2014年度のブログ

【有島武郎がモデル】

2015年3月30日(月)

「おばけのマール」シリーズを知っていますか。
札幌の円山に住む「マール」が色々なところで、色々なお友達と出会う絵本です。
なかい・れいさんが絵を、けーたろうさんがお話をがけ、この10年間で、計6巻が刊行されています。
その中の「おばけのマールとおかしなとけいだい」には、なんと有島武郎をモデルにした「オクロック」というキャラクターが登場します。
ちなみに、けーたろうさんは、事前に有島記念館まで調査に来てくださいました。 
札幌市内の「美術館」、「科学館」、「動物園」と博物館施設に遊びに行くことが多い、マール。
札幌からちょっと足を伸ばして、有島記念館という「文学館」にも遊びに来ないかなぁ。
(D・I)

【暖かいです】

2015年3月25日(水)

有島記念館

暖かくなってきました。
(D・I)

【新見さんと山下さんのギャラリートーク】

2015年3月22日(日)

今日は、昨日から開催中の「新見亜矢子作品展」と「山下隆博写真展」のそれぞれの作家さんをお招きして、自作を前にして語っていただきました。
(D・I)

【3つの展示同時オープン&宮山登山会&土田英順チャリティーコンサート】

2015年3月21日(土)

まず、無事に本日より「新見亜矢子作品展」、「山下隆博写真展」、「平成の「生れ出づる悩み」2014展」の3つの企画展がオープンしました。
さらに今日は、普及事業が2つありまります。
まず午前9時からは「宮山登山会」有島地区にある通称「宮山」。
有島武郎の父・武が設けた「弥照神社」が当初設けられていたことから、その名前になったといわれています。
その宮山など、有島農場ゆかりの場所を見学しながら、冬場の運動不足解消と夏場は踏み入れることができない水田からの眺めを楽しもうというのが、この「宮山登山会」です。
上の写真の羊蹄山の手前にある山が「宮山」です。
春はすぐそこです。

有島記念館に戻ってきた後は、甘酒を飲んで疲れを癒します。
さて、今日はこれから、土田英順さんのチャリティーコンサートもあります。
展示室では、コンサートをお待ちの方や登山帰りの方々など多くのみなさまが。

つづいて、「土田英順チャリティーコンサート」。
これは、チェロ奏者の土田英順さんが、東日本大震災で被災した方々を支援するために、道内をはじめ、全国で開いているコンサートです。今回の有島記念館での開催で通産259回目ということです。 
演奏の間には、土田さんが被災地で見聞きしたことや、募金の使われ方についてもお話をいただきました。

多くのお客様に来ていただき、募金も集まりました。
ありがとうございました。
今日は、テレビカメラの取材が土田さんにはいりついています。
土田さん、ピアニストの鳥居さん、おつかれさまでした。
(D・I)

【新見亜矢子作品展準備中】

2015年3月20日(金)

今日は新見さんの作品が搬入されました。
山下さんの部分は、照明等の微調整中です。
平成の「生れ出づる悩み」2014展の方も、引き続き微調整中です。
3つ同時に企画展を開催するなど初めての経験でした。
今年度は7つの企画展+巡回に出した4つの企画展の計11の企画展に有島記念館はかかわりました。
疲れました。
(D・I)

【山下隆博写真展準備作業中!】

2015年3月19日(木)

平成の生れ出づる悩み展の準備と並行して、山下隆博写真展と新見亜矢子作品展の準備も行っています。
展示パネルを作るスタッフの姿です。
今日は、午前中から山下さんが来館し、作品をマットという額縁のガラスと裏板の間にあるものに固定する作業をしてくれました。
学芸員はひたすら、その作品を額に入れて、展示したり、ライトを当てたりしました。
3人揃ってつかれたぁ。
(D・I)

【平成の「生れ出づる悩み」展準備作業中!】

2015年3月18日(水)

平成の「生れ出づる悩み」2014展の準備

平成の「生れ出づる悩み」2014展の準備を昨日から開始しました!
(D・I)

【避難訓練をしました】

2015年3月11日(水)

避難訓練

有島記念館は、多くのお客さまにご利用いただく施設です。
ですので、万が一の際にはお客さまを円滑に誘導するために、また貴重な資料を守るために避難訓練を実施しました。
スタッフがそれぞれが誘導役や指揮役など、役割をかえながら館内を走りまわります。
最後は、外で消火器の操作方法を学びました。
(D・I)

【カラの展示室】

2015年3月8日(日)

作品の撤収が終了

「荒川好夫写真展」の作品の撤収が終了しました。
さびしい気分ですが、次なる展示に向けて気持ちを入れ替えていきます!
(D・I)

【ニセコアンヌプリ】

2015年3月2日(月)

The JR Hokkaido

当館のポスターやオリジナル絵はがきに作品を提供いただいているイラストレーター・藤倉英幸先生。
その藤倉先生が、毎月、表紙絵をてがけているのがJR北海道さんの車内誌「The JR Hokkaido」です。
今月号は、有島記念館からもよく見えるニセコアンヌプリが描かれていました。

【キャンドルを灯しました】

2015年2月24日(火)

2月22日の「朗読と音楽の調べ」会場の窓辺や終了後の通路には、キャンドルが灯されました。
このキャンドルは、有島記念館のそばにある「ニセコ生活の家」のみなさんが作ってくださったものです。
今回は、試験的な意味合いもありましたが、次回は本格的にやりたいと話し合っております。
みなさんご期待ください!

【荒川好夫写真展終了】

2015年2月22日(日)

荒川好夫写真展が終了

本日、荒川好夫写真展が終了いたしました。
昨日は、「朗読と音楽の調べ」にきて頂いたお客さまの何人かが、昭和46年当時のニセコ駅待合室の写真をみて、「ここに写っている人は、○○さん」
と身元捜しをしてくれました。
結局、今までわかっていた方も含めて、5名の方のお名前が判明しました。
懐かしいニセコの風景をみていただき、さらにそのように昔話に花を咲かせていただいたことで、当館で開催した意義はあったなぁと思いました。
(D・I)

【朗読と音楽の調べ】

2015年2月21日(土)

朗読と音楽の調べ

今日は有島武郎作品などの朗読と音楽を楽しんでいたく、「朗読と音楽の調べ」が開催されました。
ご好評をいただいている企画で、今回で3回目の開催となります。
朗読は初回からご出演の田村英一さん、そしてギターは佐藤洋一さんにお越しいただきました。
詳しくは、(S・K)さんが後日アップしてくれると思いますので、乞うご期待。 
(D・I)

【夜景】

2015年2月4日(水)

最近、少しずつですが、陽が長くなってきたように感じます。
スキー場のナイター照明と夕焼けに思わず、みとれてしまいました。
(D・I)

【山下隆博さんが昨日付けに北海道新聞さんで紹介されました】

2015年2月3日(火)

昨日3日付けの北海道新聞

来月21日から当館で開催する企画展「山下隆博写真展 吹雪の日/凪の海」。その写真家・山下隆博さんが、昨日3日付けの北海道新聞さんで大きく紹介されました。
(D・I)

【ふぶいております】

2015年1月7日(水)

吹雪

今日は吹雪です。
 (D・I)

【今年もよろしくお願い致します】

2015年1月6日(火)

有島記念館

本日から有島記念館はオープンしております。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
 (D・I)   

【よいお年を】

2014年12月30日(火)

有島記念館

今年も多くみなさまにご来館いただき、誠にありがとうございました。
有島記念館は、本日が年内最終開館日となります。
来年は1月6日からの開館となります。
よいお年をお迎えください。
(D・I)

【せっぴ】

2014年12月28日(日)

雪庇(せっぴ)が張り出してきたので、今日は雪庇落としをしました。
雪国にお住まいではない方は、「雪庇」って何と思われるかもしれません。 
雪庇とは、屋根の雪が風に吹かれて外にせり出してくるものです。
これが大きくなり、落ちると、その下にあるエアコンの室外機や石油タンクを壊してしまいます。
ということで、屋根に登って除去してきました。
雪庇、なかなかきれいです。
よく見ると、バームクーヘンのように断層になっています。
風の吹いた日ごとに、厚みも違うのでしょうか。
自然にしかつくれない形だと思います。
しかし、このままにはしておけないので、落としてしまいました。
あと、天窓の上に積もった雪がきのこのようになっていました。
これもこのままにしておくと、漏水するのでとってしまいました。
雪国の建物の維持管理、大変です。
(D・I)

【南国のみなさんが】

2014年12月27日(土)

今日は、南国・鹿児島県薩摩川内市から、小中学生25名のみなさんが来館してくれました。
薩摩川内市は、有島武郎さんの父・武さんの生れ故郷で、当館の姉妹館である「川内まごころ文学館」もあるところです。
このようなゆかりがあり、薩摩川内市とニセコ町は友好都市として、色々な交流事業をしてきました。
今回のご来量町・来館も、その一環として開催されたものです。
私から、有島記念館の説明をした後は、ここにあった「有島農場」のみなさんが、どんな寒さの中で開拓をすすめたかというのを知ってもらうおうと、寒さ体験やカンジキをはいてもらったりなどしました。
寒さ体験といっても何がよいかと思いましたが、水につけた布切れを振り回すとすぐに硬くなるのが分かりやすいかと、やってもらいました。
みなさんに喜んでいただけたようで、うれしいです。
凍った布と雪玉で、野球をする少年たちもいました。
(D・I)

【書幅】

2014年12月16日(火)

今日は遠路・旭川から、内藤表具工房の内藤さんにお越し頂き、当館所蔵の書幅の状態についてみて頂きました。
当館収蔵以前由来のハエ糞や折れ、黒カビなどがある作品もあり、今後の対応についてご教示いただきました。ありがとうございました。
 (D・I)

