお知らせください。

水道・下水道
役場で住所変更や廃止届けの手続きを行ってください。
なお、水道管凍結の恐れがありますので、必ず水落としをしてください。
水道、下水道の手続きをしないままにしていた場合、使用していなくても基本料金などを支払わなければなりませんので、手続き忘れなどに十分ご注意ください。

年金・国民健康保険・障がい者手帳など
国民年金、国民健康保険に加入している人、障がい者手帳を持っている人は役場で手続きをしてください。
厚生年金や社会保険に加入している人は、職場に連絡をしてください。

電気・ガス・電話・郵便
それぞれの会社に直接連絡をして、変更の手続きをしてください。
■問合せ/住所変更・印鑑登録・国民年金/町民生活課住民係 担当=工藤・髙橋
水道・下水道/上下水道課維持係 担当=重森・野堀
国民健康保険/保健福祉課保険医療係 担当=八木・王
障がい者手帳/保健福祉課福祉係   担当=尾崎・中川
いずれも TEL0136-44-2121



まちの事件簿

ニセコ町
防犯協会

事件

盗難事件など2件
温泉施設において現金が盗まれる事件がありました。
公共施設のトイレ内において窓を損壊される事件がありました。

交通事故

道道の交差点において出会い頭の人身事故が発生しました。

倶知安警察署/TEL 0136-22-0110


★令和6年度設置分です
浄化槽設置整備費補助
町では、令和6年度に町内の個人住宅で、くみ取りや単独処理浄化槽から新たに合併処理浄化槽に切り替える人に対して、設置工事費の補助をします。
申込用紙は、町民生活課または町ホームページにありますので、令和6年度に合併処理浄化槽へ切り替えを予定している人はお申し込みください。
なお、補助金額や対象となる要件として、浄化槽の大きさや工事の内容などの
条件がありますので、詳しくは直接お問い合わせいただくか、町ホームページをご覧ください。

●補助対象
・公共下水道および農業集落排水処理施設の処理区域外であること
・町税や公共料金などを滞納していないこと
・住宅の所有者が個人でニセコ町住民として居住しているか、転入して5年以上居住することが明らかであること(住所移転の手続きが必要)
・事業所、販売目的とした住宅でないこと
・「補助金交付決定通知書」(補助金交付申請の後に発行)の前に工事に着手した場合は、補助対象となりませんのでご注意ください
■受付期間/3月11日(月)~ 3月25日(月)
■その他/新しく建てる住宅に設置する浄化槽の補助については、令和5年度で終了しました。
■問合せ/町民生活課町民生活係 TEL 0136-44-2121 担当=松澤・金子


★申し込みをお忘れなくし尿くみ取りの受付開始
令和6年度のし尿くみ取り(し尿収集)の申し込みを受け付けします。
詳しくは、今月の行政推進員文書でお知らせしますので、各自治会で取りまとめ、3月18日(月)までに申し込みしてください。
今回申し込みせず、年度内(令和7年3月まで)にくみ取りが必要になった場合は、直接収集業者へ連絡してください。
■収集企業/有限会社 塚越産業 TEL 0136-44-2630
■申込み・問合せ/町民生活課町民生活係 TEL 0136-44-2121 担当=松澤・金子







佐藤弁護士のくらしのお悩み
解決します!

●今月のテーマ
その「いいね」、本当にいいの?

最近、SNSで他人を中傷する書き込みに「いいね」を押したことについて、損害賠償を認める判決が確定したという報道がありました。
この裁判の一審では、「いいね」にもいろいろな意味合いがあることなどを理由に損害賠償を認めませんでしたが、二審では、「いいね」というのは書き込みに好意的・肯定的な意味合いがあるなどの理由で、逆転して損害賠償を認めたものです。
もちろん、この判決がすべてのケースに直ちに当てはまるものではありません。
つまり、書き込みの内容はもちろんのこと、中傷された人との関係、「いいね」を押した人の立場やフォロワー数などの影響力など、さまざまな事情を考慮しての結果だといえます。
これまで、SNSに他人を中傷する書き込みをすることが名誉毀損に当たる場合があることは一般的に認識されていましたが、「いいね」を押すだけで名誉毀損に当たるかどうかについては、見解が分かれていました。
「いいね」は、SNSに書き込むよりも簡易かつ即時的に可能です。
そのため、深い考えもなく押してしまうこともあるかもしれません。
しかし、その「いいね」が誰かを傷つけているかもしれないことを冷静になって考えてから押すべきだといえます。

