特別会計の状況
1 国民健康保険事業特別会計
国民健康保険制度を取り巻く社会環境は大きく変化しています。医療技術の高度化等による医療費の増加、高齢化の進展や景気低迷、雇用形態の変化の影響から低所得者の加入割合の増加など構造的な問題を抱えており、加えてコロナ禍の影響により先の見通せない財政運営となっております。平成30年度から国民健康保険運営が都道府県化され、北海道から各市町村の国保事業費納付金と標準税率が示されており、市町村は、北海道が提示した標準税率を参考にして保険税率を決定しています。ニセコ町では令和3年度の税率及び限度額を据え置くこととしています。
本年度の国民健康保険事業特別会計の予算額は、総額で2億1,900万円となっており、うち後志広域連合負担金(分賦金)は2億1,522万円が計上されています。
被保険者の経済的負担軽減を図るため、制度による保険料軽減分として4,131万円を一般会計から繰り入れるほか、国保基金から420万円の取り崩しを行い、会計収支の均衡を図ります。
2 後期高齢者医療特別会計
後期高齢者医療制度は、医療費の5割を公費(税金)、4割を若い世代の保険料、残りの1割を高齢者の保険料で運営する仕組みとなっています。また、高齢者の保険料は2年ごとに医療費の動向を踏まえ、保険料率を定めています。
令和3年度の保険料率は前年と同じで、均等割額(1人あたり)52,048円、所得割率10.98%、限度額64万円となっています。
本年度の後期高齢者医療特別会計の予算額は、総額で6,100万円となっており、うち北海道後期高齢者医療広域連合納付金は5,967万円が計上されています。被保険者の負担軽減を図るため、保険料軽減分として1,779万円のほか、後期高齢者医療広域連合共通経費及び町単独経費事務費分として369万円を一般会計から繰り入れ、会計収支の均衡を図ります。
3 簡易水道事業特別会計
本町の水道事業は、現在、簡易水道1地区、専用水道1地区、飲用水供給施設2地区で供給を行っています。水道の普及率は令和2年3月末で96.4%となっています。
今年度は、例年同様、適正な原水・浄水水質検査の実施、計量法に基づく量水器の取替工事、曽我地区の配水管更新工事、曽我地区配水ポンプ更新工事、曽我地区減圧弁更新工事、福井地区浄水場制御装置更新工事・宮田地区の浄水場ろ過材入替工事などを行います。また、委託業務では新水源整備に伴う簡易水道変更認可申請業務、ニセコ地区取水ポンプ場実施設計業務、市街地区配水管布設実施設計業務を行います。
事業の歳出全体では、施設更新事業が昨年に比べて増加しているため、令和2年度当初予算と比較して7,600万円増額の3億7,400万円となりました。
歳入では、配水管更新事業に国庫補助金、機器設備更新事業及び水源整備事業に簡易水道事業債・辺地債を活用します。一般会計からの繰入金5,312万円を計上し、収支の均衡を図ります。
4 下水道事業特別会計
令和2年3月末の本町における下水道の整備率は91.8%、水洗化率は97.1%となっています。
ニセコ町下水道管理センターの機械電気設備は更新の時期となり、令和2年度に策定している下水道ストックマネジメント計画に基づき、令和3年度は更新工事に伴う実施設計業務を行います。
事業の歳出全体では、公営企業会計移行作業の新たな事業が増えているため、令和2年度当初予算と比較して500万円増額の1億9,000万円となりました。一般会計からの繰入金1億3,041万円を計上し、収支の均衡を図ります。
5 農業集落排水事業特別会計
昆布地区農業集落排水事業は、蘭越町を事業主体として平成16年(2004年)9月から供用開始していま
す。水洗化率は令和2年(2020年)3月末で81.5%となっており、今後も蘭越町と連携を図り、適正な維持管理に努めます。
農業集落排水施設も下水道施設と同様に更新の時期を迎えています。令和3年度は更新工事に伴う実施設計業務の負担金を計上しています。
事業の歳出全体では、蘭越町へ支払う負担金が増となり令和2年度当初予算と比較して110万円増額の670万円となりました。歳入では、一般会計からの繰入金625万円を計上し、収支の均衡を図ります。