【雪がしんしんと】

2014年12月14日(日)

雪がしんしん

雪がしんしんと降っております。
このような悪天候の中でも、お客様が。
ありがたいことです。
(D・I)

【森雅之さんが!】

2014年12月12日(金)

映画雑誌「キネマ旬報」が95周年を記念して行った120年にも及ぶ日本映画の歴史の上で活躍した俳優のベストテンを発表しました。

有島武郎さんの長男・森雅之さんが、2位に輝いております。 
ちなみに、20年くらい前にやった同種企画では1位でした。
北海道生れの俳優さんで、唯一のトップ10入りでもあります。
郷土を代表する俳優ですので、何か北海道でも特集上映とかあればよいのですがね。
当館でやりたいくらいです。

1位 三船敏郎
2位 森雅之
3位 市川雷蔵
4位 勝新太郎
4位 高倉健
6位 原田芳雄
6位 松田優作
8位 役所広司
9位 三國連太郎
10位 志村喬
(D・I)

【関東方面の有島武郎さんの足跡】

2014年12月8日(月)

関東圏にいってきました。
方々の文学館、美術館などで色々と展示もみて、勉強してきました。
その旅で発見した、有島家の足跡などをいくつか。
 
  • 鎌倉
    有島家とゆかりの深い鎌倉。
    有島家の別荘があったのをはじめ、武郎さんの妻・安子さんが結核になった際には、札幌からこの地に連れてきて養生させています。
    そのほか、武郎さんの他の兄弟ともゆかりが深い土地でもあります。
     
  • 撮影所
    まず1箇所目は、「角川大映スタジオ」。
    ここは元々、「大映多摩川撮影所」と呼ばれておりました。
    そして、戦後の一時期、有島武郎さんの長男で俳優の森雅之さんが所属していたところでもあります。
    昭和28年には、有島武郎さん原作の「或る女」がこの撮影所で撮影され、主演は森さんでした。
    大映の倒産や改築で撮影当時の面影はありませんが、最新鋭のスタジオとなっているようです。
    サンタ姿の大魔神が立っておりました。

    次は日活調布撮影所です。
    最近、撮影所の半分が売却されて全盛期の4分の1以下になってしまっております。
    こちらでは、原田康子さん原作、北海道ロケ作品「白い悪魔」 が森さんの出演で製作されました。
    ちなみに、こちらの撮影所は戦後、日活が製作再開した際に建設されたもので、戦前は先ほどみた「大映多摩川撮影所」が日活の撮影所でした。
(D・I)

【根雪かな】

2014年12月2日(火)

根雪

今日1日で随分と雪が降ってしまいました。
昨日、転車台の冬囲いをして良かったです。
(D・I)

【転車台の冬眠】

2014年12月1日(月)

旧新得機関区転車台

今年、19年ぶりに回転したニセコ駅にある「旧新得機関区転車台」。
まもなく雪が降るということで、冬眠の準備をしてきました。
 (D・I)

【有島武郎さんの札幌の足跡をたどりながら】

2014年11月29日(土)

札幌行ってきました。
偶然ながら、有島武郎さんの足跡を辿るような道のりでしたので、ご紹介します。
有島武郎さんが代表を務めた、貧民子弟教育の場「遠友夜学校」 跡に、「新渡戸稲造記念公園」が造成中です。
ちなみに、「遠友夜学校」の創立者は、五千円紙幣の肖像画にもなっていた、新渡戸稲造さんです。

次なる、場所は有島武郎旧宅。
大正2年から札幌を去るまで住んだ家の跡で、石碑が建てられています。
建物自体は、札幌芸術の森に移設・復元されています。
ちなみに、こちらの建物は昭和26年に製作された黒澤明監督の映画「白痴」のロケで使用されました。そして、その映画の主演が、武郎さんの長男で俳優の森雅之さんです。
森さんは、ご自分の育った家で映画を撮ったことになります。

次は、北海道大学。
有島武郎さんが卒業した札幌農学校の後身であり、教授を務めた大学でもあります。
今日のお目当ては、北海道大学総合博物館で開かれている「美術の北大」展です。
武郎さんが関わった黒百合会関係の方や、しりべしミュージアムロードのお仲間である木田金次郎さんや、小川原脩さんの作品も展示されていました。
私事ですが、この展覧会が開かれていた場所は、10年前に私が初めて関わった企画展を開催した場所でした。
懐かしかったです。
(D・I)

【荒川好夫鉄道写真展会場】

2014年11月26日(水)

小ギャラリーで開催されていた「荒川好夫鉄道写真展」ですが、本日より特別展示室に再び戻ってきております。ゆったりとしたスペースで作品をご覧くことができます。 
(D・I)

【第1回の痕跡が】

2014年11月18日(火)

第1回の痕跡

今年の有島武郎青少年公募絵画展も無事に終わり、今は搬出の準備中です。
作品の裏側をみてみると、なんと第1回の有島武郎青少年公募絵画展の出品票を貼った作品が。
こちらの学校では、26年前からキャンバスを延々と使いまわしているのですね。
(D・I)

【子どもたちと】

2014年11月15日(土)

今日も夕張に滞在して、夕張市美術館元館長の上木さんが地元の幼稚園でお絵かきするという授業をみせていただきました。
お絵かきのベースになるのが、障子。
今の家庭にはあまりないだろうということで、それを園児に知ってもらう意味でも選ばれたようです。 
お絵かきしてもらったあとは、自分の絵を切り取ったり、破ってもらったりして、張り替えてを繰り返しました。
ちなみに、この障子は元の炭鉱住宅にあったもので、特に社員住宅にあったものは坑員住宅のものよりも、格子にカーブが描かれており、手のこんだものになっています。
(D・I)

【作品返却at夕張】

2014年11月14日(金)

当館の「夕張市美術館コレクション展」で展示させていただき、先日、有島記念館から搬出された作品を、夕張へお返しにあがりました。
無事にお返しできて、学芸員としてはほっと息をついております。貴重な作品をありがとうございました。
その後、夕張市役所南支庁舎に畠山哲雄さんのスケッチを展示する作業をお手伝いしました。
是非、夕張へいかれた方は見にいってください! 
(D・I)

【冬の準備】

2014年11月12日(水)

体育館のスタッフさんの手を借りて、花時計の針をはずしたり、屋外のベンチをしまったり、館の建物や屋外の看板類に雪囲いをかけたりしてきました。 
冬ですね。
有島武郎さんの銅像も、風邪をひくといけないので、ビニールシートで保温しておきました。

【夕張展作品搬出】

2014年11月11日(火)

今年、7月から9月にかけて、夕張市教育委員会のご協力を得て開催した「夕張市美術館コレクション展」。
その作品搬出が、今日行われました。
これらの作品は、夕張市内の収蔵庫に収まりますが、また、みなさんの目に触れる機会ができれば嬉しいです。

【平成の「生れ出づる悩み」展準備】

2014年11月5日(水)

ただ今、展示パネル等を大型プリンタで作成しています!
今週末からの岩内展に間に合うかしら。
(D・I)

【旧でんぷん工場 ・転車台見学会とSLニセコ号】

2014年11月3日(月)

今日は、ニセコ駅周辺にある産業遺産「旧でんぷん工場」と「旧新得機関区転車台」の見学会が行われました。
でんぷん工場は、北海道内ではほとんど残存しておらず、貴重な存在です。
ちなみに、転車台の方は私が解説を担当しました。
みぞれまじりの中、30名以上の方々がいらしてくださいました。
もちろんちょっとだけ回転もさせました。
そして、今日は「SLニセコ号」運行最終日。
JRさんからは来年度以降、休止が発表されているので、もしかしたら最後になってしまいかも。
そうなってしまったら、本当に残念です。
19年前の今日は、この転車台が日本最大のSL「C62」を回転させた最後の日でもあります。
あの日も、こんなみぞれまじりだったような気がします。
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展表彰式開催】

2014年11月2日(日)

今日は、全道各地から表彰式に生徒さんや親御さん、先生が駆けつけて
くださいました。
まずは表彰式。
上位6賞と奨励賞・入選の方の代表の方に賞状などを
贈呈させていただきました。
引き続いて、講評会。
審査員を代表して、今年度は西村明美にご登壇いただきました。
上位6賞受賞者にも登壇してもらい、西村先生と会話をしながら、会は進められました。
ちなみに、先日の審査会と今日のために、西村先生は早めにスタッドレスタイヤにしてくださったそうです。
そのようなことが、先生のブログにも書いてあります。
講評会終了後は、西村先生には展示会場に移動していただき、自分の作品についての講評を求める生徒さんにご対応いただきました。
西村先生はじめ、ご来館いただいた生徒さんや保護者・指導者の方に厚く御礼申し上げます。
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展オープンしました】

2014年10月31日(金)

有島武郎青少年公募絵画展

オープンしました!
(D・I)

【しりべしミュージアムロード打ち合わせ】

2014年10月30日(木)

倶知安町・小川原脩記念美術館で、「しりべしミュージアムロード」加盟館による打ち合わせを行ってきました。
毎年夏に開催している「共同展」のテーマなどについて話し合いを行いました。
当館の公募絵画展審査員・羽山先生の企画展が現在開催中です!
(D・I)

【ポスターとチラシつくりなど】

2014年10月29日(水)

平成の「生れ出づる悩み」展のポスターとチラシ作っています。
あと、今週、ニセコでは埋蔵文化財の試掘調査が入っています。
国営緊急農地再編整備事業という、農地の生産効率を向上させるための工事が町内で行われるのですが、それにともなって、埋蔵文化財がある土地も掘り返されてしまいます。
今までに発掘された考古資料をはじめ、国営農地事業や新幹線のトンネル工事現場などこれから発掘される資料、さらに郷土資料一般を収める収蔵庫が、有島記念館にはほしいところです。