パークフロント法律事務所ニセコ事務所
ニセコ町字本通141番地
TEL 0136-44-3800 FAX.0136-44-3801




町営住宅に空き室があります

種類  団地名  形式  構造  家賃目安最低~最高  駐車スペース
公営住宅(世帯用) 西富団地2号棟101号室  2LDK(63.66平方メートル)昭和55年建設 (収入等で変動) 簡易耐火平屋  8,700~38,400円  有

特定公共賃貸住宅 (世帯用) のぞみ団地2号棟102号室  3LDK(73.9平方メートル)平成8年建設  耐火二階  63,000円(車庫代3,000円含) 有

●受付期間/3月1日(金)~3月15日(金)
●入居資格・申込方法/詳しくはお問い合わせください
■町営住宅に関する問合せ/都市建設課住宅管理係 担当=小貫・佐々木


★お済みですか?
確定申告の受付中です
現在、役場では確定申告を受け付けています。

重要なお知らせ

役場での申告は事前予約が必要です
役場での確定申告は希望する日時を事前に予約のうえ、お越しください。
なお、事前予約は希望日の前日までに電話またはメールでご連絡ください。
役場での受付期間は3月15日(金)で終了します。受付終了間際は混雑が予想されますので、お早めにご予約ください。
  TEL 0136-44-2121 メールアドレス/zeimu@town.niseko.lg.jp
※税務署で申告する場合は、事前予約ではなく「入場整理券」を事前に取得する必要があります。
申告が遅れると、町道民税(住民税)や国民健康保険税の税額が年度の途中で変更となる場合があるほか、所得証明などの税に関する諸証明が、年度当初に正しく発行できない恐れがあります。
そのため、還付申告を除き、申告が必要な人は早めに申告してください。




自宅のパソコンやスマホからでも確定申告はできます

ご自宅のパソコンやスマホから、インターネット経由で確定申告などができる仕組みがe‐Taxです。
  e-Taxの場合、税務署や役場で申告するよりも次のような利点があります。
・ご自宅で確定申告が済ませられる
・いつでも申告できる
・添付書類(生命保険の証明書など)の提出が不要
・還付が早い(3週間程度)
e-Taxは、毎年便利で手軽に利用できるよう進化しています。この機会にぜひ利用ください。
■e-Tax利用方法/まずはインターネットで「e-Tax」と検索
■問合せ/税務課 TEL 0136-44-2121



自衛官採用のお知らせ
●予備自衛官補
・受験資格/一般:18歳以上52歳未満の人技能:18歳以上で国家免許資格などを有する人
・受付期間/1月10日(水)~4月4日(木)
・試験日/4月6日(土)~21日(日)のいずれか1日
●一般曹候補生(第1回)
・受験資格/採用予定月の1日現在18歳以上33歳未満の人
・受付期間/3月1日(金)~5月6日(月)
・一次試験日/5月17日(金)~26日(日)のいずれか1日
・二次試験日/一次試験合格通知でお知らせします。
試験日につきましては変更の可能性がありますので、詳しくはお問い合わせください。
■問合せ/自衛隊札幌地方 協力本部倶知安地域事務所 TEL 0136-23-3540 または自衛官募集相談員 下口 登さん TEL 0136-44-2177





追跡! vol.38
まちづくり会社の活動!


雪あそびイベントを開催しました!
1月28日に、ニセコミライで雪あそびのイベントを開催しました。
このイベントは、前回の冬に開催した際も大変好評で、地域のお子さんやご家族、町外や観光で滞在されていた人など、たくさんの人たちが参加してくれました。
今回もニセコミライの広大なスペースを生かして、除雪で溜まった雪山でのソリすべりや、雪だるま・かまくらづくり、色水を使った雪上のお絵かきなど、さまざまな雪あそびを楽しみました。
子どもたちのアイデアや行動はすごく自由・大胆で、そういう遊び方もあるんだな~と、見ていてとても面白かったです。
そのほか、雪の掘りゴタツやドリンクバースペースも作り、雪遊びの合間に甘酒や温かい飲み物を飲んで、ほっこりあたたまる休憩タイムもありました。
今年もたくさんの人にご参加いただき、ありがとうございました。
次回のイベントは、3月24日(日)の午後にニセコミライ周辺でのスノーシュー散策を予定しています! イベントの詳細については、町内各施設に掲示しているチラシやニセコまちのSNS(Facebook)・HP などをご覧ください。みなさまのご参加をお待ちしています




