「いきいきと暮らす食の秘訣とは?~ニセコ町民の食生活データから」と題し、まちづくり講演会を開催

 ファイターズ専任管理栄養士の八巻さんが、ニセコ町の50歳以上を対象に行った食調査の結果を元に、まちづくり町民講座を10月28日(月)に開催されました。
 食事調査は今年5月に4日間、自分が食べた食事を写真で撮影し、簡単な食事内容を記載したものを、日本ハム株式会社中央研究所で調査分析を行っていました。その調査結果から見えたニセコ町の特色を、全国平均や年齢別などのグラフで表し、改善のポイントなどを含めとてもわかりやすく説明していただきました。ニセコ町の傾向としては塩分が高め、年齢にあった総カロリー摂取が高めなどの結果出ていました。
 八巻講師はいきいきと暮らせるよう健康寿命を長くしましょうと締めくくりました。参加したみなさんは八巻さんのお話を熱心に聞き入り、メモをとる姿も見られ、質問も活発にしていました。
 また、この講座では日本ハム製のつみれを利用したスープをみなさんに振舞われました。このスープは野菜もたくさん入って栄養も満点。なんと塩分は0.75グラムというスープでした。会場からは「とてもおいしい」「素材の味が出ておいしい」「味がうすい」など、人によってさまざまな感想が出ていました。
 普段の生活では当たり前になっていて、自分では気がつかない食事内容について見直しができるいい講座となりました。
 長寿社会の日本ですが、元気に動ける時間を長くするため、毎日の食事をちょっとの気遣いでも長く続けることがとても大切なことだと思いました。

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