国営緊急農地再編整備事業
(D・I)

【岩内出張】

2014年10月28日(火)

木田金次郎美術館に、平成の「生れ出づる悩み」展の打ち合わせのため、出張してきました。
木田金次郎さんと当館で顕彰している作家・有島武郎とは、深いゆかりがあります。
 
それはさておき、今回は『平成の「生れ出づる悩み」』展の打ち合わせに伺いました。
ポスターとチラシをどうするとか、こうするとか。
ついでに、日曜で終了し、撤収を待っている「夕張市美術館コレクション展」もみせていただきました。
 
その後、木田美さんと同じ「しりべしミュージアムロード」加盟館である、西村計雄記念美術館に顔を出しかえってきました。
こちらでも、夕張市美さんの旧蔵作品をお借りしていることで、見せていただきました。
さらに寄り道をし、旧倶知安機関区の転車台をみてきました。
豪雪地帯の転車台のため、スノープラウがついています。
というか、10月なのにすごい雪でした。
なぜ、倶知安だけ雪景色なの。
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展会場づくり】

2014年10月27日(月)

例年より、入賞・入選作が絞られたにもかかわらず、大きい作品が多いので、展示スペース作りに苦慮しております。
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展応募作品の整理】

2014年10月26日(日)

「有島武郎青少年公募絵画展」で、残念ながら選外となってしまった作品の整理を、当館女性スタッフ総出で取り掛かっています。
「次こそがんばって!」と心の中で声かけながらの作業でしょうか。
(D・I)

【図録2冊同時編集】

2014年10月25日(土)

昨日から、「有島武郎青少年公募絵画展」の図録制作を開始していますが、同時並行で「平成の「生れ出づる悩み」2014」の図録も作りはじめました。
デザインの素人である私が作っているので、出来栄えは無保証なのが申し訳のないところですが…。
あと、同展のポスターとチラシも作ってみました。
この展示は、11月8日から岩内町・木田金次郎美術館で、来年3月からは当館で開催し、以降、道内を巡回します。
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展審査会2日目】

2014年10月24日(金)

ついに、受賞作、入選作計102点が決定しました!
審査員のみなさま、2日間にわたる審査、大変おつかれまさでした。
結果につきましては、北海道新聞さんに来週以降掲載されます。
また、新聞発表後、当館HPでもご紹介いたします。
早速、図録作成に取り掛かります。
まずは作品の写真撮影から開始!
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展審査会1日目】

2014年10月23日(木)

審査会

本日と明日、審査会が行われます。
今年度からは佐藤友哉氏(札幌芸術の森美術館館長・美術評論家)、佐藤光雄氏(全道展会員)、羽山雅愉氏(全道展会員)、西村明美氏(道展会員)という新たな体制のもとで、審査が行われます。
審査員の先生同士、1点1点作品を熱く語りながら審査をされております。
町営体育館からも応援をあおいて、スタッフ総出で作品の移動をして、作品を審査していただいております。
受賞作品決定は、明日行われます。
(D・I)

【シモネタ】

2014年10月23日(木)

有島記念公園

有島記念公園全体が霜に覆われました。
季節は着実に晩秋へと向かっていますね。
 (D・I)

【荒川好夫先生チャリティ鉄道写真展】

2014年10月21日(火)

荒川好夫先生チャリティ鉄道写真展

当館で企画展を開催中の荒川好夫先生が主宰するCLUB銀燕(ぎんつばめ)が、社会福祉貢献を目的としたチャリティ鉄道写真展を東京で開催いたします。
  • 会期:2014年11月20日(木)~24日(祝・月)
    10:00~19:00(ただし20日は14:00~、24日は16:00まで)
    入場無料
  • 会場:セシオン杉並展示室(東京都杉並区梅里1-22-32)
    最寄駅:JR高円寺・東京メトロ東高円寺・新高円寺
  • 内容
    鉄道写真の展示販売および荒川好夫氏による写真添削教室(随時受付、2L相当のプリント持参のこと)。写真の売り上げの一部を杉並区次世代育成基金に寄付する。
  • 主催
    CLUB銀燕  社会福祉法人杉並区社会福祉協議会
  • 共催
    杉並区
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展搬入点数】

2014年10月20日(月)

有島武郎青少年公募絵画展の搬入期間が終了いたしました。
例年より50点くらい搬入点数が多かったです。
ご出品いただいた生徒さん、ご指導をされている先生、搬入業者さん、ありがとうございました。
  • 搬入点数 総計330点
    高校油彩133点、高校水彩14点、中学油彩68点、中学水彩115点
(D・I)

【「編集長敬白」にご紹介いただきました2】

2014年10月18日(土)

昨日の引き続き、「編集長敬白」に荒川先生の写真展を紹介いただいております。今回は、転車台を整備する荒川先生や殖民軌道跡で鉄道や植物について解説をいただいている持田さんのの様子がご覧いただけます。是非ご覧ください!
(D・I)

【「編集長敬白」にご紹介いただきました】

2014年10月16日(金)

1日あたり1万人が閲覧し、書籍にもなったRail Magazine編集局長の名取紀之さんのブログに、荒川先生の写真展をご紹介いただきました。
ありがとうございました。 
(D・I)

【有島武郎青少年公募絵画展作品搬入はじまりました】

2014年10月16日(木)

有島武郎青少年公募絵画展作品搬入

今年で26回目になる有島武郎青少年公募絵画展。
どんな作品がくるのでしょうか。
楽しみです。
(D・I)

【新展示コーナー】

2014年10月16日(木)

実は、「小ギャラリー」を作ったとき、でかいガラスケースの置き場に頭を悩ませていました。
どうしよう。
使えばいいか。
ということで、1つは有島農場で使われた食に関する資料を、もう1つは有島農場の図面と今のその地点の航空写真とを比較できる展示にしてみました。
かなりの頻度で、お客様からこんな問答があります。
「有島農場ってどのくらいの大きさだったの」「有島記念館がある場所にあった第一農場(ちょっと離れたところに第二農場がありました)は約350ヘクタールです」
「350ヘクタールってどれくらい」
「…」 。
それならば、見て頂いたほうが早いというわけです。
このケース2つは、何ヶ月かごとに展示内容を変更していきたいと思います。
 (D・I)

【荒川好夫展会場変更】

2014年10月15日(水)

本日より、荒川先生の写真展会場が特別展示室から、急ごしらえの小ギャラリーへと変更になっております。
展示面積が5分の1以下となっています。
しかしながら、作品間隔をつめたり、小作品はケースの中に作品を収めさせていただくなど、ご覧いただく方や作品、そして荒川先生には申し訳のないのですが、展示作品の変更はございません[実物資料として展示していた、「銀山駅駅名板」のみ、展示されておりません]。
作品は、元の特別展示室には12月より復帰します。

【また羊蹄山に雪降った】

2014年10月15日(水)

羊蹄山

羊蹄山の山頂がまた白くなりました。
ニセコ側は日向なので、午後にはだいぶん融けてしまいました。 
(D・I)

【伊藤恵里さんの個展開催中です】

2014年10月14日(火)

今年8月のワークショップなど、当館にご縁のある作家・伊藤恵里さんの個展が東京・銀座で開催中です!
詳しくは、伊藤さんの「山猫舎」ブログをご参照ください。

あと、当館では伊藤恵里さんのポストカードを販売中です。
伊藤さんと町民のみなさんが共同制作した作品の近くにあります。
ちなみに、道新さんのHPでは、その時の動画がみられます。
道新さんありがとうございました。
(D・I)

【また虹が!】

2014年10月10日(金)

展示室を作っていると(笑)、スタッフのKさんから「不思議な虹が出ています!!」との報が。
堀部安兵衛のごとくおっとり刀ならぬ、おっとりカメラで駆けつけてみました。
(D・I)

【遊歩道のご紹介】

2014年10月10日(金)

虹を撮影するために、外に出たついでに、昨年作った遊歩道をみなさんにご紹介しようと思い、歩いてみました。
有島記念館の真裏にある遊歩道で、ウッドチップが敷き詰められています。
最高部にはベンチもあり、こちらもアベックの方にはお勧めです。
ちなみに、このベンチのある位置と、当館の展望台の高さはほぼ同じです。
どちらがわからの風景がよいか、見比べるのも良いかもしれません。
(D・I)

【アベックのみなさま】

2014年10月9日(木)

アベックシート

アベックシートから、紅葉の羊蹄山を眺めるのもよいのではないでしょうか。
ちなみに、目の前にある建物は、今の有島記念館ができる前まで、有島農場の資料を公開していた「有島謝恩会館」です。
眺望の邪魔などといわず、有島地区の歴史的な建築物だと思って、みてみてください。

【展示室を作る】

2014年10月6日(月)

現在、特別展示室では、「荒川好夫写真展」を開催中ですが、10月は、今年で26回目を迎える有島武郎青少年公募絵画展が開催されます。
という訳で、特別展示室がダブルブッキング状態。
そこで、展示室を1つこしらえることにしました。
そんな簡単に出来るものでもありませんが、実は、館内には額縁をワイヤーでつるすためのフックをかけるレールがついている箇所があります。
照明も一応はあるし。
この細長い空間を、展示室にしてしまおうと。
実は、昨年もこのスペースで「大崎和男鉄道写真展」を開催しましたが、すべてのスペースを使った訳ではないので、今回は第二期工事として着工しました。
「着工」というと、業者さんにお任せするようですが、そんな予算はあるはずもないので、自分でやります!
レールも、この建物を建てたときにあまったものでしょうか、野外に立てかけられていたものを利用します。
そのほか、窓を塞いだりなどなど。
さて、どんなふうになるでしょうか。
(D・I)

