広報ニセコ11月号【第763号】テキスト版

田中町長就任 2025.10 START

2025(令和7年)10月9日から田中町政が始まりました。
これからの田中町長が目指すニセコ町の未来について、田中町長にお話を聴きました。


町長就任のご挨拶
このたび、ニセコ町長を拝命しました田中健人です。
10月9日から新たな船出となり、まずは、職員一人ひとりと対話し、日々の業務や現場の声を聞くことから始めています。役場の仕組みや課題、そして「可能性」を少しずつ理解しながら、さまざまな挑戦をしていきたい所存です。
私のまちづくりの出発点は「対話」です。課題や声に耳を傾け、話すことや聴くこと、そして立場を超えて一緒に考えることを大切に、町民のみなさんと歩んでいきたいと思っています。ニセコ町にはもっと可能性があるはずです。
これまで以上に、ニセコ町が暮らすほど好きになるまちになるように、時間は少しかかるかもしれませんが、全力で邁進してまいります。また、まちのイベントや日常の中で見かけたら、ぜひ気軽に「田中さん」、「健人くん」と声をかけてください。みなさんの声が、このまちを動かす力になります。これからどうぞ、よろしくお願いします。


対話からまちの未来を
7つの挑戦

01 対話で動かすまちへの挑戦
対話により課題や本音を引き出し、対話から生まれた声をまちづくりに反映させていきます。

02 こどもまんなかニセコへの挑戦
子どもを起点に地域がつながり、子どもたちが誇りを持てる環境を作ります。

03 住まいとインフラ整備に挑戦
ニセコ町らしさを残しつつ、誰もが安心して暮らせるよう、インフラ整備を進めます。

04 地域で健康増進の挑戦
誰もが自分らしく生き生きと暮らせる環境整備を進めます。

05 地域経済のさらなる振興への挑戦
農業と観光を軸に、安心して働ける環境を整え、地域に活力を生み出します。

06 次世代まちづくりの挑戦
暮らしの中での課題に対し、デジタルなどを活用した新たな解決策を検討します。

07 稼げる自治体への挑戦
収入源を多角化し、ニセコ町で暮らす人が安心して暮らせるよう、地域に還元していきます。



田中 健人 たなか けんと
1991(平成3)年8月2日生まれ、34歳。札幌市出身。大学進学を機に上京するが、起業家の道を志して中退。ベンチャー企業の創業に携わり、2016年に北海道への強い思いから札幌へUターンをし、会社を起業。その後、2018年から株式会社ニセコまちの設立に携わることがきっかけでニセコ町とご縁をいただき、活動の幅を広げ、現在に至る。趣味はたき火(火を囲む)、サウナ、温泉、将棋、体を動かすことです。

▲10月9日初登庁
▲職員より花束を受け取る田中町長
▲職員へ訓示を述べた





みなさんの声をお聞かせください

将来、こんなことが必要では?
こんなまちづくりをしたい!
こんな困りごとがあります!

ニセコ町をより住みやすい町にしていくためには、町民のみなさん一人ひとりのご意見が何よりも参考になります。役場ではみなさんの声を少しでも多く聴くため、さまざまな方法を用いて意見や質問などの話をしやすい環境づくりに努めています。
ここではその方法を紹介しますので、ぜひご活用ください。


さまざまな参加方法があります。
こちらもぜひ利用してみませんか?

出張まちづくり懇談会
サークル活動や総会、会合、町内会の集まり、社員の懇談の場など、みなさんが集まる機会に町長がお邪魔して懇談をします。
同じ趣味を持つ仲間同士など、話しやすい環境で町長と気軽に懇談をしてみませんか? 日時などの指定はありませんので、広報広聴係までご連絡をいただければ、町長との日程調整を行います。

私の意見・まちづくり広聴箱・ホームページ問い合わせ
町長室やまちづくり懇談会に行く時間がない。そんな人は、電話・FAX・手紙・広聴箱への投書・ホームページからの問い合わせ・「私の意見」の用紙などを利用して、気軽にご意見をください。
寄せられたご意見には、記名がある限りお答えします。また、町のみなさんにお知らせしたほうがいい内容のものは、広報誌でも紹介します。
●広聴箱設置場所/
役場、町民センター、
綺羅乃湯、あそぶっく

まちづくりトーク
おおむね5人以上が集まりましたら、町長がご希望の場所に出向き、話をお聴きします。また、各課長や担当者の専門的な話が聞きたいという場合も利用できます。
希望のある人は、日程調整のため事前にご連絡ください。適当な会場がない場合は、こちらで用意しますのでお知らせください。

こんにちは(おばんです)町長室
役場や町長室はもともと町民のためのもの。自由に訪ねていいはずなのに「役場には入りづらい」。そんなふうに思っている人は、この日を気軽にご利用ください。「町長室を見てみたい」など、用事がなくても結構です。この日は町長がお一人お一人とお話させていただきます。お話の時間はおおむね30分です(時間が過ぎた場合には、退室いただくこともあります)。
毎月「こんにちは」(昼)と「おばんです」(夜)を交互に開催しています。申し込みは特に必要ありませんが、お待たせすることもありますので、事前に連絡をいただけると便利です。
日程は、広報ニセコ『まちのカレンダー』やホームページなどをご覧ください。
※11月、12月はまちづくり懇談会を開催するため、こんにちは(おばんです)町長室は実施しません


役場ではみなさんからのまちづくりに対する意見や要望、疑問、提案などを待っています。どのような方法でも構いません。ニセコ町に対するあなたの思いを伝えてください。
■問合せ/企画環境課広報広聴係
TEL 0136-56-8837
FAX 0136-44-3500



令和7年度まちづくり懇談会
各地区の会場に町長がお邪魔して、今まちが抱える問題や行っている事業などをお知らせし、みなさんの意見や要望を座談会方式でお聴きします。日ごろお気づきのことや素朴な疑問、「こうしてほしい」といった要望など、どんなことでも結構ですので、ぜひ懇談会に出席してご意見などをお寄せください。また、特にご意見などがなくても懇談会に参加できます。
お聴きした意見や要望については、すぐに対応が可能か、または必要かどうかを検討します。すぐに対応できるものは早急に実行し、ある程度まとまったお金が必要な場合は、来年度の予算づくりに反映していきます。
懇談会は地区ごとに会場を用意していますが、お住まいの行政区でなくても参加いただけます。参加しやすい日時に合わせ、自由にお越しいただくことができます。


令和7(2025)年度 まちづくり懇談会日程表

開催日時 開催会場
11月25日(火)18:00~19:30 宮田集会所
11月27日(木)10:00~11:30 子育て支援センター「おひさま」※子育て世代向け
11月27日(木)18:00~19:30 元町地域コミュニティセンター
11月28日(金)18:30~20:00 里見地域コミュニティセンター
12月01日(月)13:30~15:00 福井地区コミュニティセンター
12月01日(月)18:00~19:30 中央連合町内会コミュニティセンター
12月02日(火)17:00~18:30 曽我活性化センター
12月04日(木)13:30~15:00 いこいの湯宿いろは
12月04日(木)18:00~19:30 近藤地域コミュニティセンター
12月05日(金)19:00~20:30 ニセコ地域コミュニティセンター
12月08日(月)13:30~15:00 ニセコ町民センター ※英語翻訳あり
12月08日(月)18:00~19:30 有島謝恩会館
12月09日(火)17:00~18:30 西富町民センター









ニセコ町の「持続可能な観光」
世界に誇る私たちの町、未来へつなぐそのあゆみ

2020年、2021年に続き、今年はニセコ高校の観光教育が、持続可能な観光の先進的な取り組みとして、グリーン・デスティネーションズTOP100ストーリーに選出されました。これは、ニセコ町がこれまで進めてきた持続可能な観光の取り組みの成果です。
今回の情報室では、これまでのニセコ町の持続可能な観光の取り組みを紹介します。

ニセコ町の観光の軌跡
ニセコ町の観光は「ニセコ町らしさ」を大事にしています。それは、景観・環境を価値として継承する観光、地域の持つ資源・魅力を掘り起こし生かす観光、地元産業に循環する観光、住民生活や教育に資する観光などです。
「ニセコ町らしさ」を大事にするニセコ町の観光の取り組みは、グリーン・デスティネーションズ(国際基準により地域を評価する機関の一つ)により、2020年にはニセコルールで、2021年にはスキーリゾートにおける気候変動の取り組みにおいて、TOP100ストーリーに選出されました。このように、ニセコ町の観光の歩みが確かなものであることは世界に評価されてきました。
また、こうした価値観を共有し、持続可能な観光に取り組む地域を世界観光機関では、「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」として認定しています。ニセコ町は、京都府南丹市美山町とともに、2021年に日本で初めてベスト・ツーリズム・ビレッジに認定されました。以来、持続可能な観光の先進地として、さまざまな取り組みを進めています。

取り組み1.【連携と共創】
ベスト・ツーリズム・ビレッジの絆
ニセコ町は、ベスト・ツーリズム・ビレッジに認定されて以来、サステナビリティコーディネーター主導のもと、同じ志を持つ国内の認定地域との連携を深めてきました。特に京都府南丹市美山町とは、互いの地域を訪問し合うなど、具体的な交流を重ねています。各地域の課題や成功事例を共有し、共に海外へ発信する方法を議論してきました。この秋に開催するシンポジウムは、まさにこうした地道な交流活動の集大成です。

