北海道初・日本最北のコットン試験栽培に成功

お知らせ

ニセコ町が「商工観光魅力アップ事業」として支援している高橋農園が、栽培困難と考えられていた北海道で純国産コットンの露地栽培に成功しました。
 
 商業的なコットン栽培は北海道で前例がなく、露地での栽培は日本最北。これまで日本最北と言われていた宮城県から大きく更新しました。世界有数のスキーリゾートで作り出すパウダースノーのような「NISEKO SNOW COTTON™(※1)」で、ニセコ町の新たな魅力を発信します。
 かつて日本で栄えたコットン栽培ですが、現在国内でのコットン自給率はほぼ0%と推定されており(※2)、純国産コットンの希少性が高まっています。近年の気候変動もあり、長年栽培が難しいとされてきた北海道でも、ニセコ町で長年培ってきたメロンの栽培技術を応用し、コットンを作ることが可能になりました。
 高橋農園は、町の特産品であるメロンなどを生産・販売。2023年よりハウス・露地でのコットンの試験栽培を開始し、3年の歳月を経ていずれの試験栽培も成功。創業100周年となる2026年には、町内事業者と連携したコットン商品を町内約5店舗でリリース予定。今後はワークショップや収穫体験イベントを企画するなど、コットンを通じた地域活性化と持続可能な農業に取り組み、町の新たなブランド造成に挑戦します。
イメージ
(※1)「NISEKO SNOW COTTON™」は、現在商標登録出願中です
(※2)日本オーガニックコットン協会
https://joca.gr.jp/about-organic-cotton/#cultivation-history

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町役場
TEL:0136-44-2121
FAX:0136-44-3500