【荒川好夫写真展について】

2014年10月7日(火)

荒川好夫写真展

「荒川好夫写真展」ですが、来週15日水曜日から11月末まで、展示室の都合により、一部作品を除いたダイジェスト展示となります。
今週末まで以下のよう展示となります。
(D・I)

【平成の「生れ出づる悩み」コンテスト作品審査】

2014年10月6日(月)

当館と岩内・木田金次郎美術館さん、北海道開拓の森さん、道新さんの共催で開催している『平成の「生れ出づる悩み」コンテスト』の審査をしています。
応募点数は少ないのですが、力作揃いです。
ただ、このコンテスト、作品だけではなくて、作家の悩みや考え方といったテキストも審査対象になっています。
そこが特色でしょうか。
入選作は知近々発表させていただきます。
(D・I)

【虹】

2014年10月3日(金)

写真の左側に虹が写ってます!
(D・I)

【羊蹄山に白いものが】

2014年10月1日(水)

自分の頭に白いものが生え始めた今日この頃ですが、今朝、羊蹄山の頭にも白いものが。
(D・I)

【かぼちゃ】

2014年9月30日(火)

先週土曜日から、有島記念館入り口にかぼちゃがみなさんのお越しをお待ちしております。

【荒川好夫写真展 ギャラリートーク】

2014年9月28日(日)

9月20日(土)、特別展示室にて「荒川好夫写真展 ギャラリートーク」が催されました。ご案内役は、当館の主任学芸員が担当いたしました。
お住まい年齢性別はばらばらですが、遠方からのお客様が多かったのが印象的です。
学芸員の解説に対し、質問あり、追加情報あり、実体験談や思い出話もありというふうに、なごやかな会話の弾む会でした。
 
こういった場では通常、幾人かで見回られる場合にでも、他の観覧者を慮って会話は控えめになるものです。ですので今回のギャラリートークのように、賑やかにお喋りしながらの観覧というのは、めったにできない体験であると思います。今回のこのブログ報告の担当スタッフもご一緒したのですが、とても楽しく過ごさせていただきました。 
 
荒川好夫写真展はただいま、滑空するツバメのエンブレムも鮮やかに雪煙をまとって函館本線を駆ける蒸気機関車C62の勇姿を追ってゆく、一連の作品がメインとなっています。
なつかしい駅や、構内、車内、そこを過ごす鉄道職員や乗客の表情が添えられて、ひとつの時代ごと伝わってくるような、迫るような写真の数々です。
 
これらを順を追って観覧してゆくほどに、みずからが昭和の函館本線を南下しているかのような感覚にとらわれました。
皆様は、乗客の気分、「C62」の気分、どちらでご覧になったでしょう。
鉄道写真を嗜まれる方などはやはり、この「C62」を追った荒川好夫氏のファインダーごし、撮影者の目線でご覧になるのでしょうか。
 
小樽から長万部へと、初対面どうしの方々と連れだって楽しく過ごしたこのギャラリートークは、まるで蒸気機関車の車上、偶然に隣り合わせたボックス席のようでした。
ただいまご好評いただいております荒川好夫写真展「北海道 冬 ~蒸気機関車C62 栄光の記録~」は、2015年2月22日(日)まで開催いたします。
 
現展示は、上記の作品群「急行『ニセコ』」に並び、ニセコ町と鉄道の係わりが映し出された「急行『ニセコ』のあゆみ」、列車の変容とそれぞれの英姿を映した「山線を駆け抜けた列車」、昭和46年のニセコ町をまのあたりにできる「ニセコ駅のある一日」、荒川好夫氏の軌跡を辿る「雑誌・書籍にみる荒川好夫氏の仕事」、そして迫力ある1/24スケールの「C62模型」と、見どころ多い内容です。
(S・K)

【転車台・殖民軌道跡 植物観察ウォーク】

2014年9月28日(日)

9月14日(日)、ニセコ駅付近をスタート地点としました屋外イベント、「転車台・殖民軌道跡 植物観察ウォーク」を開催いたしました。
ガイドはこちらのお三方!
ちなみに開始前、女性スタッフも試させていただきました。
これは本当に回ります。本当にハンドル一本です。
どんな仕組みなのか、興味が湧いてしまいました。

田舎道をお散歩

おつぎは、「殖民軌道」沿いに、田舎道をお散歩します。
出発!

野草講座

野草講座。
このウォークのメインガイドは持田氏なんです。
ためになったり、びっくりしたり。

鉄道講座

もちろん、鉄道講座も……。
ゆったり曲がったこの道路の形は
そのまま、殖民軌道の形なのだそうです。

草花の解説

うっかり落ちてしまったシーンではありません。
持田氏、道沿いの水路から草花の解説です。

草花の解説

上がれなくなってしまったシーンではありません。

ゴール

お勉強しながら、遊びながら、ゆっくりゆっくり歩き住宅地に入ったあたりがゴールになりました。
お疲れさまでした!
ニセコ町に「転車台」があることは知ってはおりましたが、間近に見て、乗せてもらってと、実際に体感すると感動ひとしおです。
楽しい散歩をご一緒くださった皆様、ありがとうございました!
 (S・K)

【荒川好夫講演会】

2014年9月28日(日)

9月13日(土)、荒川好夫講演会が開催されました。
まずは講演会とあって撮影にまつわる多彩なエピソード、ポリシーや思い出話など、興味深いお話を多く聴くことができ、荒川好夫先生の写真に惹かれるものにとって満足の一言でした。
 
が、荒川先生は冒頭「一人きり喋るのはあまり好きじゃなくて……」とおっしゃられた通りに、だんだんと、観覧の皆様を引き込んでゆきます。
質問と対話が交わされるうち、会場いっぱい、しだいに親密な雰囲気が満ちました。
 
座談会のようなひとときは楽しく、また新鮮です。荒川先生の思い出話から、参加者の方の思い出話へと、そして話題もつぎつぎとスイッチされて現代から過去・北海道から内地・あいまには果物やお米の好み・
はてはレールと車輪の構造的な仕組みまで、雑談のようで雑談でないさまざまな話題が飛びかいました。
 
閉会時には荒川先生より、しおりのプレゼントがありました。なんと、焼いてサインを入れてパウチをかけて……、と一枚一枚すべてを先生が手作りされたとのこと。
 
写真撮影についての話題の際の、「皆さんのお宅に、いつか撮影したっきり現像していないフィルムがあったなら、そのフィルムは決して捨てないでください」という荒川先生の一句が鮮烈です。
 
不躾ながら摘記させていただきますと「うっかり忘れ去っていたような一本のフィルムにも、写真一枚分に満たない末端部のフィルムにも、『二度とは訪れない唯一の瞬間』が記されているのだから」ということでした。
瞬間を切りとって画とする写真というものの、本質にも関わるお話だと思いました。
 
感銘と同時、「まさに」と連想させられました。
この日のお客様の誰一人が欠けても、この会の内容はがらりと変わっていたことでしょう。
一期一会という茶湯のことわざがありますが、それと主旨を同じくしてこの会のような一場も、一葉の写真も、まさに貴重な唯一のものであると知らしめられました。 
(S・K)

【秋めいてきました】

2014年9月26日(金)

有島記念館周辺

有島記念館周辺は秋めいてきました。
羊蹄山も上の方から順々に色づいてきています。
ナナカマドも赤々と実っています。
(D・I)

【貴重な写真をご寄贈いただきました】

2014年9月25日(木)

「越路線路班」の鉄道官舎

町内にお住まいの方から、貴重な写真をご寄贈いただきました。
この写真に写っているのは、狩太(ニセコ)駅と昆布の間にあった「越路線路班」の鉄道官舎です。
日夜、鉄路を守るために、駅間の長いところでは、保線所の方々が住んでいました。
そして、そこに勤める方々の便を図るために、簡単な乗降場が設置されていました。
この線路班についても、追々調査を進めていきたいと思います。
ご寄贈ありがとうございました。
(D・I)

【八雲に来ました】

2014年9月19日(金)

北海道博物館協会学芸職員部会に参加するために、昨日から八雲に来ています。
八雲は、尾張徳川家が拓いた土地で、徳川農場などの不在地主で発展した町でもあり、ニセコ町と共通した特徴があります。
徳川農場の旧農場事務所などを見学しました。
有島農場より、古い建物です。
有島農場の建物も残っていたらなぁなんて思いました。
八雲町郷土資料館・大谷学芸員に、収蔵庫もみせていただきました。
博物館の重要な仕事の1つに、資料や作品を後世に伝えていくという機能があります。
収蔵庫のような人の目に触れないようなバックヤードにも、きちんとお金をかけている八雲町は素晴らしいですね。
ちなみに、有島記念館にはバックヤードといえるような場所がほとんどなく、作品や資料、そして郷土関係の資料などを収める「ちゃんとした」収蔵庫がほしいところです。
(D・I)

【今日は弥照神社のお祭り】

2014年9月15日(日)

弥照神社

今日は、有島武郎の父・武(たけし)が創り、有島武郎が農場解放宣言した場でもある弥照神社の秋のお祭りです。
私と、昨日の見学会の講師である持田さんとで、おじゃましてきました。
地域のみなさんに、色々とお声賭けいただき、ありがたかったです。
(D・I)

【鉄道遺産捜索】

2014年9月15日(日)

鉄道遺産

有島地区に残る函館本線旧線トンネルを、持田さんと見にいってきました。
ここのほかにも、ニセコ周辺にはまだ遺構がありますので、現役線の橋梁やトンネルも含めて、今後も調査をすすめていきたいと思います。
 山線区間は、同時期に開業した鉄道路線がレンガ構造物が多いのに対して、石造りの橋梁などが多い傾向があります。
石組の方法や産地なんかも調べていきます。
(D・I)