戸籍の証明書の請求
が便利になります!
令和6年3月1日から、本籍地が遠方にある人や、相続などの手続きに必要な戸籍が全国各地にある場合、最寄りの市区町村窓口で請求することができるようになりました。
■広域交付制度のポイント
・戸籍証明書などを請求できる人が、戸籍担当窓口で請求する必要があります。(郵送や代理人による請求はできません)
・窓口にお越しになった人の顔写真付き身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)の提示が必要です。
・コンピュータ化されていない戸籍証明書は、請求できません。
■戸籍を請求できる人
・夫または妻(配偶者)
・父母、祖父母など(直系尊属)
・子、孫など(直系卑属)
※きょうだいの戸籍証明書などは請求できません
ほかにも便利な制度が始まります。詳しくは法務省ホームページでご確認ください。
■問合せ/町民生活課住民係 TEL 0136-44-2121 担当=工藤・髙橋
高齢者の住宅前の除雪費用の一部を助成します
町では高齢者世帯を対象に、住宅前通路の除雪を除雪業者などに依頼している費用の一部を助成します。
除雪費の助成を受けるためには、令和6年3月22日(金)までに除雪契約書と領収書を添えて、保健福祉課に申請をしてください。
申請書を確認した後、指定された金融機関へ助成金を振り込みます。
なお、この助成の対象になるかどうかご不明な場合はお問い合わせください。
■対象者/ニセコ町に住所がある70歳以上の高齢者のみの世帯で、世帯員全員が住民税非課税であること
■対象事業/対象者が居住している玄関までの住宅前通路の除雪を除雪業者などに依頼しているもの(屋根の雪下ろしや、家のまわりの排雪などの費用は対象外です)
■助成額/契約額が5万円を超えた場合のみ、超えた金額の3分の2を助成します。助成限度額は5万円です(千円未満端数切捨て)

〈例〉 費用75,000円の場合
(75,000円-50,000円)÷2/3  =16,666円(端数切捨て)
助成額 16,000円


■問合せ/保健福祉課福祉係 TEL 0136-44-2121 担当=尾崎・中川




第2弾!北海道お米・牛乳子育て応援事業

道では、平成17年4月2日から令和6年4月1日までに生まれた子どもがいる道内の子育て世帯に、北海道産のお米や牛乳が購入できる商品券などを支給する「北海道お米・牛乳子育て応援事業(第二弾)」を1月26日から実施しています。
■内容/1世帯当たり 5,160円相当で
<1>3,960円分のお米券と1,200円分の牛乳贈答券のセット
<2>米と牛乳を購入できる5,160円分の電子クーポン
<3>北海道産米「ななつぼし」10kgから選べます。
■申込期限/令和6年4月30日まで
なお、第一弾の支給品を受給されている世帯で、住所や家族構成に変更がない場合、本人確認書類不要の簡易申請が可能です。
  詳細は、1月下旬に郵送されたダイレクトメール(はがき)をご確認ください。
※第一弾の登録住所から転居されている世帯には、ダイレクトメールが届きませんのでご了承ください
■問合せ/北海道お米・牛乳子育て応援事業事務局コールセンター TEL 011-350-7371(午前9時~午後5時)北海道ホームページ・申請/




訂 正
広報ニセコ2月号6ページ「まちづくり懇談会を開催しました」に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
町内会の記述部分
(誤)町内会の未加入者も使うゴミステーションには、町内会加入者の人数ではなく、実際にゴミステーションを利用する人数をカウントして、地区に活動費を交付している。
(正)ゴミステーションを利用する人数に応じた活動費の交付はありません。町では、自治会の地域活動を支援し、コミュニティの活性化を推進するため、地域自治振興交付金を交付しています。