取り組み2.【次世代育成】
ニセコ高校の快挙、世界へ
2025年の「世界の持続可能な観光地TOP100ストーリー」選出は、ニセコ町の未来を担う世代が主役となった成果です。
生徒たちは、若者の地域離れという現実的な課題に向き合いながら、持続可能な観光の国際基準(GSTC)を学びの軸としました。そして、地域の事業者と連携し、E‐Bike(電動アシスト自転車)を活用した環境負荷の少ない観光ツアーを企画・商品化するなど、具体的なアクションへとつなげました。生徒たちの主体的な学びと実践が、持続可能な地域を担う人材育成の優れたモデルとして世界に認められたのです。




ベスト・ツーリズム・ビレッジとは
ベスト・ツーリズム・ビレッジは、国際連合の観光機関である世界観光機関(UN-Tourism)が、次の3条件を満たす地域の中から、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む優良地域を認定するプロジェクトです。2024年までに世界の184地域、日本では8地域が選ばれています。
1、人口15,000人以下
2、農業、林業、畜産業、漁業などの第一次産業を行っている
3、地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持するような取り組みを行っている

サステナビリティコーディネーターとは
「持続可能な観光」を地域に根付かせるための専門家です。その役割は多岐にわたります。
・繋ぐ:行政、事業者、教育機関、地域住民の間に立ち、対話と連携を促進します。
・導く: GSTC(グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会)のような国際基準を地域に紹介し、世界の潮流からニセコ町の進むべき道を示します。
・育む: 事業者向けの省エネ改修支援や、高校生向けの観光教育プログラム開発など、持続可能な地域を担う「人」と「事業」を育てます。


第2回 ベスト・ツーリズム・ビレッジシンポジウムを開催!
11月12日(水)に、国内のベスト・ツーリズム・ビレッジのみなさんが集まるシンポジウムが開催されます。
「持続可能な観光に取り組む地域のこれから」などをテーマに、日本政府観光局(JNTO)による講演や参加地域によるパネルディスカッションを行います。どなたでも無料で参加いただけます。町のこれからの観光を考える貴重な機会になりますので、ぜひご参加ください!
■日時/11月12日(水)
午前11時~
午後0時半(予定)
■場所/町民センター
■主催/日本版BTV連携協議会
■問合せ/商工観光課 TEL 0136-56-8843



日本国内のBTV認定地域(2025年2月時点)

1、北海道美瑛町(2023年)
2、北海道ニセコ町(2021年)
3、宮城県奥松島地区(2023年)
4、山形県西川町(2024年)
5、長野県白馬村(2023年)
6、岐阜県白川村(2023年)
7、京都府美山町(2021年)
8、鹿児島県天城町(2024年)

出典:観光庁「Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)の推進」



ニセコ町における持続可能な観光 これまでの歩み
(サステナビリティコーディネーター活動の軌)

2020年10月
GSTC(※1)公式トレーニング1開催
GD(※2)TOP100選出(ニセコルール)

2021年
9月 GSTC公式トレーニング2開催
10月 GD TOP100選出(スキーリゾートにおける気候変動への取り組み)
12月 世界観光機関(現・UN Tourism)ベスト・ツーリズム・ビレッジに日本で初認定

2022年
通年 持続可能な観光教育プログラムをニセコ高校で本格的に開始
2月 スペインで開催されたUN Tourismガストロノミーツーリズム世界フォーラムに登壇
10月 GDアワード シルバー賞受賞

2024年
11月 第1回日本版BTVシンポジウム(岐阜県白川村)でパネルディスカッションに登壇

2025年 
 9月 GD TOP100選出(ニセコ高校の観光教育)
11月 第2回日本版BTVシンポジウムをニセコ町で開催
11月 GDアワード審査

GSTC(※1)Global Sustainable Tourism Council 持続可能な観光の基準を作る機関
GD (※2) Green Destinations 国際基準を使って、地域を評価し、認証する機関の一つ


持続可能な観光の歩みを、さらに確かなものへ
ニセコ高校の快挙や「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」の認定、GDシルバー賞受賞は、関係者のみなさんやサステナビリティコーディネーターが共に努力してきた成果です。
このような国際的な評価の場は、これまでの取り組みを世界基準に照らして客観的に見つめ直し、その歩みをさらに確かなものにしていくための大切な機会です。世界に誇れるニセコ町であり続けるために、これからも一緒にニセコ町の観光の未来を考えてみませんか。

まちの話題

みなさんの地域や職場の話題などありましたら、広報担当(TEL.0136-56-8837)までお気軽にご連絡ください。



ニセコの秋の風物詩がにぎやかに開催
ニセコハロウィン・鉄道遺産群ハロウィン大公開
10月12日にニセコ駅・ニセコ中央倉庫群周辺で、ニセコハロウィン2025と鉄道遺産群ハロウィン大公開イベントが開催され、町内外から多くの人が集まりました。
ニセコハロウィンは、気合いの入った素敵な仮装に身を包んだみなさんのコスチュームコンテストのほか、キッズダンスチームFLASHや和太鼓チーム八笑のステージパフォーマンス、クイズ大会など大盛り上がり。また、鉄道遺産群ハロウィン大公開では、蒸気機関車ガイドツアーやニセコエクスプレスガイドツアー、転車台大回転ショーなど、この日だけの特別なプログラムが実施されました。
どちらも盛りだくさんの楽しい内容に、会場周辺には参加者の笑顔があふれました。

今年も北海道の人気マスコットが会場に集合
屋外公開されたニセコエクスプレス
イベントを締めくくるお菓子まきは、毎年大盛り上がり



一流ホテルで学んできました
ニ高4年生マレーシア研修報告
ニセコ高校4年生の佐藤優香さん、清水一花さん、布谷日向子さん、吉田小夏さんが、約半年間のマレーシアでのホテル研修を終え、9月16日に町長室を訪問しました。
1か月間、語学やマナーの研修を受けた後、ホテル実習でレストランの給士や客室対応を学んだ4人。ホスピタリティの大切さなど、研修の中で学んだことを話してくれました。

4人のこれからの活躍に注目です



秋のニセコを駆け抜ける
第43回ニセコマラソンフェスティバル
9月21日にニセコマラソンフェスティバル(実行委員会主催)が行われました。
今年は全国各地から1,379人がエントリーし、ハーフ、10km、3km、ファンランの種目ごとに陸上競技場をスタートしました。あいにくの曇り空でしたが、選手は有島記念館やニセコ大橋、綺羅街道など、秋景色のニセコ町を駆け抜けました。

勢いよくスタートする選手のみなさん



一人ひとりの個性が光る
ニセコ中学校文化祭
10月4日にニセコ中学校文化祭が行われました。音楽部による演奏から始まり、各クラスごとのステージ発表や合唱などが披露され、保護者や地域のみなさんを前に団結して取り組む姿が見られました。
また、廊下には力作揃いの顔出しパネルや美術部の作品、習字などの展示作品が並び、多くの人が作品を鑑賞していました。

3年生は混声四部合唱に挑戦しました



町産食材を味わう
みんなの食堂inニセコ
10月3日に町民センターで、NPO法人ニセコ未来サポート隊主催の「みんなの食堂inニセコ」が開催されました。
「じゅうごばぁ」のみなさんが、町内農家や事業者から提供いただいた食材で調理したカレーのほか、ポテトグラタンやカボチャサラダといったさまざまな副菜が並びました。約200人の町内の親子や地域住民が集まり、町産食材を使った料理を楽しみました。また、参加者や運営に参加するニセコ高校生、地域おこし協力隊など、たくさんの人が交流する様子も見られました。

色とりどりの料理に食欲がそそられます



体を動かし、交流を楽しむ
後志身体障害者スポーツ大会
10月7日に町民センターで、第52回後志身体障害者スポーツ大会が開催されました。後志管内12町村から93人が参加し、5つの競技で得点を競い合いました。
町村対抗の団体競技や個人競技などに取り組み、接戦を繰り広げました。3競技目の「ピン倒しリレー」では、2メートル先に立ててあるピンにボールを当て、次の人へバトンタッチ。競技に挑戦する仲間へ声援を送るなど、チームワークを発揮していました。
ニセコ町は真狩村と合同チームで参加し、見事3位に入賞しました。

玉を勢いよく投げ込みます



茶道を体験してみよう!
ニセコみらいラボ「ミニチャレ」
町教育委員会主催のニセコみらいラボ「ミニチャレ」が、10月8日・9日の2日間実施され、町内の小学5・6年生14人が茶道を体験しました。町内の茶道家から、お茶の歴史やお手前を教えてもらった後、お茶を点てていただき、作法に倣ってお茶を楽しみました。
最後は、自分でお茶を点てることに挑戦! 手首を素早く動かし、茶せんで混ぜるのに苦戦する様子も見られましたが、自分で点てたお茶をおいしく味わうことができました。
茶道を通して、日本の伝統文化を学ぶ貴重な機会となりました。