【今日は見学会】

2014年9月14日(土)

臨時特急

今日は転車台見学会当日。
荒川先生はじめ、講師の持田さん、そして某出版社A氏も昨日以来、転車台の草刈をしてくださっています。
感謝です。
そんな草刈の幕間に、臨時特急が。
(D・I)

【荒川先生の撮影に同行】

2014年9月13日(土)

臨時特急の撮影

今日は荒川先生のご講演の日。
その前に、ニセコに臨時特急がくるので、その撮影に同行させていただきました。
しかも、ご講演直前まで、そして終了後も転車台の草刈をしてくださいました。
しかも、午前中には転車台を手回しで1周させてくださいました。
1周まわったのも、実に19年ぶりです。
大したお力に申し訳ございませんでした。
そして、ありがとうございました。
(D・I)

【荒川好夫写真展はじまりました。そして…】

2014年9月12日(金)

今日から、「荒川好夫写真展」はじまりました。
そして、荒川好夫先生ご自身もニセコにお越しくださっています。
鉄道愛好家の方ばかりではなく、後志に住む方々にも楽しんでいただける写真展だと思います。
荒川先生の作品は、鉄道車両ばかりではなく、それを利用する人、動かす人など鉄道の周辺にも向けられています。
転車台にご案内。
「見学会やるのに、草だらけですね。草刈機を用意してください」
といわれ、なんと草刈をはじめられました。
ちなみに、転車台周辺はニセコ町有地なのですが、雑草ばかりではなく、この19年で大木に成長した木までも、荒川先生は切り倒してくださいました。
「見学会やるなら、転車台動かしたいよね」
今度はそう言われて、転車台の運転室をいじりだす先生。
がさごそがさごそ。
サビで固着した稼動部の扉を、グリスアップし、稼動部への注油も完了。
モーターをクランクで回す方法を試してみます。
動いた…。
しかも、そんなに力も必要とせず…。
万歳!
19年の眠りから、ついに目覚めました!!
ありがとうございます、荒川先生。
(D・I)

【ターンテーブルを動かしてみました】

2014年9月10日(水)

ターンテーブル

腐葉土と並行して、ターンテーブル(転車台)の注油等の整備も牛歩ながら進めていました。
しかし、どう動かすのかわかならい…。
そんな時に役に立つのが学芸員のネットワーク。
ということで、小樽市総合博物館の佐藤学芸員に色々と情報提供してもらいながら、いじっていました。
この転車台は現役時はモーターで動いていました。
そのほか、人力による手回し、モーターをクランクで結んでの手回し、機構は失われていますが、大友式という蒸気圧による回転の4つの回転方法がこの転車台にはあります。
人力による手回しもびくともしません。
回転軸が固着しているのかしら。
ということで、幸いにして保存されていたテコがあったので、それで転車台の車輪を動かしてみました。
そして、20センチくらい動きました!
平成7年11月3日に最後の回転をして以来、19年ぶりにわずかですが目覚めました。
来年あたりには一周できるかなぁ。
(D・I)

【夕張市美術館展終了】

2014年9月10日(水)

夕張市美術館展終了

「夕張市美術館コレクション展 炭都・夕張の美術遺産」が日曜日に終了いたしました。
月、火曜と撤収作業をしようと思っていましたが、なんだか惜しくてそのままにしてました。
ですが、金曜日からは新たな展示がはじまります。
ということで、撤収作業を開始。
展示するときは、あんなに時間がかかったのに、撤収は一瞬です。
貴重な作品を貸してくださった夕張市教育委員会はじめ、夕張市美術館元館長の上木和正さんに感謝申し上げます。
(D・I)

【能登谷安紀子ヴァイオリン・リサイタル】

2014年9月6日(土)

9月6日、「能登谷安紀子ヴァイオリン・リサイタル」が開催されました。
能登谷安紀子ヴァイオリン・リサイタル
これが3度目の開催とあって、楽しみにしていてくださった方が多かったようです。また、能登谷さん参加のユニットが先月、ニセコ町の「青少年芸術鑑賞会」に出演されたとのことで、その結果の皆様の「口コミ」からもご助力をいただくことができました。本当に、ありがとうございます。

能登谷安紀子ヴァイオリン・リサイタル

ホールの面積・お客様のご人数から視線を移し、眺めると、ヴァイオリンという楽器はずいぶんと小さく華奢に思えます。とても不思議な気がします。

しかし、いざ演奏が始まればヴァイオリンの音色は、ゆったり広いサッシュのようにホール全体を巻きこんだり、細い強い糸のように張り詰めたり、はじける水滴のようにきらきら途切れたりと、まさに千姿万態。それへ寄り添い、離れ、また溶けあうピアノのサポートも巧みに、客席まで包んでくれるようでした。
ただただ楽しく、心地よく、あっというまの2時間でした。
会後のお見送りをしておりましたところ、お二人連れの女性にご挨拶をいただきました。開演前、ご案内の途中にすこしお話ししたお客様です。
娘さんがニセコ中学校に通われているお母様とお婆様で、前述の「芸術鑑賞会」で能登谷さんのヴァイオリン演奏を聴いた娘さんの絶賛に、「どれどれと思ってまあ試しに」ご来館くださった、というお話でした。
ご冗談まじり、「あんまり音楽とか聴かないから居眠りしそう」「もしも難しいんだったら聴いたってわからない」とおっしゃっておられたのですが……。
「これまたやるの?」「また来たいね、また聴きたい!」
とても素敵な笑顔で、よかった、凄かった、有難うね、と演奏への賛辞はもちろん、我々スタッフにまでも謝辞をくださいました。(こちらこそ、ありがとうございます。)
また聴きたい、というお言葉を、昨年も耳にしたことを思い出しました。
 
毎回ながらつくづくと、音楽というものの力には、脱帽させられる思いです。
 (S・K)

【絵の大移動!】

2014年9月6日(土)

絵の大移動!

先月24日に、野外で車いすを使って描いた絵は、今まで館内のホール床面で展示していましたが、そのホールをコンサートで使うため、分解の上、壁面に展示してみました。
床置きとは、また違った見え方がしています。
(D・I)

【今日のターンテーブル】

2014年9月5日(金)

西側の腐葉土はほぼ撤去完了しました。
それにしても、植物の生命力はすごい。
土がほとんどないコンクリートに広く根をはり、びくともしません。
 (D・I)

【今日のターンテーブル】

2014年9月2日(火)

ターンテーブル

腐植土の除去は、あと1回くらいで終わりでしょうか。
ずいぶんと、ぶっといミミズさんたちと出くわしました。
彼らの棲家を奪ってしまったなぁ。
うん?
彼なのか?
ミミズさんは雌雄同体だから、彼及び彼女か。
細かいことはさておき、もう少しできれいになるでしょう。
(D・I)

【Hoppoken夏号Vol.168に有島記念館を紹介していただきました】

2014年9月1日(月)

Hoppoken夏号Vol.168

現在発売「季刊北方圏」(北海道国際交流・協力総合センター発行)に、有島記念館の紹介記事を掲載していただきました。
また、作品解説も執筆させていただきました。
是非、ご覧ください。
(D・I)

【荒川好夫展作品額装中】

2014年9月1日(月)

現在、9月12日からの「荒川好夫写真展」に向けて、作品を額縁に収めています。
う~ん、いい。
作品を最初に見られるのが、この仕事の役得でしょうか。
(D・I)

【今日のニセコ駅ターンテーブル】

2014年8月29日(金)

ニセコ駅ターンテーブル

大分、掘り進みました。
前回とか8月13日の写真と比べて、きれいになったでしょ。
次回で腐植土除去は終わりかな。
さて、これが終わったら、何の作業をしようか。
(D・I)  

【ニセコ駅ターンテーブルの状況】

2014年8月27日(水)

今日も腐植土に埋もれたターンテーブルのレールを掘り出してきました。
完全に土に還ってしまった枕木も数本…。
どうしよう。
 (D・I)  

【ラジオニセコ「有島記念館の時間」やっています!】

2014年8月27日(水)

ラジオニセコ

原則、第二と第四水曜日16時半から、わが町のFM局・ラジオニセコで、「有島記念館の時間」という番組をやらせていただいております。
第一水曜日が有島武郎の作品について、第四水曜日がイベント案内やその他色々なことを話しています。
インターネットでも聴くことができるそうです。
遠方の方もお試しあれ。
(D・I)  

【博物館実習生が見学に来ました】

2014年8月25日(月)

実習生の方(右)と岡部さん

8月23日(土)、木田金次郎美術館で博物館実習を受けている
大学生の方が、同館の岡部学芸員と実習の一環として来館されました。
博物館実習って何?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大学で学芸員資格を取得するためには、博物館学等の単位を
取るとともに、博物館施設での実習しなければならないのです。
履歴書の資格欄を埋めるために学芸員資格を取得しようとする方も多い中、今回来られた学生さんは大変熱心で、勉強しているなぁという印象を受けました。
がんばってください!
私は前職場で実習生のお世話をしていたこともあるので、有島記念館にも実習生が来てくれないかなと思います。
(D・I)

【「つばめ」が有島記念館に戻ってきた】

2014年8月24日(日)