イベント
「新品よりもずっといい」衣類をより長く使っていくためのイベント

ニセコ町は、環境負荷の軽減を図り、持続可能な地域づくりに取り組んでいます。
このほど、パタゴニア社にこの町の取り組みに共感いただき、パタゴニア社が全国で開催してきた「WORN WEAR SNOW TOUR」が、ニセコ町で開催されることとなりました。
このイベントは、衣類を修理しながら長く使うことで、環境負荷軽減にみんなで取り組んでいくことを啓発するものです。
会場では、無料の衣類修理(どのブランドも可)やメンテナンス講座、リペアパッチによるセルフリペアなどを行うほか、イベントに関連した町内事業者(ニセコグローブ、クマゲラ製作)の出展もあります。
多くのファミリーにも来場いただきたく、子ども向けの企画として、地域おこし協力隊による子ども向け体験のほか、絵本コーナーなどもあります。
また、数に限りはありますが、中古品販売も行います。
この売上は全額寄付され、町の子ども向け無料スキー道具貸出品の整備など、地域のスノー文化振興に役立てられます。
なお、会場付近の駐車スペースが限られているため、町民センターと中央地区を往復するバスを運行(20分間隔)しますので、車でお越しの人は、町民センター・役場駐車場をご利用ください。
また、できるだけ乗合いや公共交通の利用にご協力ください。
※会場でのフード・ドリンクの販売はありませんのでご留意ください
■日時/3月10日(日)午前11時~午後5時
■場所/ニセコ中央倉庫群1号倉庫
■内容/衣類縫製修理(無料・要予約)、メンテナンスアドバイス、セルフリペア、リクラフテッド製品展示、町内事業者出展・展示、フィルム上映、子ども向け体験、絵本コーナー、トークイベント、中古品販売(クレジットカード決済のみ)
◎トークイベント
さまざまな自然のフィールドで活動されてきた新谷暁生(しんや あきお)さんとパタゴニア・グローバル・アンバサダーである玉井太朗(たまい たろう)さんの2人をお招きして、思い出の1着やその衣類と過ごしたストーリーなどについてうかがいます。
■入場/無料、申込不要
※主に地域住民を対象としたイベントです
■駐車場/町民センターと中央地区を往復するバスを運行(20分間隔)します。
町民センター・役場駐車場を利用ください。
また、乗合いや公共交通の利用などにご協力ください。
■主催/パタゴニア
■後援/ニセコ町
■問合せ/パタゴニアカスタマーセンター TEL 045-435-6100
予約・詳細は こちら




みんなでSDGs

SDGsについて解説していく本コーナー。SDGsの掲げる17の目標のうち、
最後の17番目は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。
SDGsの目標は、とても幅広い分野にわたります。
その中で身近に存在する社会的な問題の中には、企業や個人それぞれの力だけでは解決できないことが多くあります。そんな時に有効になるのが、パートナシップで取り組むことです。
これにより、企業・専門家・自治体・学校など、それぞれの立場や強みを生かして課題解決に向き合うことができます。
ニセコ町でも「ニセコハートラボ」という取り組みを開始しました。少子高齢化が進む日本において、私たちニセコ町も例外ではなく、いずれは人口減少に転じることが見込まれています。
そんな中で、町では、ニセコ町の持続可能なまちづくりへの思いに共感してくださるみなさまと一緒に、安心して心豊かに暮らし続けられるまちづくりを目指そうとしています。
パートナーシップで大事なのは、私たち一人ひとりがSDGsの担い手だということです。SDGs実現のためにできることを考えついたら、ぜひ家族や友だち、地域の人たちと話して一緒に行動してみましょう。

ニセコハートラボHP



心の贈り物ご寄付をいただきました。
善意に感謝します

《ニセコ町社会福祉協議会受付分》
「妻が生前お世話になったお礼として」
元町親交会 堀田 信一 様
《ニセコ町役場受付分》
「地域振興型再生可能エネルギー事業に役立ててください」
株式会社アイネス様
「地域振興型再生可能エネルギー事業に役立ててください」
セコマグループ 株式会社北菱プリントテクノロジー様
「有効にお役立てください」 字元町 堀田 信一 様




令和5年度成人学級
4年ぶりに成人学級を開催します。今回は、小樽芸術村にある「似鳥美術館」の観覧です。
似鳥美術館には、横山大観や川合玉堂などの日本画や岸田劉生をはじめとする洋画が展示されています。
江戸時代の人気絵師たちによる浮世絵コレクション展も開催されています。
きっと一度は、目にしたことがある作品に出会えるのではないでしょうか。
当日は、バスで小樽・ニセコ間の送迎を行います。この機会にぜひ鑑賞してみませんか?
■日時/3月22日(金) 午前9時総合体育館集合
■見学先/小樽似鳥美術館
■対象/町内在住の成人
■参加料/960円(団体料金入館料)
※参加料は当日徴収します
※昼食は各自でご用意ください
※バスの都合上、定員(40人)となり次第締め切ります
■申込み方法/3月14日(木)までに教育委員会町民学習課(総合体育館内)へお申し込みください。
■申込み・問合せ/町民学習課町民学習係 0136-44-2034 mail:gakusyu@town.niseko.lg.jp 担当=亀山・小貫