自分で点てたお茶をじっくり味わいます



よろしくお願いします
人権擁護委員の委嘱
10月7日にニセコ町役場で、菊地博さん(字有島)が町の人権擁護委員として委嘱されました。
菊地さんはこれまでも3年にわたり活動されており、今回で2期目となります。
人権擁護委員は町長が推薦し、法務大臣から委嘱されます。町民のみなさんの人権を守るため、相談などの活動に取り組みます。

令和10年9月30日まで委嘱されます



イオンディライト株式会社と
オフィシャルパートナー協定を締結
10月7日、ニセコ町はイオングループのイオンディライト株式会社北海道支社とハートラボオフィシャルパートナー協定を締結しました。
本協定は、地域経済の発展と住民福祉の向上を図り、地域課題の解決に取り組むことを目的としています。
今後は、遠隔操作を活用した施設管理や人材不足解消に向けた取り組みなどで連携を進めます。

協定を結んだ三ツ国支社長とニセコ町



甘くてホクホクおいしいな
幼児センター焼き芋
10月10日に幼児センターで、幼児センターの全園児が焼き芋を楽しみました。
サツマイモは中村大佑さん(字元町)が栽培したもので、味は絶品! 子どもたちが集めた落ち葉でじっくりと焼き、中はきれいな黄色に。ホクホクで甘味たっぷりのサツマイモに、子どもたちの「おかわり!」の声が止まりませんでした。

おいしい焼き芋をいただきます!

みんなのページ

町民みなさんの参加ページです
お便りをお待ちしています!

企画環境課広報広聴係まで
TEL.56-8837 FAX.44-3500


ニセコふぁん通信 vol.92

町民による町民のためのコーナー
あなたもレポーター活動をしてみませんか?みなさんの参加をお待ちしています

今月のレポーターは「村松真奈美さん」です。料理研究会「じゅうごばぁ」のメンバーとして活動しています。



200人+αの調理体験

3年ほど前から料理研究会「ニセコ加工研じゅうごばぁ」のメンバーとして活動しています。2023年から始まった「みんなの食堂」で、じゅうごばぁは調理を担当。
10月3日開催の「みんなの食堂」でも、参加者200人とボランティアのみなさんの分の食事を作りました。
なにしろ家庭料理で作るのとは量が桁違い。準備は前日夕方から始まります。ニセコ町内の農家さんから、採れたて野菜や果物が数十キログラム単位で町民センター生活研修室に届きます。今回は秋らしくジャガイモやカボチャ、サツマイモが中心。まずはひたすら皮をむいて、切って、ゆでて…。当日の調理は朝9時から。会長の松田裕子さんの音頭で作業が進みます。
この日のメニューは、カレーとポテトグラタン、ポテトサラダ、カボチャサラダ、キャロットラペ、フライドポテトにサツマイモフライ、キムチ、焼き野菜と盛りだくさん! 自分たちの昼食も作りつつ、午後5時までにほとんどを完成させます。熱々で提供したいので、フライ類は開始直前に揚げ始めます。たくさん参加してくれる子どもたちにいちばん人気だったのは、やっぱりフライドポテト! サツマイモフライとともに、揚げるのが間に合わないほどでした。
最後の片付けが終わるのは、夜8時過ぎ。一日中立ちっぱなしの作業でヘトヘトになりますが、メンバーとの作業や、参加者のみなさんがおいしそうに食べてくださったり、楽しく過ごされているのを拝見するのが何よりの楽しみです。
移住してきた私にとって、じゅうごばぁは町内のお母さんたちと触れ合え、地域のことをより深く知るための大事な場所となっています。大人数の調理もほかでは得難い「貴重な体験」です。





ニセコ高校生徒会

来年に向けて 2年 会計 大月 柊斗
秋が深まり、朝晩の冷え込みが感じられる季節となりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
本校では、これまで実施していた「私服登校期間」が終了し、再び制服での登校が始まりました。短い期間でしたが、生徒にとっては新鮮であり、自分らしさを表現する良い機会になったと感じています。町民のみなさんには、この取り組みがどのように映っていたでしょうか。
私たち生徒会執行部では、このような新しい試みを通して、生徒一人ひとりが主体的に学校生活を作っていけるような環境づくりを目指しています。今後もさまざまな意見を取り入れながら、地域と共に成長し続ける新しい「ニセコ国際高校」へと変化していきたいと考えています。
これからも温かく見守っていただき、学校の成長を共に見届けていただけましたら幸いです。





ニセコ短歌会
あかあかと 雲間そめゆき 日は落ちる もの悲しさと 淋しさのせて  佐々木 禎子
公園に 月見草咲き 秋のけはい 暑い日続く 毎日なのに  林 ミヨ

ニセコ俳句会
コスモスの 栞がありし 料理本  越野 芳枝
青天を 仰いであきず いわし雲  工藤 有里子
揚げ花火 終りてもどる 星の空  重森 保子
初秋刀魚 食べて話の 弾みけり  巾下 正子

あそぶっくだより No.273

学習交流センター あそぶっく
■開館時間/午前10時~午後6時
■休館日/月曜日・最終金曜日・祝日・年末年始
TEL.0136-43-2155 FAX.0136-43-2156
https://asobook-lib.com/


INFOMATION
ニセコ小学校朝読
ニセコ小学校での本の読み聞かせは、全8回、延べ42人のボランティアさんにご協力いただきました

あそぶっく人形劇
100人を超える子どもや保護者が来てくれました。ロボットαと一緒に、歌って踊って盛り上がりました



お知らせ
蔵書点検の報告
9月末に行った蔵書点検の結果をお知らせします。2025年9月26日現在の蔵書数・不明冊数は以下の通りです。
◆蔵書数:41,122冊
◆不明冊数:12冊
不明冊数のうち、今回の点検で新たに不明となった本は4冊でした。不明本については今後も注意して探していきます。
蔵書点検と併せて、館内の書架の整理も行いました。棚の増減や請求記号の貼り替え、それによる蔵書の移動などです。今後も利用しやすい環境整備に取り組んでいきます。

大活字本コーナー
あそぶっくに「大活字本コーナー」があるのを知っていますか?
大活字本とは、視力の弱い人や高齢で文字が読みづらくなった人にも読みやすいよう、文字の大きさや行間などを調整し、組み直した本です。実際に読まれた人からは、好評をいただいています。
あそぶっくには夏目漱石などの文豪作品のほか、東野圭吾や葉室麟、平岩弓枝など有名作家の小説、実用書など、243冊の蔵書があります。本を探すお手伝いもしますので、お気軽にお声がけください。
また館内には朗読CDを聴くことのできるコーナーも用意しています。朗読CDは貸し出しも可能です。ぜひご利用ください。


秋の読書週間
10月27日から秋の読書週間がスタートしています。今年のテーマは「こころとあたまの、深呼吸。」。テーマに合わせた特別展示を行いますので、ぜひお楽しみください。


司書のおすすめ本
「ユニヴァースのこども 性と生のあいだ」
中井敦子 著 創元社
創元社から出版されている「あいだで考える」シリーズのうちの一冊。
敦子さんと素直さん、そして敦子さんが出産した満生さんの3人の暮らしが記録されています。
母親・父親、男性・女性という言葉の持つ意味や、性によって無意識に与えられる役割への違和感など、筆者が感じる分けられることへのさまざまな思いが書かれています。
図書館では本を日本十進分類法により分類していますが、本の内容によっては分けることへの難しさを感じることも多くあります。日々の生活の中で、明確に線引きをすることが必要な場面も多いですが、間があることによって気持ちが落ち着くこともあるよね、そんな風に思えた一冊です。 (司書 澤田あい)


展示

本の展示
11/1~11/27「レシピ本大賞2025」
秋の楽しみはいろいろですが、食欲の秋にちなんだ第12回レシピ本大賞受賞作や歴代受賞作、おすすめ本をたっぷり展示します。ぜひ、おいしいもので目や口に幸せな秋を!

趣味の展示
11/1~11/15 ヒンメリ
11/16~11/30 リメイク/広島夕美子さん



新着本紹介

実用書
ベビーサイン図鑑  吉中みちる
がんばらないすぼら和菓子  土屋タダヒロ
図解 豊臣秀長「No.2」の仕事術  中野明

読み物
天下の値段  門井慶喜
新教場2  長岡弘樹
白魔の檻  山口未桜

児童書・絵本
むてっぽうな女性探検家ずかん  クリスティーナ・プホル・ブイガス
ぜったいにたべちゃダメ?  ビル・コッター
ギリギリオニギリーズ  玉井美知子

新着本はこのほかにもたくさんあります。あそぶっくでご覧ください。

ニセコ町地域おこし協力隊

隊員から、日々の活動を報告!
となりの協力隊 50.

私たち協力隊員の活動や人となりを町民のみなさんに知っていただくために毎月情報を発信していきます!