有島記念館のそこかしこにツバメの巣があることは、かなり前の記事でご紹介しました。
今では、ツバメたちも巣立ったようで数もめっきりと少なくなってきました。
ですが、この秋、有島記念館に「つばめ」が戻ってきます! 
でも、この夏に巣立ったツバメが戻ってくる訳ではなく、ニセコにゆかりのある「つばめ」が戻ってくるのです。
「ニセコ」、「つばめ」と聴いて、ぴんと来る方は鉄道ファンのみなさんでしょう。
説明します。
ニセコ町を貫く函館本線。
昭和40年代までは、本州との連絡に重要な路線となっており、多数の急行列車が高速度で駆け抜けていきました。
その代表格が、日本最大級のSLである「C62」が重連でけん引した「急行ニセコ」です。
そして、東海道本線で「特急つばめ」をけん引していたことでフロント部分に「つばめマーク」をつけていたのが、下の写真にあるC62の2号機だったので、その2号機も「急行ニセコ」をけん引して、ニセコ町を駆け抜けていたのです。
昭和46年1月、その「急行ニセコ」 を小樽築港機関区から長万部に至る行路を、ドキュメンタリータッチで追い求めたのが、日本を代表する鉄道写真家・荒川好夫さんです。
そのC62を追った全作品57点を、この有島記念館で企画展「荒川好夫写真展「北海道・冬」~蒸気機関車C62栄光の記録~」としてご紹介します。
また、荒川さんが撮影した山線で活躍した列車の作品もあわせて紹介いたします。
あわせて、荒川さんの講演会やニセコ町内にある「旧新得機関区転車台」と「殖民軌道跡」を巡るウォーキングツアーも開催いたします。
詳細はもう少々お待ちを!
みなさま、お楽しみに!
(D・I)  

【車いすで絵を描こう~車いす体験とドローイングワークショップ~を開催しました!】

2014年8月23日(土)

車いすで絵を描く、と聴いて何をするんだと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このイベントは、美術家の伊藤恵里さんが、手を使えない子どもさんでも絵を描く楽しみを味わってもらえないか、また車いすに縁のない方でも、車いすの大変さを知ってもらえるのではないかということで、はじめられたものです。
そんな訳で、天候がなかなか安定しない中ではありましたが、ご近所の「ニセコ生活の家」さん、学童保育のみなさんが来てくださいました。
伊藤さんの指導のもと、車いすをはじめ、ローラーなどを使って、7メートル×5メートルのキャンバスに色をぬったくっていただきました。
作品については、9月中旬まで有島記念館に展示中です。 
伊藤恵里さんとその旦那様、生活の家さん、学童保育のみなさん、ありがとうございました。
そして、またこのような楽しいことをしてみなさんと有島記念館で遊びたいものです。
ちなみに、ワークショップが終わって片付けがひと段落した頃、集中豪雨に教われました。
いつ雨が降るかわからないような雲行きでしたが、ほとんど雨は降らず、終わった頃にこんなに雨がふるなんて、よっぽど参加された
皆さんの行いがよかったのでしょうね。

【北海道新聞さんにイベントを紹介していただきました】

2014年8月20日(水)

北海道新聞さんの8月20日朝刊

 8月23日に開催予定の伊藤恵里さんのワークショップに関して、北海道新聞さんの8月20日朝刊にて紹介していただきました。
ありがとうございます。
(D・I)  

【夕張市美術館展新展示作品】

2014年8月16日(土)

木下勘二さんの「蹄鉄師」

先月の記事で、夕張市立美術館元館長の上木さんが、当初展示する予定していたものの、作品輸送時に発見できずにいた作品を持ってきてくださったということを紹介しました。
遅くなりましたが、展示されている様子をみていただければ。

今回、新たに展示させていただいている作品は、写真の右から2番目の、木下勘二さんの「蹄鉄師」です。
実は、右から3番目の作品の題名も木下さんの「蹄鉄師」です。
3番目の作品は昭和28年、今回新規の展示となる2番目の作品は昭和30年に描かれたものです。
前者と後者の間は2年間ですが、2年後の作品は抽象化されて描かれています。
この頃、ご本人の言葉によると、抽象的作品を描く時期にあったようです。
右から1番目の作品は、木下さんの「人車」(昭和31年)ですが、採炭現場まで採炭員を送り込み人車を描いているのですが、抽象的すぎて一瞬、なんだと思ってしまいました。
ちなみに、木下さんは夕張メロンの外箱に描かれているメロンのデザインをされた方です。
一度はあの箱を目にしたことがある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

夕張市美術館展新展示作品

あのメロンのイラストも、メロンを抽象化しながら、ネットメロンの質感を見事に表現しているものだと思います。

【雑草魂】

2014年8月13日(水)

ターンテーブル

毎日、少しずつ、ニセコ駅の横にある鉄道遺産「旧新得機関区転車台」の整備をしています。
最近の作業は、ターンテーブル内に堆積した腐植土と、そこに根を張った雑草の除去です。
コンクリート上の腐植土にしっかりと根を伸ばした雑草を取り除くのはなかなかの力作業です。
植物の生きようとする力強さを感じます。
まさに雑草魂ですね。
でも、私のターンテーブル魂もなかなかのものなので、雑草を根こそぎにしてやっています。
でも、今日って世間ではお盆だよなぁ。
お盆に殺生をするのは、良くないというし。
今日は帰るか。
ごめんね、雑草君たち。
お盆明けたら根こそぎですが、一応謝っておきます。
(D・I)  

【夕張市美術館コレクション展・ギャラリートーク(8月9日)】

2014年8月11日(月)

8月9日(土)、開催中の夕張市美術館コレクション展の展示室におきまして、当館学芸員によるギャラリートークが行われました。

当館学芸員によるギャラリートーク

「ギャラリートーク」といいますと一般に、作家の逸話や、作品の由来や、それらの背景などが主になるかと思います。
この夕張展の場合にはもちろん、解説の主題は「炭鉱」です。

当館学芸員によるギャラリートーク

この日のギャラリートークは、二回構成の第二回目ですが、前回とは少し比重を変えているようでした。
今回は、夕張と、現在稼動している炭坑をもつ釧路の光景が解説に交えられました。用いられた写真はどちらも現代のもので、ほやほやの撮りたて、とのこと。

作品の基になったであろう光景・類似した光景というものは、およそ作品のイメージを具体化します。
 

当館学芸員によるギャラリートーク

ただでさえ身にせまるほど生の強さあふれる、素晴らしい展示品の数々です。それらが、バックグラウンドとなる実景と相まっては、いっそう生々しく感じられました。 
皆でぶらぶらと見回る鑑賞会というのは元々楽しいものですが、当時の実情を聴き、今のすがたと見比べ、交錯する時代を歩きながらのひとときは、当日の参加者の皆々様にもお楽しみいただけたかと思います。
皆様、誠にありがとうございました。
(S・K) 

【有島記念館のツバメ】

2014年8月8日(金)

有島記念館のトイレにあるツバメの巣

有島記念館のトイレにあるツバメの巣です。
間近で、ツバメの様子がみられます。
まもなく巣立ちでしょうか。
時折、巣から顔をみせる子どもたちも大きくなっています。
 (D・I)  

【北海道新聞さんに展覧会を紹介していただきました】

2014年8月6日(水)

北海道新聞さんの8月5日夕刊

 現在開催中の「夕張市美術館コレクション展」について、北海道新聞さんの8月5日夕刊にて紹介していただきました。
ありがとうございます。
(D・I)  

【網走市立美術館「藤倉英幸展」観てきました】

2014年8月4日(月)

当館も多少、展示に協力させていただいている網走市立美術館の「藤倉英幸展」を観てきました。
2日は藤倉先生の講演会もあわせて開催されていました。
藤倉先生はこの1週間、知床方面に滞在してスケッチをしていたそうです。
そのスケッチは、会期中、網走市立美術館だけで観覧できます。
北海道内63景の作品とあわせて、お近くの方は是非ご観覧ください。
(D・I)  

【ズリ山】

2014年8月3日(日)

夕張市美術館コレクション展

先日、フランスの自治体幹部のご一行が、有島記念館に視察にみえられ、「夕張市美術館コレクション展」を観覧されました。
そのうちのお一人がかなり熱心に、夕張の炭鉱の風景が描かれた作品を鑑賞されています。
そして、畠山哲雄さんの「社光・ズリ山」の前で、通訳の方に熱弁されています。
フランス語は「クロワッサン」しかわからない私にとっては、何が何やら。
しかも通訳の方も、意味がわからないようです。
「フランス語で、山が段々大きくなるって言っているようなのですが、そんなことありませんよね…」
そう、そうなんです。
この作品に描かれている「ズリ山」というのは、掘り出された石炭と一緒に地上に運び出された石などを積み上げてできた山なのです。
なので、少しずつ山は大きくなっていきます。
なんでも、通訳の方を通してお話したところ、この方がお勤めの自治体は産炭地のようで、このような「ズリ山」が多くあるそうです。
ちなみに、北海道では「ズリ山」と呼ばれていますが、九州では「ボタ山」と呼ばれています。
フランスではなんと呼ばれているか聞いておけばよかったです。
(D・I)  

【夕張・釧路に取材にいってきました】

2014年8月2日(土)

8月9日に開催する「夕張市美術館コレクション展」ギャラリートークの準備のため、夕張と今も坑内掘りの炭鉱が稼動する釧路に行ってきました。
当日解説する作品に関する風景などを、写真に収めることができました。
作品についてより理解を深めていただけるのではと、期待しております。
お楽しみに!
(D・I)  

【「北海道Likers」にご紹介いただきました】

2014年8月1日(金)

このたび、情報発信サイト「北海道Likers」上にて有島記念館をご紹介いただきました。
 
スタッフもさっそくページを拝見してまいりました。
紹介文によりますと「北海道Likers」さんは
「北海道を愛し、北海道の魅力を発信し、北海道を盛り上げる、北海道を愛する皆さまのためのコミュニティサイト」とのこと。

government of the Hokkaido, by the Hokkaido, for the Hokkaido
ですね。

有難くも、とても詳しく掲載していただいております。
これから有島記念館に来られるかたは、ぜひご参考に…。
(S・K)  

【伊藤恵里さん個展@釧路】

2014年8月1日(金)

2年前の、平成の「生れ出づる悩み」2012コンテストに入選した伊藤恵里さんの個展をみるために、釧路にやってきました!それにしても、釧路は涼しいですね。

伊藤恵里個展

古本屋さんの2階にあるおしゃれなカフェで、伊藤さんの個展が開催されています。
今回は、油彩画をはじめ、この数年間、色々と表現を模索された伊藤さんの新たな面がみられます。釧路方面の方は是非ご覧ください!
 