募 集

猫の不妊去勢手術
2021年から毎年、ニセコ町内で猫の不妊去勢手術を行ってきました。
今年も、江別市の犬猫の不妊去勢手術専門病院Mobile VET Officeの大門先生に来ていただき、町内で猫の手術を予定しています。
また、猫の手術を手伝ってくれるボランティアを募集します。会場の設定、猫の体重測定、爪切り、耳掃除、器具の洗浄、見守りなどがあります。
■日時/5月の連休明けの週末を予定
※手術する猫の頭数によって日数の延長を検討します
■場所/字本通61番地(北海道信用金庫のすぐ近く)
■手術費/基本料金 雄猫 5,000円、雌猫 7,000~8,000円
※猫の状態が妊娠中か、ほかに治療や投薬が必要な場合もあり、費用が別途かかる場合がありますのでご相談ください
■主催/「猫と人の幸せな共生をめざして」未来のニセコを拓く会
■問合せ/さいとう TEL 080-3114-3145



国際交流通信 Vol.11
こんにちは!
2月3日に開催した「第10回絵本ワールド」は、成功裏に終わりました! 今回は、倶知安町在住の絵本作家ダン・ピアシーさんが執筆した「ウッドリーのわんダフルな冬の冒険」をメインブックとして、国際交流員たちが多言語で読み聞かせをしました。
ご協力いただいたみなさま、ご来場のみなさまに改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!



年金だより
国民年金保険料は口座振替がお得です
国民年金保険料の納付には、口座振替が利用できます。口座振替は、現金納付よりも割引額が大きい6か月前納・1年前納・2年前納や、毎月50円割引となる早割制度が用意されています。
口座振替を希望する人は、納付書または年金番号通知書、通帳、金融機関届出印を持って、ご希望の金融機関または最寄りの年金事務所へお申し出ください。
口座振替の用紙は役場にも用意しています。希望する人はお問い合わせください。
国民年金保険料は口座振替がお得です
■問合せ/年金ダイヤル TEL 0570-05-1165  町民生活課住民係 TEL 0136-44-2121 担当=山口・工藤



注意
雪解け水による「洪水」や「なだれ」などにご注意
春の訪れを感じる季節になってきました。一方で、山間部にはまだ多くの雪が残っており、季節の移り変わりに合わせて解けていきます。
雪解けの水が川に流れ込み、そこに雨が伴うと、川が増水して溢れることがあります。また、雪解け水が地中へ染み込むと傾斜地では土砂崩れを引き起こしやすくなります。雪解け水が地面と積雪の間に溜まると、山の斜面や雪の多い傾斜地ではなだれが発生しやすくなります。
気象台では、洪水災害、
融雪による土砂災害や浸水害、なだれが発生するおそれがある場合は、それぞれ「洪水注意報・警報」、「融雪注意報」、「なだれ注意報」を発表し、注意や警戒を呼びかけています。
お出かけの際には、ぜひ最新の気象情報をご確認ください。
■問合せ/札幌管区気象台 天気相談所 TEL 011-611-0170

文化
宮山登山会
有島地区にある通称「宮山」は、以前この場所に有島武郎が農場解放を宣言した弥照神社があったことから、こう呼ばれています。
有島記念館から宮山までを歩き、春の息吹と里山の風景を眺め、郷土の歴史に思いをはせてみませんか。
■日時/3月2日(土) 午前9時半 有島記念館集合
■所要時間/約2時間程度
■参加料/無料(要電話申込・定員15人)
※暖かく雪の中を歩きやすい服装で参加ください


映像上映会・里見弴特集
有島武郎の弟・里見弴原作、弴の息子である山内静夫製作作品を取り上げ、解説と上映を行います。
◎映画「秋日和」(総天然色)
■日時/3月2日(土)午後1時開演
■場所/有島記念館
■料金/無料(要電話申込・定員20人)
■出演/原節子、司葉子、岡田茉莉子、佐田啓二ほか
◎映画「彼岸花」(総天然色)
■日時/3月30日(土)午後1時開演
■場所/有島記念館
■料金/無料(要電話申込・ 定員20人)
■出演/山本富士子、有馬稲子、久我美子ほか
■解説/伊藤大介(当館主任学芸員)