国民健康保険制度を取り巻く社会環境は大きく変化しています。医療技術の高度化等による医療費の増加、高齢化の進展や景気低迷、雇用形態の変化の影響から低所得者の加入割合の増加など構造的な問題を抱えており、加えてコロナ禍の影響により先の見通せない財政運営となっております。平成30年度から国民健康保険運営が都道府県化され、北海道から各市町村の国保事業費納付金と標準税率が示されており、市町村は、北海道が提示した標準税率を参考にして保険税率を決定しています。ニセコ町では令和3年度の税率及び限度額を据え置くこととしています。
本年度の国民健康保険事業特別会計の予算額は、総額で2億1,900万円となっており、うち後志広域連合負担金(分賦金)は2億1,522万円が計上されています。
被保険者の経済的負担軽減を図るため、制度による保険料軽減分として4,131万円を一般会計から繰り入れるほか、国保基金から420万円の取り崩しを行い、会計収支の均衡を図ります。
2 後期高齢者医療特別会計
後期高齢者医療制度は、医療費の5割を公費(税金)、4割を若い世代の保険料、残りの1割を高齢者の保険料で運営する仕組みとなっています。また、高齢者の保険料は2年ごとに医療費の動向を踏まえ、保険料率を定めています。
令和3年度の保険料率は前年と同じで、均等割額(1人あたり)52,048円、所得割率10.98%、限度額64万円となっています。
本年度の後期高齢者医療特別会計の予算額は、総額で6,100万円となっており、うち北海道後期高齢者医療広域連合納付金は5,967万円が計上されています。被保険者の負担軽減を図るため、保険料軽減分として1,779万円のほか、後期高齢者医療広域連合共通経費及び町単独経費事務費分として369万円を一般会計から繰り入れ、会計収支の均衡を図ります。
3 簡易水道事業特別会計
本町の水道事業は、現在、簡易水道1地区、専用水道1地区、飲用水供給施設2地区で供給を行っています。水道の普及率は令和2年3月末で96.4%となっています。
今年度は、例年同様、適正な原水・浄水水質検査の実施、計量法に基づく量水器の取替工事、曽我地区の配水管更新工事、曽我地区配水ポンプ更新工事、曽我地区減圧弁更新工事、福井地区浄水場制御装置更新工事・宮田地区の浄水場ろ過材入替工事などを行います。また、委託業務では新水源整備に伴う簡易水道変更認可申請業務、ニセコ地区取水ポンプ場実施設計業務、市街地区配水管布設実施設計業務を行います。
事業の歳出全体では、施設更新事業が昨年に比べて増加しているため、令和2年度当初予算と比較して7,600万円増額の3億7,400万円となりました。
歳入では、配水管更新事業に国庫補助金、機器設備更新事業及び水源整備事業に簡易水道事業債・辺地債を活用します。一般会計からの繰入金5,312万円を計上し、収支の均衡を図ります。
4 下水道事業特別会計
令和2年3月末の本町における下水道の整備率は91.8%、水洗化率は97.1%となっています。
ニセコ町下水道管理センターの機械電気設備は更新の時期となり、令和2年度に策定している下水道ストックマネジメント計画に基づき、令和3年度は更新工事に伴う実施設計業務を行います。
事業の歳出全体では、公営企業会計移行作業の新たな事業が増えているため、令和2年度当初予算と比較して500万円増額の1億9,000万円となりました。一般会計からの繰入金1億3,041万円を計上し、収支の均衡を図ります。
5 農業集落排水事業特別会計
昆布地区農業集落排水事業は、蘭越町を事業主体として平成16年(2004年)9月から供用開始していま
す。水洗化率は令和2年(2020年)3月末で81.5%となっており、今後も蘭越町と連携を図り、適正な維持管理に努めます。
農業集落排水施設も下水道施設と同様に更新の時期を迎えています。令和3年度は更新工事に伴う実施設計業務の負担金を計上しています。
事業の歳出全体では、蘭越町へ支払う負担金が増となり令和2年度当初予算と比較して110万円増額の670万円となりました。歳入では、一般会計からの繰入金625万円を計上し、収支の均衡を図ります。
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- 総務課
- TEL:0136-56-8834
- FAX:0136-44-3500