なお、現在、平成の「生れ出づる悩み」2014コンテストの募集中です!!詳しくは、ご案内のホームページをご覧ください。

伊藤恵里個展

「伊藤恵里個展」
8月7日まで開催中!
喫茶ラルゴ
釧路市北大通8の1豊文堂書店2階
11時から20時まで
日曜祝日、第三土曜日は定休日。
ただし8月3日は営業。8月4日は休み。 「伊藤恵里個展」 8月7日まで開催中!
(D・I)  

【ひとつ前の記事によせまして】

2014年7月28日(月)

7月24日の記事にありました「逆さ蝦夷富士」は、撮影に来られるかたも多く、しばしばネット上でも綺麗な写真を拝見しております。ありがとうございます。
 
晴天の本日正午、スタッフも挑戦いたました。撮影旅行をされている方がたのようにはとてもゆきませんが…。もっと風が弱い日であれば、もうすこし鮮明に撮れるのでしょうか?
こちらの水路の水は有島灌漑溝からのものです。
川から溜池に注がれた水は、田畑を潤したあと、武郎像の足元の噴水へと上り、この水路を通って、また川へと流れてゆきます。
この灌漑用水は、有島農場を解放しようと心決めていた有島武郎が、農民たちの収入安定のためにと計画したものです。それまで行われていなかった稲作ができるよう、溜池であたためた水を、農場内にぐるり巡らせました。
 
まつわっては色々と大変なこともあったようですが…。
今日この水を眺める武郎像は、にこにこと笑んでいるようでした。

有島記念公園

記念館の駐車場や、前庭部分「有島記念公園」は、羊蹄山のひそかな撮影スポットです。お近くにおいでの際は、ぜひ。
(S・K)  

【逆さ蝦夷富士をみなさんに!】

2014年7月24日(木)

「有島記念公園」の 清掃

今日は、朝からスタッフ総出で有島記念館を取り囲む「有島記念公園」の清掃をしました。
この公園には、池があり、そこには羊蹄山(蝦夷富士)が水面に映り、「逆さ蝦夷富士」がみられます。
今回の清掃で、さらに美しく「逆さ蝦夷富士」がみられるようになったのではないでしょうか。
(D・I)

【個展等々ご紹介】

2014年7月16日(水)

今日は、有島記念館ゆかりの作家さんが出品している企画展や個展などのご紹介をします!! 

【JR Tower At planets 2014】(2014年7月5日~7月27日)
【札幌・プラニスホール】

JR Tower At planets 2014

今回は「駅」をテーマとして、現在開催中で、私も見てきました!
昨年まで「有島武郎青少年公募絵画展」の審査員を長らくおつとめいただいた竹岡羊子さん、昨年の「再会展」にご出品いただいた新見亜矢子さん、現在開催中の「夕張市美術館コレクション展」で作品を展示させていただいている伊藤光悦さんなどの作品がみられます。
7月27日まで開催中です!

【小山正洋絵画展】(終了)【札幌・新札幌ギャラリー】

小山正洋絵画展

2年前に企画展「小山正洋展」を開催させていただいた、小山先生の個展が開催されました。油彩、ペン画、ミクストメディアなどこれでもかというくらい多くの作品をみせていただきました!
残念ながら、会期は終わってしまいました…。

【伊藤恵里個展ーrough paintings】
(2014年7月25日ー8月7日)【釧路・喫茶ラルゴ】

伊藤恵里個展ーrough paintings

昨年開催した「平成の『生れ出づる悩み』」展に入選した伊藤恵里さんの個展が、釧路で開催されます。
私も見に行きたいと思います!
あと、伊藤さんを8月下旬にお招きして、有島記念館でアートイベントを開催します!詳細は、またこのブログやホームページでご紹介します!
(D・I)

【「夕張市美術館コレクション展ギャラリートーク」】

2014年7月19日(土)

夕張市美術館コレクション展会場で、第1回目のギャラリートークを開催させていただきました。
当初、20分程度の予定が、みなさんがあまりにも熱心に聴いていただいていたもので、50分もお話してしまいました。申し訳ございませんでした。
 
しかも、お客様の中には元夕張市美術館館長で、今も作品の管理をされており、今回の企画展でも大変お世話になった上木和正さんのお姿が。
まさに釈迦に説法状態で、冷や汗たらたらのギャラリートークでした。
上木さんちなみに、上木さん、作品搬出時に探し出せず断念した作品を、今回持ってきてくださいました。
これで当初予定していた作品が、すべてご覧いただけるようになります。
上木さんはじめ、夕張市教育委員会の皆様に厚く御礼申し上げます。
ちなみに、上木さんは一時、郷里の夕張を離れて、東京でデザインの仕事をされていました。
ということで、本展のポスターのロゴ制作は、上木さんにお願いして作っていただいております。
夕張の「ズリ山」を文字の背景に組み込んだ、上木さんならではのものだと思います。
(D・I)

【つばめ】

2014年7月18日(金)

つばめ

今年も有島記念館の展望台に、ツバメがたくさんやってきてくれました!
静かに近づくと、こんなに近くから観察できます。
今年の9月には、このツバメとは違った「ツバメ」も有島記念館でご覧いただける予定です(意味深)。 
(D・I)

【中谷宇吉郎先生の足跡】

2014年7月18日(金)

有島記念館では、ニセコ町内唯一の博物館施設として、地域の歴史を残す活動もしています。
今年から、進めているのが町の歴史の聞き書き。
同様の活動をしている梅田滋さんと共同で行っています。
それで、今日は2月に引き続き、ニセコ町有島地区の方にお話を聴きにいってきました。
有島武郎が所有した有島農場の事、子どものときの遊びなど色々なお話が伺えました。
なかでも、雪の結晶の研究や有島記念館からも望めるニセコアンヌプリ頂上で航空機の着氷実験を行った中谷宇吉郎先生のことが伺えたのが収穫でした。
戦後、中谷先生が中心に設立した「農業物理研究所」の分室が旧有島農場内にあったということは知っていたのですが、はじめて具体的な場所を知ることができました。
(D・I)

【「しりべしミュージアムロード展「人物事典」オープンしました!」】

2014年7月17日(木)

毎年恒例の「しりべしミュージアムロード展」。
これは、荒井記念美術館(岩内町)、木田金次郎美術館(岩内町)、西村計雄記念美術館(共和町)、小川原脩記念美術館(倶知安町)と当館という美術館と文学館で、共通のテーマを設定し、各館の切り口で展示を行うという、全国的にも稀な展覧会です。
今年の共通テーマは「百科事典【初版】」で、当館の切り口は「人物事典」です。
普段お目にかけない有島武郎、有島生馬、里見弴、木田金次郎の絵画作品を通して、有島武郎の交友関係を紹介しています。
しりべしミュージアムロード各館を巡るスタンプラリーも開催中。
是非、全館の展示をご覧いただければと思います。
(D・I)

【「夕張市美術館コレクション展 炭都・夕張の美術遺産」オープンしました】

2014年7月12日(土)

夕張市美術館コレクション展 炭都・夕張の美術遺産

展示の準備の様子なども、そして作品のことなども、今後このブログで紹介していきたいと思います!

【旧新得機関区転車台(ターンテーブル)の草刈(7月13日)】

2014年7月14日(月)

みなさん、ニセコ駅に「転車台(ターンテーブル)」があるのをご存知ですか?
そもそも、転車台って思われる方が多いかな。
これは蒸気機関車(SL)の進行方向をかえる大きな円盤状の機械です。
よく、立体駐車場にあるのと同じ原理です。
1990年、「C62ニセコ号」が倶知安からニセコに延長運転された際、旧新得機関区から移設されたものです。日本最大級のC62の復活に、胸を熱くした皆さんは多いのではなかったでしょうか。
残念ながら、95年をもってC62と転車台は、また眠りに入っています。
転車台も、どんどん数を減らしていっているので、貴重な産業遺産でもあります。

旧新得機関区転車台

さて、9月のイベントに使うため、役場のみなさんと草刈をしました。
どんなイベントかは、また後日ご案内できればと思います。
ちなみに、昨年、この転車台の見学会を開催させていただいた時、地元の方から、「昔、真狩までの軌道があって、その転車台もここにあった」と教えていただきました。
そうなんです。
この転車台のあるところは、簡易軌道真狩線の狩太駅跡なのです。
こんなことなどなど、9月のイベントでお話できればと思います。
(D・I)

【野瀬栄進さんジャズピアノコンサート(7月12日)】

2014年7月14日(月)

野瀬栄進さんジャズピアノコンサート

7月12日(土)、ジャズ・ピアニスト野瀬栄進さんのコンサートが開催されました。
 
台風8号から変わった低気圧が懸念され、当日の予報は雨。スタッフは前日までくりかえし天気予報を確認しては溜息を吐きつき過ごしました。
が、蓋を開ければ、雲はあるものの雨の気配はなく外気温も適度、そのまま夕刻を迎えることができました。
京極や蘭越、さらに寿都郡や余市郡などからも来館者さまがおられ、たいへんな盛況となりました。 
 
独特の野瀬さんのMCが、あっというまに客席を掴みます。
ときにトークの展開のままに、ときにお客様のリクエストで、即興で選曲されてゆくスタイルです。
 
前年の野瀬さんのコンサートの際にも多くいただきました「ぜひ夜にも」「次はお酒を飲みながら」というリクエストを反映しての、この日のナイトオープンでした。「お酒」のほうは生憎と果たせませんでしたが、日が落ちきるのを待つまでもなく一足先に、会場中がゆったり揺れはじめ、音に酔ってゆくのがわかりました。 
 
良い時間を会場の皆様と共有させていただいたような、そんな宵でした。
 (S・K)  

【藤倉英幸先生個展】

2014年6月23日(月)

当館のポスターやオリジナル絵はがきのデザインをしていただき、昨年11月から今年1月には当館にて「藤倉英幸展 静かな風を聴きながら」を開催させていただいたイラストレーターの藤倉英幸先生。

その藤倉先生の最新作を集めた個展「─風を聴くとき─藤倉 英幸 新作展2014」が、札幌三越で7月7日まで開催されております。

5日、6日は会場に藤倉先生もいらっしゃる予定です。
当館オリジナルの藤倉先生デザインの絵はがきは2種類。各100円(税込)で発売中です!