有島記念館出張します
昨年に引き続き、札幌駅前地下歩行空間において、有島武郎とニセコとの関わり、有島記念館企画で今年発売される有島ゆかりの絵本などを紹介するパネル展を開催します。
■日時/3月14日(木)・3月15日(金)
■場所/札幌駅前地下歩行空間

浮世絵展
小樽芸術村の協力により、海外からニセコエリアに来訪した人に日本文化を知ってもらうための浮世絵(高精細レプリカ)の展示をします。
■日時/2月15日(木)~3月17日(日)
■場所/有島記念館
■料金/無料


ギター×詩朗読×墨書
ライブ「水が瞬くところ」
ニセコ生まれの三谷良典さんのギターなど音楽と朗読、墨のペインティングなどのすべてが即興のライブパフォーマンスをご覧ください。
■日時/3月17日(日)午後1時開演
■場所/有島記念館
■料金/入館料のみ(大人500円、高校生100円、65歳以上の町民無料)
■有島記念館の事業に対する問合せ・申込み/有島記念館 TEL 0136-44-3245 担当=伊藤・河野





こんにちは町長です

自由な風土
「どうすると地域は活性化するのか」とのテーマで、経済産業省の中に「ものづくり地域戦略会議」が設置され、私も全国から選ばれた
12人ほどの委員に任命された。全国各地の活性化事例を視察し検討する会議で、私は半分程度しか出席できなかったが、現地を見る貴重な機会を得た。
活性化されているとの評価地域は、いずれも運動量(=交流人口や相互移動交流)の多い地域であった。高齢化などの年齢はあまり関係がないことがわかった。人々が自由に発言し、行動することを許容している「自由な風土」が挑戦者を育て、地域の活性化の土壌となっているように私には感じられた。まちづくりを自分事とし「自ら考え行動する」ニセコ人が増えつつあるように感じる今日この頃。
ニセコ町長 片山 健也

 

まちのカレンダー 3MARCH

右上かこみ記事 
3月は
上下水道料金の納期です
口座引落としは3月28日(木)上下水道料金の問合せ/上下水道課 TEL 0136-44-2121

左上かこみ記事
夜間、休日の救急・急病対応
倶倶知安厚生病院 電話0136-22-1141


6日(水)
●第1回ニセコ町議会定例会(予定)/役:10:00~
●対がん総合検診/札幌(バス):6:30~(町民センター出発)

7日(木)
●人形劇団「ぱんたろん」/町:15:00~15:45   
あそぶっく夜間開館

8日(金)
●育児セミナー/町:9:30~
●放課後子ども教室/総合体育館:14:00~

9日(土)
●ニセコ中学校卒業式/ニセコ中学校:10:00~
●ニセコ英会話サークル/オ:10:00~

10日(日)
●「新品よりもずっといい」衣類をより長く使っていくためのイベント/ニセコ中央倉庫群1号倉庫:11:00~ 
くらしの情報p.19
●OK・NISEKOコンサート/町:開場13:30~、開演14:00~

11日(月)
●放課後子ども教室/町:14:00~
あそぶっく休館日

12日(火)
中央倉庫群休館日

13日(水)
●おひさまにこにこ相談/幼:10:00~ にこにこ広場p.13

14日(木)
●子育て講座「アクセサリー作り」/町:10:00~ にこにこ広場p.13
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
●アートロジィ・ワークショップ/あ:18:30~20:00  あそぶっくだよりp.10
あそぶっく夜間開館

15日(金)
●第1回ニセコ町議会定例会(予定)/役:10:00~
●放課後子ども教室/総合体育館:14:00~

16日(土)
●ワールドカフェ/町:14:00~

17日(日)
●ギター×詩朗読×墨書ライブ「水が瞬くところ」/有:13:00~ くらしの情報p.21

18日(月)
●ニセコ小学校卒業式/ニセコ小学校:9:00~
●こんにちは町長室/役:13:30~
●放課後子ども教室/町:14:00~
あそぶっく休館日

19日(火)
●近藤小学校卒業式/近藤小学校:10:00~
●弁護士無料法律相談/町:13:00~(前日昼までに要予約)
●健康運動教室/町:14:00~
中央倉庫群休館日