編集担当
〈2年目〉中原沙織
〈1年目〉野村真里

協力隊の活動内容を紹介しています
≫ラジオニセコ
[Kira綺羅Niseko]内
「協力隊の、ニセコが好きだから~」
(毎週月曜午後3時20分~50分)

〈11月の出演予定者〉
11/3 伊丹貴子・池田麻依
 10 清水康平・佐藤恭華
 17 木田海斗・太田公佑
 24 髙木七海・木澤大吾

≫SNSでも情報発信中!
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全体活動レポート 9.10月実施

イベント支援

狩太神社祭奉納踊り山サポート
9月10日の狩太神社祭奉納踊り山に着付けと交通警備で参加しました。当日は天候にも恵まれ、青空と羊蹄山を背景に浴衣姿で踊る人々の列が、町を華やかに彩りました。音楽に合わせて鳴り響く太鼓や鐘、高校生たちの元気なかけ声とともに町内を移動し、各所で活気のある奉納踊りを体験することができました。
この貴重な1日を通して、改めて町の温かさとにぎわいを感じることができました。沿道での花かけや声かけで交流をしていただいた町のみなさん、本当にありがとうございました。(小林知穂)



カボチャがいっぱい!
ハロウィンカボチャ大収穫祭!
9月11日・17日に、ハロウィンカボチャの収穫サポートを行いました。当日は天気にも恵まれ、秋晴れの中、農家さんや地域のみなさん、高校生ボランティア、町外高校のインターン生と一緒に収穫作業を行いました。カボチャは、おもちゃカボチャと呼ば
れる小さなものや、大きくずっしりとした重さのカボチャまであ
り、「腰が~」の声がたくさん聞こえましたが、みんなで協力して収穫、運搬、配置を行いました。収穫されたカボチャは町内各所に飾られており、町民のみなさんや観光客のみなさんの写真を撮る姿が多く見られました。
10月12日のニセコハロウィンは、みなさん楽しめましたか?(木田 海斗)



ニセコマラソンフェスティバル!
秋といえば何を連想しますか? 食欲の秋? 読書の秋? いいえ違います! 秋といえばスポーツ。スポーツといえばマラソン。マラソンといえば、そう「ニセコマラソン」です!
どのスポーツにおいても「走る」という行為は基礎中の基礎。
アスリートたちは走ることをおろそかにしてはいけない。「走る」ことは年齢・性別を問わず、誰でもすぐにできる運動です。
今年のニセコマラソンは、とても充実した大会となりました。
ランナーたちが走る幸せそうな表情を見て、「あぁ、やっぱりスポーツって最高だな」と。語彙力のない私ですが、シンプルにこんな拙い言葉でも、ニセコマラソンが素晴らしいイベントになったと胸を張って伝えたいと思います。(清水康平)



秋の森でのウッドパーク
9月27日にアンヌプリ森林公園で、ウッドパーク2025が開催されました。今回はサブタイトルでもある「森のゲートをひらこう」にもある通り、森の中で行われました。
当日は天気にも恵まれ、最高のイベン ト日和になりました。イベントの入り口では、チェンソーアーティストの児玉さんによるライブパフォーマンスでお出迎え! 中へ進んでいくと、木工教室や森のアートワークショップコーナーがありました。さらに奥では、森歩きやツリークライミングのほか、町内で狩猟やジビエ肉加工に取り組むK2ステーブル代表の手老さんにニセコの森と狩猟についての講演をしていただきました。大人も子どもも森を歩き、さまざまな刺激を受け、みなさんとてもいい顔をしていました。(大庭純一)




独自企画

第6回みんなの食堂を行いました!

10月3日に町民センターで、
「第6回みんなの食堂」を開催しました。今回もたくさんの人にご来場いただきました。お野菜などをご提供いただいたみなさん、イベントに参加していただいたみなさん、ありがとうございました。今回も、調理では地元の食材を使った料理作りを行っている「じゅうごばぁ」のみなさんにご協力いただき、たくさんの料理が並びました。
「みんなの食堂」のイベントは、今後も継続していきたいと考えていますので、協力隊のSNSなどでイベント情報のチェックをよろしくお願いします! (髙木七海)



ニセコの未来へつなげる活動
ユニバーサルツーリズム
2年目 木澤大吾(函館市出身)配属先/(株)ニセコリゾート観光協会

まちの未来へつなげる取り組みのリレー連載、
今月は私が取り組む「ユニバーサルツーリズム」を紹介します。
ユニバーサルツーリズムとは、年齢や障害の有無に関わらず、誰もが楽しめる旅行を目指す考え方です。ニセコ町には自然や食、文化など、多くの魅力がありますが、車いす利用者や小さなお子さん連れの人にとっては、事前に知っておきたい情報が不足して
います。そこで、町内の宿泊施設や飲食店を対象に、バリアフリーの状況などを調べ、分かりやすくまとめた「ユニバーサルガイドマップ」の作成を進めています。新たに何かを作るのではなく、今あるものをどう生かすかという考えを大切に、必要とされている情報を発信し、誰も取り残さないニセコ町を目指して活動を継続していきます。

にこにこ広場

このコーナーでは、子育てに関する
さまざまな活動や情報をご紹介します!



子育てトピックス


幼児センター

野菜の収穫をしました
春に植えたジャガイモが大きくなり、くま組(年長児)がイモ掘りをしました。イモの収穫をするのは初めてという子が多く、最初にイモの掘り方を教えてもらい、大きなイモが出てくると歓声が上がっていました。
ほかにも、キュウリやトマト、カボチャ、ナス、ホオズキ、枝豆などたくさん収穫できました。収穫した野菜は給食室で調理してもらい、みんなでおいしく食べています。

たくさん採れたよ!!


おひさま

秋遠足に行きました
親子でバスに乗って、留寿都村にある「ふるさと公園」まで遠足に行きました。
当日は心地よく過ごしやすい天候で、到着後は早速大型遊具で遊びました。子どもたちは広い敷地内を移動しながら、さまざまな遊具で遊び、元気いっぱいでした。
そして、とても楽しみにしていたお弁当を食べました。おいしいお弁当を食べみんな笑顔いっぱいになりました。

楽しかったね!

「おひさま」とは・・・親子で気軽に遊べて、友だち同士で悩みなどを相談できるふれあいの場所です(幼児センター内)




お知らせ

子育て講座「編み物教室」
子どもたちに暖かい毛糸の手袋などを編んでみませんか。
◆日時/12月2日(火)、9日(火) 午前9時半~午前11時半
◆場所/町民センター
◆持ち物/毛糸(自分で編むものに使う毛糸)、棒針
◆託児/子育て支援センター「おひさま」
◆申込期限/11月25日(火)

子育て講演会
「子どもの発達とおもちゃや絵本の役割」
◆日時/11月21日(金) 午前10時~
◆場所/町民センター
◆講師/札幌第一こどものとも社
代表取締役社長 藤田 進 氏
◆託児/子育て支援センター「おひさま」
◆申込期限/11月14日(金)

おひさまにこにこ相談
おひさまにこにこ相談(保健師・栄養士相談)を下記の日程で行います。子どもの発達や予防接種、離乳食のことなど、子育てに関する悩みや疑問を相談してみませんか。身長や体重の測定も行います。
◆日時/11月13日(木) 午前10時~午前11時半
◆場所/子育て支援センター「おひさま」

リサイクルバザー
家庭で使わなくなった子ども服や子ども用品を持ち寄り、リサイクルしませんか。
◆期間/11月17日(月) 午前9時半~11月21日(金)
◆場所/子育て支援センター「おひさま」
・出品する人は品物は自分で並べ、引き取りがなかった物は最終日
までに各自で回収をお願いします。
・大型品物は、写真と出品用紙での展示になります。
・洗濯していない物や汚れの目立つ衣服は、ご遠慮ください。
※不明な点がありましたらお問い合わせください

