平成の『生れ出づる悩み』コンテスト2018-2019 作品募集

 小説家・有島武郎の代表作の一つである小説『生れ出づる悩み』。この作品は、絵画制作を続けるか悩んでいた若き日の木田金次郎が、偶然にも札幌・豊平川沿いにあった有島の住まいを見つけて、訪問したことがモデルとなった小説です。
 
 木田は、この運命的な出会いをきっかけとして、有島の励ましを受けながら、故郷・岩内の自然と深く対峙して画業をきわめていきます。
イメージ

「平成の「生れ出づる悩み」展 ニセコ巡回展」

 この交流から100年を記念して、2010年に「平成の『生れ出づる悩み』コンテスト」が開催され、その後、2012年、2014年にも開催し、今回が4回目の開催となります。このコンテストは、有島・木田をそれぞれ顕彰する有島記念館と木田金次郎美術館をはじめ、2人の出会いの場となった住宅が移築されている北海道開拓の村、有島が札幌で最後に住んだ住宅が移築されている札幌芸術の森という、この小説にゆかりの深い文化施設が連帯して開催し、両作家の精神を現代に継承しています。
 
 このコンテストは35歳以下を対象としており、最大の特徴は作品に加えて、若手芸術家が抱いている制作に対する考えや制作や発表にまつわる悩みといったテキストも審査対象としている点にあります。このこと

応募資格

 「北海道在住」もしくは「北海道出身」で、「美術作品の制作を行う35才以下」のアーティスト及び学生

応募の流れ

記入したエントリーシート及び作品の写真を応募

審査

入選通知

作品搬入

巡回展示
 
  1. エントリーシートは、以下のホームページからダウンロードしてください。
    「木田金次郎美術館」公式ホームページ(http://www.kidakinjiro.com/)
     
  2.  記入したエントリーシート及び作品の写真の送付方法
    1. 郵送の場合(締め切り:2018年3月11日必着)
     ・エントリーシートに必要事項を記入し、作品写真を同封の上、下記へ郵送。
    〒045-0003 北海道岩内郡岩内町万代51-3 木田金次郎美術館
    注:写真のサイズはL版(89mm×127mm)以上 A4版(297mm×210mm)以内。
    注:写真の裏面に氏名、作品名とサイズを必ず記入すること。

    2. Eメールの場合(締め切り:2018年3月11日必着)
    ・必要事項を入力したエントリーシートデータと作品画像データを添付の上、下記へ送付。
    umare@iss-muse.net
    注:画像は1.5MB以内のJPEGデータで送付(最大3点)。
    注:データのタイトルは作品名とすること。また作品のサイズはメールの本文に記載すること。
     
  3.  エントリー・搬入における注意事項
    ・エントリーシートに添付する作品の写真・画像は、立体やインスタレーション等も認めるが必ず平面作品を含むこととする。また、その写真・画像については図録等への掲載を承諾したものとみなす。
    ・選考の通過者は展覧会用に縦横100cm 厚さ10cm 重量10kg以下(額縁含む)の平面作品を出品(1点)すること。
    ・作家の制作への思い、表現を紹介するのに相応しい作品であれば、作品の発表・未発表は問わない。作品・作品の写真・画像等の使用に制限がかかっている場合は、当事業での使用について了承を得てエントリーすること。
    ・複数の小品で作品構成したい場合など展示方法は相談のこと。
    ・作品と額は輸送・審査・展示作業などに耐えられるようにすること。
     搬入出中の事故・破損について主催者は一切責任を負わない。
    ・運送費(搬入先については、別途入選者に連絡する)など搬入出に関する費用はすべて出品者負担とする。なお、持ち込みも可能。
     巡回会場間の移動は主催者側で行う。
    ・開催館によっては、入選作品とは別に、複数の作品の展示を要請することがある(入選作品以外の運送費については、開催館負担)。
    ・運送委託業者の手配は出品者責任で行うこと。業者指定はない。
     搬入受け入れ日は、別途入選者に連絡する。

チラシ


有島記念館
〒048-1531 北海道虻田郡ニセコ町字有島57番地
電話番号:0136-44-3245
FAX番号:0136-55-8484

このページの情報に関するお問い合わせ先

ニセコ町教育委員会 総合教育課
TEL:0136-44-2034
FAX:0136-44-1666