予算執行の基本的考え方

 令和5年(2023年)に入り、政府が新型コロナウイルス感染症を2類から5類へと分類変更したことにより、さまざまな行事が開催されるなど、社会の諸活動が平常化に向かっています。本町においても、疲弊した経済を少しでも回復させるための取り組みを進めていきます。
 本町の暮らしを支える持続する社会基盤の整備に向けては、『ニセコ町まちづくり基本条例』が掲げる「自治の実践」という理念を基本に、「ニセコ町総合計画」の下に体系化された各計画に沿って、事務事業を推進していきます。

 予算編成の基本的な方針として、予算規模の大きい投資的事業については、投資的事業の緊急性、財政負担の優位性などを勘案し、
1.着手継続事業の確実な推進と完了
2.将来の持続可能な発展に向けた整備
3.安心安全を支える社会インフラの整備
4.子育て・教育環境の整備
5.暮らしやすさの向上と将来の持続的発展
に向けた整備の順で、起債計画、財政の状況を踏まえつつ、長期的視点に立って、重点的かつ計画的に、事務事業を実施することができるよう、予算編成を行っています。

 予算規模の大きな事業として、一般会計では、消防庁舎再整備、公営住宅長寿命化、町道ニセコミライ通道路整備、国営緊急農地再編整備、橋梁改修工事、公営企業会計では水道施設拡張整備(市街地区浄水場新設、市街地区導水管布設、市街地区配水管布設等)、水道施設更新(宮田地区配水管更新、水道設備更新等)、下水道管理センター設備の更新が挙げられます。
 
 このほか重点事業として、デジタル田園都市国家構想交付金を活用した継続事業として、多様な連携による持続可能なまちづくり推進支援事業や地域資源活用に向けた地域林業会社事業、新規事業として観光DX・シェアリングサービス推進事業、そのほか気候変動対策推進、SDGsの推進などを実施することとしています。


 

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