〈このページに関する問合せ〉 ニセコ町幼児センター「きらっと」 TEL.(代表)0136-44-2700 FAX.0136-44-2725

こんにちは有島記念館です vol.43

有島記念館
TEL.0136-44-3245


ニセコ町の歴史を未来に伝える
郷土資料をいただいたシマ~

有島記念館館長のアリシマエナガだシマ~。そろそろ、私たちシマエナガが「かわいい」と言われる、真っ白な冬毛の季節になってきたので出てきたシマ~。
さて、有島記念館は町ゆかりの有島武郎や有島農場のこと「だけ」を扱っていると思われている節があるシマ~。だけど、有島武郎の研究はとうの昔にし尽くされているシマ~。
そこでこの10年は、町の条例にも書いてある通り、ニセコ町の歴史を未来に残すために土器や石器の大昔のものから現在のものまで、100年後の人が2020年代のニセコ町の人々の営みを知るのに必要なモノ(一般的な観光パンフレットや新型コロナウイルス流行時の掲示物など)を集めているシマ~。
おかげで、町内やニセコエリアで使用されていた農具や生活用具、観光パンフレットなどの寄贈が増えてきたシマ~。今回はそのうち2件を紹介するシマ~。
1つ目は、町内で近年まで盛業されていた製麩所の道具一式シマ~。工場を見せていただいてびっくりしたシマ~。電動モーターが高価だった時代、天井にシャフトを付け、ベルトを付け替えることで、1つのモーターで複数の機械を動かせるような仕組みがそのまま残っていたシマ~。モーターばかりではなく、蒸気機関や水車なども動力源に使われ、世界の産業を支えてきた仕組みシマ~。早速、うちの学芸員1号に命じて、工場内の機械をほぼ全ていただいてきたシマ~。
300キログラムくらいありそうな機械も、昔の人がやっていたてこの原理や丸太を使って運び出してきたシマ~。
2つ目は平成中期までニセコ町内で営業されていた「久保菓子店」。そこでお菓子を作るために使われていた道具をいただいたシマ~。しかも、せんべいを焼く道具や
中華を焼く銅板、包装紙など、まとまった形で閉店後何十年も保存されていたことに、ただただ感謝だったシマ~。
しかも、数年前からネット公開している過去の「広報ニセコ」を見て、ご自身の家のお仕事について知ることができたと、当時の広報担当も喜ぶだろうコメントをいただいたシマ~。
この2つの寄贈は、製造道具が一通りそろっているので、100年後の人が2000年代の食品製造過程を道具というモノを通して知ることができるため、貴重だシマ~。あとは、学芸員が道具一点一点を調べ、記録に残さないと100年後の人は使い方が分からないシマ~。何気なく「中華」と書いたけど、若い世代には分からないシマ~。北海道の葬式や法事でよくいただく細長いドラヤキのようなモノだシマ~。未来の人たちにとって、我々の当たり前は当たり前ではないことを頭に置き、モノと一緒に情報を残しているシマ~。
ニセコ町やニセコエリアの歴史を未来に伝える道具や写真、閉店したお店の古い帳簿、チラシ、古い町広報誌など常に集めているシマ~!
処分の前に呼んでほしいシマ~!

ニセコ町からのお知らせ くらしの情報

お知らせ

美しい景観をみなさんで守りましょう
ニセコアンヌプリとモイワ山山麓地域(字ニセコ、曽我、東山の一部)において、平成21
(2009)年3月6日から準都市計画区域が指定されています。また、同年7月1日からは準
都市計画区域のルール(容積率や接道義務などの制限)に加え、同地域において「特定用途制限地域(遊技場や工場など、建物の用途制限の概要)」および
「景観地区(建築物の高さや色、壁面の後退などの制限)」の条例などが施行されています。
これらのルールにより、それまで必要のなかった確認申請や認定申請が必要になったり、自分の土地でも自由に建物を建てられなくなったりすることは、みなさんにとって不便なことかもしれません。しかし、無秩序な開発によってニセコ町らしい景観が壊されないように、事業者も住民も景観に関わる全ての人が、自ら景観を守る努力をし、地域の財産である景観を未来に向け守り続けていく必要があります。
今後ともニセコ町の景観を守っていくため、みなさんと共に策定したルールについてご理解とご協力をお願いします。
準都市計画区域のルールなどの詳しい内容は、町ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
また、準都市計画区域とは別に、町内の一部地域は自然公園に指定されています。自然公園内では、建築物の新築や増改築、広告物の設置、建物の色彩変更、土地の形状変更、木竹の伐採などについてさまざまな規制があります。詳しくはお問い合わせください。
■町ホームページ(準都市計画)/
■問合せ/(準都市計画)都市建設課都市計画係 TEL 0136- 56-8846
(自然公園)後志総合振興局環境生活課自然環境係 TEL 0136-23-1354



防災ラジオの自動起動訓練
全国瞬時警報システム
(J‐ALERT)の全国一斉情報伝達試験と緊急地震速報訓練に合わせて、防災ラジオの自動起動訓練を行います。国から発表される緊急情報を町民のみなさんにいち早くお知らせするため、J‐ALERTと連動して防災ラジオを自動的に起動させます。訓練時刻になると、防災ラジオから大きな音声が流れます。
訓練ですので、お間違えのないようご注意ください。
■訓練日時/
1、緊急地震速報訓練/11月5日(水)午前10時~
2、全国一斉情報伝達試験(国民保護情報)/11月12日(水)午前11時~
■問合せ/総務課防災係 TEL 0136-56-8835



エキノコックス症検診結果
9月8日に実施したエキノコックス症検診は、138人の受診がありました。結果は、全員異常ありませんでしたのでご安心ください。
■問合せ/保健福祉課健康づくり係 TEL 0136-56-8840



こころの健康相談
倶知安保健所では、子どもからお年寄りまで、こころの健康について心配のある人に専門医が相談に応じています。プライバシーは厳守されます。安心してご相談ください。相談は無料ですが、予約制です。相談日の3日前までにご連絡ください。
■日時/11月27日(木)午後2時~午後4時
■場所/倶知安保健所
※そのほか、平日には保健師が電話相談や来所相談に応じています。気軽にご連絡ください
■問合せ/倶知安保健所健康推進課保健係 TEL 0136-23-1957



今冬も「ニセコ周遊バス」を運行します
令和元年から運行しているニセコ周遊バスが今冬も運行します。
ニセコ町民はフリーパスの発行を受けることで、無料で乗車ができます。フリーパスの申請場所は、役場企画環境課と総合体育館、ニセコ駅(観光案内所)です。申請期間は、令和7(2025)年11月10日(月)から運行終了前日までです。運行期間は、令和7(2025)年11月29日(土)から令和8(2026)年3月22日(日)を予定しています。
スキー場や温泉施設、飲食店などへ行く際に、ぜひご利用ください。
■問合せ/企画環境課経営企画係 TEL 0136-56-8837



中小企業退職金共済
(中退共)制度のご案内
中小企業退職金共済(中退共)制度は、中小企業の事業主が従業員の退職金を計画的に準備できる国の退職金制度です。国からの有利な掛金助成や税法上の優遇も受けられ、手数料もかかりません。家族従業員やパートタイマーも加入できます。
※一部対象外あり。詳しくは中退共のホームページをご覧ください
■問合せ/中退共本部 TEL 03-6907-1234



「二十歳のつどい」の開催
このたび20歳となるみなさんの前途を祝し、ニセコ町「二十歳のつどい」を開催します。
対象となるニセコ町に住民登録をしている人には、11月上旬ごろに案内を郵送します。なお、現在ニセコ町に住民登録がない人でも、居住歴がある場合は参加することができますので、担当までお問い合わせください。
■日時/令和8(2026)年1月11日(日)午後1時~
■場所/ニセコ町民センター
■対象者/平成17(2005)年4月2日~平成18(2006)年4月1日生まれの人
■申込期限/12月10日(水)
■申し込み・問合せ/総合教育課町民学習係 TEL 0136-44-2101




土屋弁護士のくらしのお悩み解決します!
●今月のテーマ 遺言と民法改正
遺品の中から「遺言書」が見つかった。本文はパソコンで、日付や署名は直筆で記載され、実印も押されていた。これは有効なのか…?
この遺言書は、現在の民法では「無効」になります。
遺言には、自筆証書遺言と秘密証書遺言、公正証書遺言の3つの種類があります。冒頭の「遺言書」は、自筆証書遺言にあたるところ、民法では、「自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自署し、これに印を押さなければならない。」(民法968条1項)と規定されているからです。
遺言の方式に関する規定は、平成11年と平成30年に若干修正がされたものの、実質的な内容は明治民法下から130年近く改正が行われていません。少子高齢化や所有者不明土地問題など、遺言制度を取り巻く社会情勢は変容しています。また、シニア世代でもスマートフォンをはじめとしたデジタル機器の保有率も高くなっており、日常生活において手書き以外で文書を作成する機会も増加しています。
そこで、法務省では、「自筆証書遺言制度のデジタル化」に向けた取り組みを行っています。具体的には、パソコンなどによる電磁的記録での全文などの作成のみならず、遺言者による全文などの口述を録音・録画などという方法も有効にすべきというものです。もっとも、遺言の真意性や作成された遺言の偽造・変造の防止をどのように図るかなど、課題は山積みであり、実現はまだ先のようです。

パークフロント法律事務所ニセコ事務所
ニセコ町字本通141番地
TEL 0136-44-3800 FAX.0136-44-3801



町民センター休館
館内のワックスがけのため全館休館となります。ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
■日時/12月6日(土)~12月7日(日)
■問合せ/ニセコ町商工会 TEL 0136-44-2214
回覧チラシをニセコ町ホームページでご覧いただけます
広報ニセコと併せて配布・回覧している文書のホームページでの公開を開始しました。お好きなタイミングでご確認いただけます。
■町ホームページ/
■問合せ/企画環境課広報広聴係 TEL 0136-56-8837
ニセコ小学校地域参観日にお越しください
ニセコ小学校の学校生活を保護者のみなさんだけではなく、地域のみなさんにも見ていただく地域参観日を行います。
1、2年生は、来校者を楽しませるフェスティバルを、3年生から6年生は、各教科の授業公開などを行います。また、5、6年生向けに「携帯・インターネット安全教室」を行います。ぜひ、子どもたちの生き生きとした学習活動を見に、ニセコ小学校へお越しください。
■日時/11月18日(火)・1、2年生のフェスティバル:午前9時15分~午前11時05分・3~6年生の授業公開:午前10時20分~午前11時55分・携帯・インターネット安全教室(5、6年生):午前11時10分~午前11時55分
■場所/ニセコ小学校
■その他/上履きをご持参ください。
■問合せ/ニセコ小学校 TEL 0136-44-2252