20日(水)
春分の日
あそぶっく休館日

21日(木)
●寿大学学習会・閉校式/町:学習会:10:00~ 閉校式:11:00~
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
あそぶっく夜間開館

22日(金)
●成人学級/総合体育館前集合:9:00~
●幼児センター卒園式/幼児センター:10:00~

23日(土)
●ニセコ英会話サークル/オ:10:00~

24日(日)

25日(月)
あそぶっく休館日

26日(火)
中央倉庫群休館日

27日(水)


28日(木)
あそぶっく夜間開館

29日(金)
あそぶっく休館日

30日(土)
●映画上映会「彼岸花」(総天然色)/有:13:00~ くらしの情報p.21

31日(日)

4月1日(月)
あそぶっく休館日

2日(火)
中央倉庫群休館日

3日(水)
●中国語教室(入門)/町:15:30~17:30(要申込み 3/20まで)

4日(木)
あそぶっく夜間開館

5日(金)
ニセコ小学校入学式/ニセコ小学校:10:00~
近藤小学校入学式/近藤小学校:10:00~

6日(土)

今月のフォトアルバム

写真を募集します!
「こんな形の野菜が採れた」「ペットの面白芸」など、身近な写真を広報で紹介してみませんか。
撮影日や撮影場所などの簡単な説明とお名前(フォトネーム)とともに、広報広聴係(koho@town.niseko.lg.jp)までお寄せください。


ダイヤモンドアートステンドグラス風2種類
撮影者:モコ&くぅーちゃん


2月4日 町職員組合と互助会が除雪ボランティア
撮影者:広報広聴係

食と栄養のおはなし vol.24

【アルコールと健康】
お酒は「百薬の長」とも言われ、適量であれば疲労回復や食欲増進、リラックス効果など健康に良いといわれています。しかし飲みすぎると、肝臓や胃腸に負担がかかるほか、肥満や高血圧などの生活習慣病を引き起こす原因にもなります。これからの季節、飲酒する機会が増える人もいると思いますが、正しい付き合い方を知り、お酒を楽しみましょう。

【飲酒の目安量】
お酒の適量には個人差がありますが、厚生労働省の示す指標では、節度ある適度な飲酒は「1日平均純アルコールで20g程度」です。
これは死亡率を考慮した量で、ほどよくお酒を楽しめるといわれています。
自分の現在の飲酒量と目安量を参考に、適正量を見直してみましょう。
【純アルコール20gの目安量】
※女性、高齢者、アルコール代謝能力の低い人は、より少ない飲酒量とすることが必要です。

【ニセコ町の飲酒状況】
国保データベースシステムの質問票調査の結果から、飲酒頻度(毎日)が男女平均30.5%と国平均25.6%より高い割合でした。
また、1日の飲酒量が2~3合の人が13.4%、3合以上の人も5.5%と、どちらも国平均よりも高い割合です。習慣的に飲酒している人が多い状況なので、肝臓を休めるためにも週に2日はお酒を飲まない「休肝日」を設け、適度な飲酒習慣を心がけましょう。

■問合せ/保健福祉課健康づくり係 栄養士 齋藤 香織 TEL 0136-44-2121 FAX 0136-44-3500
MAIL:kenko@town.niseko.lg.jp

編集後記

この1年で感じていたニセコ高校の変化を卒業生の目線から紹介してみようと思い、初めて特集記事を作りました。
自分が卒業した高校を広報を通して紹介するというのは、とても不思議な感覚でした。
インタビューで登場する在校生は、取材の中で、充実した学校生活を語ってくれました。
ニセコ高校にはさまざまな経験をするチャンスが転がっています。
私自身も、ニセコ高校で得た経験が、今の自分につながっているのだと取材を通して実感しました。
ニセコ高校は、地域との関わりを大切にしてきたからこそ、ここまで変革してきたのだと思います。新たな取り組みへの挑戦はもちろん、これまであった良さや伝統も引き継いでいってほしいです。(み)

DATA OF NISEKO TOWN

町内の放射線量の状況人の動き(1月末現在)
人口 5,487人
(前月比 +6)
男 2,846人
(前月比 +6)
女 2,641人
(前月比 +-0)
世帯数 3,155
(前月比 +3)
うち外国人 937
うち外国人世帯 789
測定日
最高値
最低値
平均値
2月15日までの
1か月間
0.033μGy/h
0.019μGy/h
0.021μGy/h
空間放射線量率は
平常レベルです

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町役場
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500