(仮称)ニセコ町建築ガイドラインの策定に向けて(令和4年度(2022年度)までの取組内容)

 ニセコ町では、⾃然環境や⽣活環境、農村景観など貴重な地域資源を将来にわたって維持していくために、まちづくりの憲法である「ニセコ町まちづくり基本条例」に基づき、さまざまなルールを定めています。
 美しい景観を将来にわたって維持していくために、平成16年(2004年)に「ニセコ町景観条例」を制定しました。それ以来、大規模な建築や開発の計画があったときには、住民説明会等によって、事業者とその地域のみなさんとの相互理解を深めながら、景観づくりを行ってきました。
 また平成21年(2009年)には準都市計画区域と景観地区、特定用途制限地域を指定し、より良い景観づくりを行ってきました。
 しかし近年では、今までにはなかったような大規模な開発など、複雑化した建築や開発の計画が各地域で 増えており、現状の条例や規制だけではこれらの事業へ対応することが難しくなってきています。
 そこでニセコ町では、今後もより良い景観づくりを行うために、町全体や地域ごとにおける景観形成の目標や方針、基準などを定める建築ガイドラインの策定を検討しています。​​​​​​

 令和4年度(2022年度)までの取組状況は、以下のとおりです。
 

【令和4年度(2022年度)実施】(仮称)建築ガイドライン策定業務

 令和4年度(2022年度)は、ガイドラインの策定にあたり、具体的に建築ガイドラインのベースとなる案を作成するため、地区別景観ワークショップやアンケートを実施しました。その結果をまとめ、令和5年度(2023年度)に向けたたたき台を作成しました。
 またガイドライン策定とともに、景観条例や地下水保全条例など各種条例等との関連性や位置付けなどを整理し、ガイドラインの有効活用のため、どのように運用していくかについても検討を行いました。
 これらの検討を踏まえて、令和5年度(2023年度)にガイドラインを策定する予定です。

 地区別景観ワークショップやアンケートの結果は以下のとおりです。
 

地区別景観ワークショップを開催しました

 令和4年度(2022年度)は、ガイドラインの策定にあたり、地区別にお住まいのみなさんを対象に、みなさんと意見交換するイベントを行いました。
 各地区に住むみなさんと、今後も大切にしたい地域の景観などについて、みなさんの思いやアイディアを話し合い、今後もより良い景観づくりを行うために、町全体や地域ごとにおける景観形成の目標や方針、基準などを定めるための検討を進めていきます。
日  程開始時間会  場対象となる地域(字名)
6月29日(水)18:00中央連合町内会コミュニティセンター中央通
8月5日(金)18:00町民センター 研修室1富士見・本通・有島・元町
8月24日(水)19:00曽我活性化センター東山・曽我
9月14日(水)19:00ニセコ地域コミュニティセンターニセコ
9月15日(木)18:30福井地区コミュニティセンター里見・宮田・黒川・富川・福井・桂台・西富
9月27日(火)18:30近藤地区コミュニティセンター羊蹄・近藤・豊里
 地域ごとにワークショップを開催し、参加いただいたみなさんに「ニセコ町で大切にしたい景観づくり」について様々なご意見をいただくことができました。地域における景観資源や景観づくりのためのルールや方法など、みなさんからのご意見をまとめました。

ニセコ町の景観に関するアンケートの実施しました

 令和4年度(2022年度)は、ガイドラインの策定にあたり、より多くのご意見をいただくため、町民のみなさん及び団体を対象に、アンケート調査を行いました。
 みなさんの地域の景観等についてのご意見等を把握し、ガイドライン策定の参考としていきます。
 みなさんからのご意見等は、調査結果として、以下のとおりまとめました。

 

【令和3年度(2021年度)実施】(仮称)建築ガイドライン策定事前調査

 令和3年度(2021年度)に、ニセコ町では、ガイドラインの策定にあたり、現在の建築基準法や景観条例などを補う地域ごとの特徴にあったガイドラインを策定するための事前調査を⾏いました。
 ニセコ町における土地利用・建築等に係る法的規制の状況やその実態の把握・検証のほか、他自治体における規制状況を比較・検証し、ガイドライン策定に向けた検討を行いました。
 

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