町の高齢者除雪支援事業
町の除雪支援事業を下記の通りお知らせします。


高齢者私道除雪サービス事業
内容
行動から住宅までの指導の除雪
対象者
・65歳以上の世帯員のみで構成
・65歳以上の世帯員と除雪が困難な障害がある世帯員のみで構成された世帯
条件など
・上記の対象者要件
・公道から住宅までの私道が30m以上
・大型除雪機による除雪が可能
・そのほか介護度などによる審査があります
個人負担金額
・除雪費用の3割が個人負担(5万円を上限とする)
申込期間・申込先
申込期間/
令和7年11月4日(火)~令和7年11月28日(金)
申込先/保健福祉課福祉係 TEL/0136-56-8840


介護予防および生活支援事業(除雪サービス事業)
内容 住宅まわりの除雪
対象者
・65歳以上の身体・精神に障害がある世帯員のみで構成された世帯
・65歳以上で世帯の収入額が200万円以下の世帯
条件など
・上記の対象者要件
・積雪状況に応じ社会福祉協議会から除雪業者を派遣します
個人負担金額
・障害者世帯:1時間400円
・高齢者世帯:1時間800円
申込期間・申込先
申込期間/
令和7年12月1日(月)~
令和7年12月23日(火)
申込先/社会福祉協議会
TEL/0136-44-2234


高齢者住宅前通路除雪費扶助事業
内容 個人が業者などへ住宅前通路の除雪を委託
対象者 世帯員全員が70歳以上の世帯
条件など
・上記の対象者要件
・住民税非課税(均等割課税を除く)
・事業者へ支払った全額の一部を扶助します
個人負担金額
・5万円+5万円を超えた1/3の額
【除雪費用75,000円の場合】
(75,000-50,000)×2/3ニアリーイコール16,666
助成額:16,000円(千円未満切り捨て)
申込期間・申込先
申込期間/
令和7年11月4日(火)~
令和8年3月19日(木)
申込先/保健福祉課福祉係
TEL/0136-56-8840




注意

防災意識と正確かつ迅速な119番通報の啓発活動の一環として、11月9日を「119番の日」としています。
羊蹄山ろく消防組合では、管轄する羊蹄山ろく7か町村(倶知安町、蘭越町、ニセコ町、真狩村、留寿都村、喜茂別町、京極町)からの119番通報は、全て消防指令センター(倶知安町)で受け付けています。災害発生場所が分かった時点で消防車や救急車は出動していますので、慌てずに落ち着いて指令員の問いにお答えください。状況により、現場誘導や傷病者に対する応急手当をお願いすることがありますので、なるべく傷病者のそばから携帯電話などを使い、119番通報をするようにしましょう。
119番通報の際に「サイレンを鳴らさないで来てほしい」とお願いされることがありますが、消防車や救急車が緊急走行する場合には、必ず赤色警告灯を点滅させ、サイレンを鳴らして走行することが法律で定められています。ご理解とご協力をお願いします。
◆119番通報をする際は
次のことをしっかり伝えましょう
・最初に「火事・救急・救助」など種別をお伝えください。
・消防車や救急車を向かわせる住所を町村名から正確にお伝えください。
・住所が分からないときは、目標となるものを伝えるようにしてください。
・どのような状況なのか慌てずに落ち着いてお伝えください。
・指令員の問いに最後までしっかり答えるようにしてください。
■問合せ/羊蹄山ろく消防組合消防署ニセコ支署 TEL 0136-44-2354



ラジオニセコ通信 vol.20
ニセコ駐在所よろず日誌
平日夕方の生放送「Kira・綺羅・Niseko」。毎月第2・第4金曜日の午後3時半からは、「ニセコ駐在所よろず日誌」というコーナーを放送しています。
このコーナーでは、ニセコ駐在所の髙橋所長と原田巡査にお越しいただき、季節によって起こり得る事件や事故についてお話しいただいています。また、季節を問わず取り扱いの多いトピックスとしては“特殊詐欺”が挙げられます。詐欺の手口も巧妙化しており、世代を問わず被害は増加しているそうです。どういったケースで詐欺被害に遭っているのか? 詐欺被害に遭わないためには? 日々の生活の中で気を付けてほしいことについてもお伝えいただいています。ぜひお聴きください。
■各番組へのメッセージ・リクエスト、問合せ/ラジオニセコ TEL 0136-55-5762 Email : niseko762@radioniseko.jp



年金だより
納めた国民年金保険料は、
全額が社会保険料控除の対象です!
控除の対象となるのは、令和7年1月から令和7年12月までに納められた保険料の全額です。過去の年度分や追納された保険料も含まれます。
また、ご自身の保険料だけではなく、配偶者やご家族(お子様など)の負担すべき国民年金保険料を支払っている場合、その保険料も合わせて控除が受けられます。
令和7年1月1日から令和7年9月30日までの間に国民年金保険料を納付された人には、11月上旬に日本年金機構から「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」が送られますので、年末調整や確定申告を行う際には、必ずこの証明書または領収書を添付してください。

■問合せ/ねんきんダイヤル TEL 0570-05-1165
町民生活課住民係 TEL 0136-56-8839




心の贈り物
ご寄付をいただきました。善意に感謝します
《ニセコ町社会福祉協議会受付分》
「妻が生前お世話になったお礼として」 近藤親交会 加賀谷 昭二 様
「母が生前お世話になったお礼として」 本通6 大野 道雄 様



ニセコ町公式ホームページに契約結果を掲載しています。




まちの事件簿 ニセコ町防犯協会
事件 9月中、ニセコ町では事件はありませんでした。
交通事故 9月27日、道道蘭越ニセコ倶知安線において、車両同士の正面衝突人身事故が発生しました。
倶知安警察署/TEL 0136-22-0110




募集
自衛官採用のお知らせ
●自衛官候補生(第5回)
・受験資格/採用予定月の1日現在18歳以上33歳未満の人
・受付期間/11月10日(月)~12月5日(金)
・試験日/12月12日(金)、13日(土)のいずれか1日
●自衛官候補生(第6回)
・受験資格/採用予定月の1日現在18歳以上33歳未満の人
・受付期間/11月10日(月)~令和8年1月13日(火)
・試験日/令和8年1月18日(日)、19日(月)のいずれか1日
●高等工科学校生徒
・受験資格/令和8年4月
1日現在15歳以上17歳未満の男子
・受付期間/10月1日(水)~令和8年1月15日(木)
・一次試験日/令和8年1月24日(土)
試験日につきましては変更の可能性がありますので、詳しくはお問い合わせください。
■問合せ/自衛隊札幌地方協力本部倶知安地域事務所 TEL 0136-23-3540 または自衛官募集相談員 TEL 0136-44-2177



後期健康運動教室参加者募集
12月から3月まで、計8回コースで健康運動教室を開催します。
今回のコースは、冬の運動不足解消として日中に開催します。気軽に楽しく体を動かしましょう。詳しくは、町ホームページに掲載しているチラシをご覧ください。
■日時/12月9日(火)午後2時~午後3時半
※2週に1回の間隔で計8回開催します
■場所/町民センター
■内容/ストレッチやウォーキング、自重トレーニングなど
■指導者/甘露の森フィットネスインストラクター
■対象/おおむね50代~70代の人
■定員/25人
■申込期限/11月28日(金)
■申し込み・問合せ/保健福祉課健康づくり係
TEL 0136-56-8840



JR倶知安駅冬期除雪
パートスタッフ募集
JR倶知安駅では、倶知安駅・ニセコ駅での除雪作業員を募集しています。
■雇用期間/令和7年12月1日(月)~令和8年3月15日(日)
■勤務場所/倶知安駅、ニセコ駅のいずれか
■勤務時間と賃金/
・泊まり勤務:午前8時50分~翌午前8時50分(実働16時間)20,000円
・日勤勤務:午前8時50分~午後5時50分(実働8時間)10,000円
■業務内容/駅ホームや構内での除雪作業
■問合せ/JR倶知安駅 TEL 080-2187-5501





追跡! vol.57

まちづくり会社の活動!

ニセコミライに新たなにぎわい! 日々の交流について
賃貸A棟と分譲C棟が完成し、ニセコミライで暮らす人が増えました。新たな住民のみなさんが積極的に自治活動へ参加してくださり、「まち」が形になってきていることを実感しています。ニセコまちでは、コミュニティづくりの一環として、シェア畑の提供やイベントの開催、町内会用オンラインツールの運営などを行っています。今回は、こうした取り組みを通した交流について、住民の声をご紹介します。
「シェア畑は、学びが多く、新たな野菜作りに挑戦したくなります」、「家族で楽しめるイベントが定期的にあるのは、子育て世代にとってありがたいです。住民同士の交流の場にもなっていて、有意義な時間です」、「町内会のLINEチャットがとても便利です。ちょっとした相談も気軽にできるのがうれしいですね」といった声をいただきました。
また、移住者のみなさんからは、「近所の人とこんなに話す機会があるのは初めてですが、心地よい距離感です」、「町内会が安心できる居場所になっています」などのうれしい声もいただきました。これからも、住民のみなさんと共に、住民主体のまちづくりを進めていきます!
次回のニセコミライイベントは、昨年ご好評をいただいた「スノーモービル&雪遊
び」を来年1月に開催予定です。お楽しみに!