なお、8月には網走市立美術館で「藤倉英幸展」が開催されます。
お近くの方は是非!
(D・I)

【毛虫】

2014年6月27日(金)

枯れている木

有島記念館を取り囲む「有島記念公園」。
そこの木を見てみると…。
枯れている…。
嗚呼。
よく見ると、木の枝には大量の毛虫。
そして、その木の周りを飛び回る大量のモンシロチョウ。
これが、木の葉っぱを食い尽くした毛虫の成れの果てか。
憎たらしいような、まだぎこちない飛び方に可愛さを憶えるような。
毛虫といえば…。

ニセコ町ゆかりの作家・畔柳二美(くろやなぎ・ふみ)の自伝的小説「姉妹(きょうだい)」に、「毛虫」という話がありました。
妹がちり紙に包んだ毛虫を姉に見せにきます。
姉は驚き、どうせ蝶々になるのはわかりきっているのだからと、毛虫を燃やしてしまいます。
確かに、この枯れた木をみれば、毛虫は蝶々になるのはわかりました。
でも、私は毛虫を燃やしはしませんが。
畔柳二美(くろやなぎ・ふみ)
1912(明治45)年-1965(昭和40)年
北海道・千歳市生まれ。父親が狩太村(現・ニセコ町)の王子製紙尻別第一発電所への転勤に伴い、1920(大正
9)年から4年間を過ごす。この頃のことなどを描いたのが「姉妹」である。

(D・I)

【本日の羊蹄】

2014年6月23日(月)

羊蹄山

本日の有島記念館から見た羊蹄山です。
すこし雲がかかってはいますが、空も山色も、夏らしくなってきました。
 (S・K)

【あべ弘士さん講演会(6月19日)】

2014年6月20日(金)

6月19日(木)、絵本作家 あべ弘士さんの講演会が催されました。
夕方6時よりの開演、夏至2日前とあってまだまだ戸外も明るいですが、今年初のナイトオープンです。
 
あべ弘士さんのお話は、のんびりとした飾り気のない語り口でありながらまるでビックリ箱のように色々なものが飛び出してきます。
とつぜん大笑いさせられたり、感心させられたり、時にしんみりしたりと、あっというまに時間が経ってしまいます。

あべさんの朗読

夕暮れる頃、会場の明かりを落とし、あべさんの朗読が始まりました。
ご本人の作画による絵本「かちかち山」がスクリーンに投影され、皆で耳をかたむけます。
ちょっぴりこわいストーリーですが、まるでお父さんやお爺ちゃんに読んでもらっているような温かみあふれる朗読は、こわさと安心感を一つまとめにしてくれました。

サインをするあべさん

当日、ギャラリーで原画を展示中の「かちかち山」「トラのナガシッポ」の絵本を、当館の売店に置かせていただきました。
(たくさんの方にご購入いただきました。ありがとうございました。)
サインをお願いしたお客様に、あべさんが、一人ひとりとお話をしながらイラストつきのサインを贈られたことに驚きました。

はじめから終りまで、とても温かな講演会でした。
あべ弘士 絵本原画展は、6月30日まで有島記念館ギャラリーにて開催いたします。
また、読書スペースにおきましては、学習交流センターあそぶっくさんのご協力で、あべ弘士さんの絵本コーナーを特設しております。皆様のご来館をお待ちしております。
 (S・K)  

【明楽みゆきさん チェンバロと朗読のコンサート(6月14日)】

2014年6月15日(日)

さる6月14日(土)、チェンバロ奏者の明楽みゆきさんをお招きして演奏と朗読のコンサートが開催されました。
 
あいにくの雨続きのさなか、当日もどんよりと、不安定な曇天でした。
お運びいただいたお客様、本当にありがとうございました。
 
デリケートな楽器を扱われる明楽さんも大変だったのではないでしょうか。
私どもも、折角なら美しい初夏のみどりをバックグラウンドに音楽を楽しんでいただきたかったと、少々がっかりしておりました。
 
ところが。
音楽というのは凄いものですね。
外光の弱さに、会場内もなんとなく薄ら暗い雰囲気だったのですが、ひとたびチェンバロの重厚な低音にくるまれ、澄んだ高音に気分をかき立てられると、まるで、楽しい隠れ家に在るかのようです。 
 
そうなると、そのような凄い音色を響かせるチェンバロという楽器が気になってきます。
というわけで休憩時間も大盛り上がりでした。
皆で明楽さんとチェンバロを囲み、内部を覗いたり、普段みられない部分や取りはずした小さな部品を見せていただいたりと、わくわくするような「チェンバロ講座」まで楽しませていただきました。
あいまいな天気もさらりと吹き飛ぶような、素敵な音楽会でした。
  
明楽みゆきさんは多彩な活動をされています。
スケジュールなど、詳細はご本人のHPにてご確認下さい。
(S・K)

【星座忌 合唱とヴァイオリンのコンサート(6月7日)】

2014年6月15日(日)

星座忌 合唱とヴァイオリンのコンサート
さる6月7日(土)、星座忌におきまして、合唱とヴァイオリンのコンサートが催されました。
有島記念館では毎年6月、「星座忌」を営みます。
町民の皆様とともに黙祷し、花を手向け、有島武郎の命日を偲び、その後は武郎の精神を今に伝えるための講演会やイベントへと続きます。
本年は、「札幌コダーイ合唱団」さんのご協力で、混声合唱とヴァイオリンのコンサートが催されました。
合唱、ヴァイオリン、ピアノの全てが驚くほど本格的で、圧巻の一言。
細部まで精緻に整えられて、大きなひとつの「音」となってうねるようなその波濤に終始圧倒され、感動してしまいました。

合唱とヴァイオリンのコンサート

アメリカに留学していた有島武郎は、明治39年、弟・壬生馬と落ちあい、ヨーロッパ周遊の旅に出ます。その道すじを辿る選曲から、今回のコンサートは始まりました。
有島武郎がかつて巡った国々の歴史、そして音楽・音楽家にまつわるエピソードなど、指揮者・中村隆夫さんが解説を加えてくれました。
 

指揮者・中村隆夫さんが解説

「この問題がわかった方は?正解したら…このお菓子をあげましょうか」
 中村先生の指揮棒ならぬ教鞭は、観覧者さんとの応答やジョークも交えとてもわかりやすく、楽しいものでした。そんな授業によって得た曲目への知識が、珠玉の演奏をいっそう魅力的に聴かせてくれました。

星座忌 合唱とヴァイオリンのコンサート

今年も、とても良い年忌となりました。ご参列いただきました皆さま、コダーイ合唱団さま、誠にありがとうございました。 
(S・K)

【年間パスポートの発売と料金改定について】

2014年4月1日(火)

年間パスポート(発行年度内有効)の販売のお知らせ【4月1日】

有島記念館では、平成26年4月1日より『年間入館券』を販売いたします。
一般800円
高校生200円
有効期限は、ご購入の年度の最後の日(3月31日)まで。
その間は、有島記念館に何度でもご入館いただけます。
 
【ご購入の手続き】
  1. 有島記念館受付で「年間入館券 申込書」に必要事項を記入していただきます。
  2. 料金をお支払いいただき、領収書をお受け取りください。
  3. 発行まで多少時間がかかるため、お帰りの際などに受付で引替えいたします。
    その際、領収書をご提示ください。
  4. 高校生の年間入館券をご購入される場合には、学生証をお持ちください。
     
【ご利用上の注意】
  1. 「年間入館券」は、記載されている有効期間内、ご本人様1名が入館できます。
  2. ご入館の際には、「年間入館券」を受付にご提示ください。
    (ご利用当日にお忘れの場合や、紛失の場合は、有効期間内であっても正規の入館料となります。)
  3. 「年間入館券」の払い戻し、再発行はいたしませんので、ご注意ください。

有島記念館の入館料が改定になります【4月1日】

平成26年4月1日より、入館料が変わります。
高校生500円 ⇒ 100円
中学生100円 ⇒ 無料
団体料金(20名様以上)400円 ⇒ 団体料金(10名様以上)400円
68歳以上のニセコ町民は無料 ⇒ 65歳以上のニセコ町民は無料となります。
      
これからも変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。 

有島記念館
〒048-1531 北海道虻田郡ニセコ町字有島57番地
電話番号:0136-44-3245
FAX番号:0136-55-8484

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町有島記念館
TEL:0136-44-3245
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