住民のアイデアにより、共用コンポストを町内会で設置しました!





北海道新幹線トンネル工事町民見学会の参加者募集
北海道新幹線の工事現場を実際にご覧いただける「トンネル見学会」を開催します。
子どもたちにも、地域の未来を支える新幹線プロジェクトを知っていただける機会となっています。親子そろってのご参加もお待ちしています。
■日時/11月24日(月) 午前10時~午前11時半
※町民センター集合・解散
■内容/概要説明、現場見学
■見学場所/羊蹄トンネル
■移動手段/バス
■参加費/無料
■定員/ニセコ町民30人(住民票がある人・小学生以上・歩行可能な人)
※小学生は保護者同伴
※応募者多数の場合は抽選し、当落通知を行います
■申込期限/11月13日(木)
■申込方法/左記二次元コードからお申し込みください
■問合せ/企画環境課経営企画係 TEL 0136-56-8837



文化
第37回有島武郎青少年公募絵画展
有島武郎の芸術振興精神を継承して今年で37回目を迎える公募絵画展。入賞・入選作品を展示します。
■展示期間/10月25日(土)~11月9日(日)
■場所/有島記念館
■料金/入館料のみ



有島武郎青少年公募絵画展表彰式・講評会
受賞者への表彰を行うほか、出品作品の講評をいただきます。みなさんの参加をお待ちしています。
■日時/11月3日(月)午後1時~(1時間程度)
■場所/有島記念館
■料金/無料
藤倉英幸作品展「なぁ~んだぁ、紙はっただけかぁ 2025-冬」
藤倉英幸のはり絵作品、約10点程度をご覧いただくことができます。
■日時/10月10日~4月中旬(予定)
■場所/有島記念館
■料金/無料
※くらしの情報「文化」コーナーについての問い合わせは有島記念館まで TEL 0136-44-3245
※有島記念館は、午前10時
開館、最終入場は午後4時まで。入館料は大人500円、高校生以下と65歳以上の町民は無料




国際交流通信 vol.31

国際交流員は、9月27日に伝統衣装の着付けイベントを開催しました。中国とインドネシア出身の交流員が、それぞれの衣装の歴史や特徴、着用される場面などについて紹介しました。さらに、地元で親しまれているお菓子も持参し、参加者と一緒に味わいました。
会場では、衣装を間近で見たり実際に着たりしながら、みなさん笑顔で交流しました。「とてもきれい!」、「中国の漢服は一人で着るなんて無理!」、「インドネシアの衣装は涼しくて、夏にぴったり! 」といった感想が飛び交い、和やかな雰囲気に包まれました。



町営住宅に空き室があります

種類 団地名 形式 構造 家賃目安最低~最高 駐車スペース
・公営住宅(世帯用)望羊団地C棟201号室 3LDK(67.08平方メートル)平成5年建設 耐火中層 12,500円~40,800円(収入などで変動) 有
・公営住宅(世帯用)望羊団地D棟202号室 3LDK(67.08平方メートル)平成5年建設 耐火中層 12,500円~40,800円(収入などで変動) 有
・公営住宅(世帯用)望羊団地E棟201号室 3LDK(69.63平方メートル)平成5年建設 耐火中層 13,000円~42,400円(収入などで変動) 有
・公営住宅(世帯用)望羊団地G棟301号室 2LDK(62.56平方メートル)平成5年建設 耐火中層 11,000円~35,700円(収入などで変動) 有

上記以外にも公募する可能性があります。詳しくは町ホームページをご覧ください。
●受付期間/11月4日(火)~11月17日(月)
●入居資格・申込方法/詳しくはお問い合わせください
■問合せ/都市建設課住宅管理係 TEL 0136-56-8846





派遣先からお届け!
地域活性化センター出向レポート
一般財団法人地域活性化センターに出向中の小西です。東京のまちを歩いていると、意外に坂が多いと感じます。また、渋谷など「〇〇谷」という地名もよく目につきます。その理由は、東京23区の西部や多摩地域に広がる武蔵野台地のふちが湧水で少しずつ削られ、すり鉢状の谷が連なっているからです。
私は、その成り立ちをセンターの内部研修で学びました。研修のテーマは「地形と水に着目したまちの魅力発見と地域づくり」です。台地と谷、湧水と川筋、台地の”へり”と低地の関係に注目し、江戸の古地図と現在の地図を重ね、実際に歩いてみると、まちの変遷が見えてきます。江戸では、台地上に「山の手」として武家地が広がり、その周辺の低地には町人地、いわゆる「下町」が発達しました。近代以降、台地は官庁街やビジネス街として整備が進み、低地は住宅や商業が集まりやすい傾向が見られます。運河などの水辺は多くの場所で、公園や商業施設が集まるにぎわいの場であると同時に、防災の要にもなってきました。
この地形と水からまちを読む見方は、ニセコ町のまちづくりにも生かせるのではないでしょうか。尻別川沿いの段丘や、丘陵から山麓へとつながる地形では、斜面の向きで日当たりや雪の残り方が変わり、建物の角では風が強まりやすく、春の雪どけや雨のあとは低い土地に水が集まりやすくなります(場所によっては浸水の心配があります)。車で移動することが多い日常の中でも、少し視点を変えて歩いてみると、冬でも歩きやすい道、子どもや高齢者が安心して通れる道、季節ごとに美しく山並みが見える場所が見つかります。歩きながら得た「気付き」は、除雪の工夫やビューポイントの保全、雨水対策、避難経路の見直しなど、より良いまちづくりのヒントになります。四季の変化を感じながら、足元の地形に着目して歩いてみるのも良いですね。




CSチャンネル vol.44

地域とともにある学校づくり
ニセコスタイルの
コミュニティ・スクール

子どもたちのために具体的な成果を出す

9月29日に、ニセコ町のコミュニティ・スクールの活動を深化させることを目的に、第2回コミュニティ・スクール全体会を開催しました。旭川市立大学の出口寿久先生による講演を通じて、コミュニティ・スクールの基本的な意義と実践方法を再確認し、各学校が抱えるテーマで熟議を行いました。
◆幼児センター
全体の3分の1を占める外国人家庭との円滑なコミュニケーションが課題。言語の壁を越え、全家庭が安心できる環境を作るため、通訳など困った時に助けを求められる地域ボランティアの在り方について話し合われた。
◆ニセコ小学校
地域や高校生の協力で実施することができたアンヌプリ登山。この活動を継続するためのさまざまな課題について、学校運営協議会でも話をしていく。
◆近藤小学校
スクールバスを待つ間の児童の安全確保が課題に。子どもたちが安心して過ごせる居場所作りのため、見守りなどで地域のみなさんに関わってもらう必要性が議論された。
◆ニセコ中学校
英語教育の目標を「学力向上」と「コミュニケーション能力の育成」のどちらに置くべきか議論。自分の言葉で考えを伝え、多様な地域の人とつながる喜びを体験させることが重要ではないか、という意見が出された。
◆ニセコ高校
生徒の学習意欲を高め、進路選択の幅を広げる活動を充実させるため、運営協議会と連携し、より適切な情報発信を行う必要性が語られた。
「子どもたちのために具体的な成果を出す」という共通の目標に向かい、次の一歩につながる前向きな意見が多くありました。
■問合せ/コミュニティ・スクール委員会事務局 TEL 0136-44-2101




こんにちは町長です
就任から間もなく、各種ご挨拶や会議などで、あっという間に時間が過ぎていきます。まだまだ新しい環境に慣れる途中ですが、町内外の多くの人とお話をする中で、改めてニセコ町が多くの人に支えられていることを実感しています。私のことを知ってもらうために、職員向けにメールマガジンを始めました。初回では「薩摩の教え」(有島武郎のルーツがある)を引用し、挑戦する姿勢をお伝えしました。「挑戦をして成功した人」、「挑戦をして失敗した人」、「挑戦した人を支える人」を目指し、「何もしない人」、「何もせずに批判だけする人」にはならないように、私自身がまずその姿勢を示しながら、役場や地域全体に、前向きな風が広がるよう取り組んでいきたいと思います。
ニセコ町長 田中 健人

まちのカレンダー11月

まちのカレンダー 11

右上かこみ記事 
11月は
固定資産税(第4期)
介護保険料(第5期)
国民健康保険税(第6期)
納期限は25日(火)
上・下水道の納期です
口座引落し日は28日(金)

口座振替をご利用の人は、残高の確認をお願いします
固定資産税・国民健康保険税の問合せ/税務課 TEL 0136-56-8838
介護保険料の問合せ/保健福祉課 TEL 0136-56-8840
上下水道料金の問合せ/上下水道課 TEL 0136-56-8847

左上かこみ記事
夜間・休日の救急・急病対応
倶倶知安厚生病院 電話0136-22-1141


5日(水)
●緊急地震速報訓練/役:10:00~ くらしの情報p15参照
●貯筋教室/町:10:30~
●水曜ほうかご探究室/町:15:30~
●日本語サロン/倉:16:00~

6日(木)
●5歳児健診/町:9:00~
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
あそぶっく夜間開館

7日(金)
●対がん総合検診/町集合:6:30
●エキノコックス駆除対策/町内:9:00~
●放課後子ども教室/町:13:30~

8日(土)
●近藤小学校学芸会/近藤小学校:8:45~
●英会話サークル/オ:10:00~

9日(日)

10日(月)
●放課後子ども教室/町:13:30~
●ニセコ周遊バス運行開始(~3月22日)/町内 くらしの情報p16参照
有島記念館休館日
あそぶっく休館日

11日(火)
●健康運動教室/町:19:00~
有島記念館休館日
中央倉庫群休館日

12日(水)
●子育て講座「編み物教室」/町:10:00~
●第2回ベスト・ツーリズム・ビレッジシンポジウム/町:11:00~ まちづくり情報室p6参照
●バレーボール大会監督者会議/町:18:30~

13日(木)
●おひさまにこにこ相談/幼:10:00~ にこにこ広場p13参照
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
あそぶっく夜間開館

14日(金)
●放課後子ども教室/町:13:30~

15日(土)
●ワールドカフェ(秋)/町:13:00~

16日(日)

17日(月)
●リサイクルバザー(~21日)/幼:9:30~  にこにこ広場p13参照
●放課後子ども教室/町:13:30~
有島記念館休館日
あそぶっく休館日

18日(火)
●ニセコ小学校地域参観日/ニセコ小学校:9:15~ くらしの情報p17参照
●貯筋教室/町:10:30~
●弁護士無料法律相談/町:13:00~
有島記念館休館日
中央倉庫群休館日

19日(水)
●ラジオニセコ割込放送/役:10:50~
●水曜ほうかご探究室/町:15:30~
●日本語サロン/倉:16:00~

20日(木)
●1歳半・3歳児健診/町:13:00~
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
あそぶっく夜間開館

21日(金)
●子育て講演会「子どもの発達とおもちゃや絵本の役割」/町:10:00~ にこにこ広場p13参照
●放課後子ども教室/町:13:30~

22日(土)

23日(日)
勤労感謝の日
あそぶっく休館日

24日 (月)
振替休日
●北海道新幹線トンネル工事町民見学会/町集合:10:00~ くらしの情報p20参照
あそぶっく休館日

25日(火)
●まちづくり懇談会/宮田集会所:18:00~ まちづくり情報室p3参照
●健康運動教室/町:19:00~
有島記念館休館日
中央倉庫群休館日

26日(水)
●巡回ミニドック結果説明会/町:9:30~

27日(木)
●まちづくり懇談会/幼:10:00~
●魔法のじゅうたん/あ:15:00~
●まちづくり懇談会/元町地域コミュニティセンター:18:00~ まちづくり情報室p3参照
あそぶっく夜間開館

28日(金)
●放課後子ども教室/体:13:30~
●まちづくり懇談会/里見地区コミュニティセンター:18:30~ まちづくり情報室p3参照
あそぶっく休館日

29日(土)

30日(日)
●全町9人制バレーボール大会/体:9:00~

12月1日(月)
●放課後子ども教室/町:13:30~
●まちづくり懇談会/福井地区コミュニティセンター:13:30~
●まちづくり懇談会/中央連合町内会コミュニティセンター:18:00~ まちづくり情報室p3参照
有島記念館休館日
あそぶっく休館日

2日(火)
●子育て講座「編み物教室」/町:9:30~ にこにこ広場p13参照
●まちづくり懇談会/曽我活性化センター:17:00~ まちづくり情報室p3参照
有島記念館休館日
中央倉庫群休館日

3日(水)
●水曜ほうかご探究室/町:15:30~
有島記念館休館日

4日(木)
●乳児健診/町民センター:13:00~
●まちづくり懇談会/いこいの湯宿いろは:13:30~
●あそぶっくらぶ(予約制)/あ:15:00~
●まちづくり懇談会/近藤地区コミュニティセンタ:18:00~ まちづくり情報室p3参照
あそぶっく夜間開館

5日(金)
●貯筋教室/町:10:30~
●放課後子ども教室/町:13:30~
●まちづくり懇談会/ニセコ地域コミュニティセンター:19:00~

6日(土)

今月のフォトアルバム

写真を募集します!
身近な写真を広報で紹介してみませんか。撮影日や撮影場所などの簡単な説明とお名前(フォトネーム)とともに、広報広聴係(koho@town.niseko.lg.jp)までお寄せください。ニセコ町公式LINEの投稿フォームからも投稿できます。

おいしそうな実をゲット! 撮影者:もりちゃん

刈り入れの終わった田圃と、夕陽に染まるアンヌプリ連峰 撮影者:TF

デイサービスセンターから近藤小学校へ雑巾贈呈 撮影者:広報広聴係

全後志少年柔道大会個人戦小学生男子5年生の部
優勝:前川旺太、第3位:ラッファート怜和
団体戦小学生の部 第3位
撮影者:ニセコ柔道連盟

食と栄養のおはなし vol.35

【介護予防料理教室】
9月25日、29日に町民センターで「介護予防料理教室」を開催しました。今年はフレイル予防のため「たんぱく質」を意識したメニューを作りました。一部メニューを紹介しますので、ぜひご自宅で調理してみてください。
介護予防料理教室は、来年度も開催予定です。日程が決まりましたら広報などでお知らせします。みなさんの参加をお待ちしています。
■問合せ/保健福祉課健康づくり係 栄養士
TEL 0136-56-8840 FAX 0136-44-3500
MAIL:kenko@town.niseko.lg.jp



たんぱく質たっぷり お好み焼き
◆材料(2枚分)
・豚バラ肉・・・・・・・・4枚
・キャベツ・・・・・・・・1/4個
・長ネギ・・・・・・・・・1/4本
・木綿豆腐・・・・・・・・150グラム
・桜エビ・・・・・・・・・5グラム
・小麦粉・・・・・・・・・100グラム
・和風顆粒だし・・・・・・小さじ1
・水・・・・・・・・・・・60ミリリットル
お好みで
・お好みソース
・かつお節
・青のり

◆作り方
1、キャベツは千切り、長ネギは小口切りにします。
2、ボウルに豆腐を入れ、滑らかになるまで泡立て器でよく混ぜます。
3、小麦粉と和風顆粒だし、水を加え、生地がトロトロになるまで混ぜます。
4、キャベツと長ネギ、桜エビを加えて全体をさらに混ぜます。
5、油を熱したフライパンに生地の半量を入れ、丸く広げたら豚肉をのせ、 ふたをします。
6、焼き色がついたらひっくり返し、再度ふたをして蒸し焼きにします(2枚目も同様)。
7、皿に盛り、お好みソースやかつお節、青のりをお好みでかけたら完成です。
※お好み焼きは冷凍もできるので、多めに作って焼いておくと便利です




きゅうりとちくわの梅和え
◆材料(1人分)
・キュウリ・・・・・・・・・・1/4本
・ちくわ・・・・・・・・・・・1本
・梅干し・・・・・・・・・・・1個
・ごま油・・・・・・・・・・・小さじ1/2
・みりん・・・・・・・・・・・小さじ1/2
・しょう油・・・・・・・・・・小さじ1/2
・白いりごま・・・・・・・・・適量


◆作り方
1、ちくわとキュウリを千切りにし、梅干しは種をとって軽くたたいておきます。
2、ボウルに全ての材料を入れ、よく混ぜ合わせます。
3、冷蔵庫で20分ほど冷やし、味をなじませたら器に盛り、完成です。

DATA OF NISEKO TOWN


町内の放射線量の状況
測定日 10月15日までの1か月間
最高値 0.037μGy/h
最低値 0.033μGy/h
平均値 0.035μGy/h

空間放射線量率は
平常レベルです

人の動き(9月末現在)
人口 5,036人
(前月比 -5)
男 2,549人
(前月比 -2)
女 2,487人
(前月比 -3)
世帯数 2,765
(前月比 -2)
うち外国人 595
うち外国人世帯 414
 

編集後記


スポーツに縁もゆかりもない私。昔から運動神経が悪く、チームプレイの競技は特に避けがち。スポーツ観戦にもあまり興味はありませんでした。
広報の仕事をきっかけに、初めてスポーツ観戦の機会をいただきました。最初は迫力ある声援や、会場の雰囲気に圧倒されましたが、良い刺激をもらい、その日からスポーツとの接点が深まっていきました。
取材を通して、各種スポーツ教室や選手訪問、チームマスコットとの交流など、さまざまな形でスポーツに触れている今日この頃。気づけば家で試合を見たり、推しの選手を見つけてしまったり、マスコットに愛着が湧いたりと、スポーツ業界の魅力にどっぷり漬かってしまいました。
まさか仕事をきっかけに、こんなにもスポーツに魅了される日が来るとは…。これからもカメラ片手に、新たな世界や経験を求めて、さまざまな現場に足を運んでいきたいです。 (み)

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町役場
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500