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有島記念館 夕張市美術館コレクション展  炭都・夕張の美術遺産



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夕張市美術館コレクション展  炭都・夕張の美術遺産

 小林政雄〈炭鉱譜〉1980年

 

 

 1888(明治21)年、シホロカベツ川が削った深い谷あいの森林地帯に、石炭層が発見されます。その発見によって、わずか数年の間に狭隘な谷底には炭鉱施設が建設されるとともに、それを臨む谷の斜面には炭鉱住宅がひしめき合い、炭鉱街が形成されました。人口の増加とともに、炭鉱労働者を中心として文化・芸術活動も盛り上がりをみせます。美術活動においては、1930(昭和5)年に「夕張美術協会」が結成。戦後も炭鉱労働組合のサークル活動から美術グループが生まれ、活発な活動を行いました。
 1979(昭和54)年、このような夕張の美術活動ゆかりの作家の作品の収集・公開、また発表の場を提供するために、夕張市美術館は開設されました。しかし、2012(平成24)年2月に積雪により屋根が崩落。その2年前の夕張市の財政破綻の影響もあり、残念ながら閉館に至ります。幸いにして作品に損傷はなく、夕張市内施設に現在も保管されています。
 夕張から産出された石炭は、明治期から高度経済成長期に至るまで全国の鉄鋼所や発電所などに供されて、日本の工業発展を根本から支えつづけました。このように日本の産業を支え続けた炭都・夕張の往時を伝える作品群は、夕張市の文化遺産にとどまらず、広く知られるべきものでもあります。
 ニセコ町は、大正期より製紙工場へ電力を供給する水力発電所が2箇所立地しており、夕張とはエネルギー産出地という共通項を持っています。近年、ニセコ町は地中熱の利用など、地域におけるエネルギー循環政策をとり、エネルギーのあり方について強い関心を抱いている地域でもあります。
作家・有島武郎は、ニセコの地に「相互扶助」の理念を遺して世を去りました。夕張市美術館の閉館によって、その収蔵作品は展覧の機会が失われました。このように広く作品を紹介することは、文化施設同士の助け合いであり、有島の「相互扶助」の体現でもあります。
 本展では、夕張市美術館収蔵作品から炭鉱の風景を多く描いた小林政雄や畠山哲雄などの作品をはじめ、有島武郎にゆかりのある武者小路実篤、夕張や北海道にゆかりのある作家の油彩、水彩、書、立体作品など50点を紹介いたします。ここから、日本の近代化に大きな役割を果たした「石炭」というエネルギーと、夕張市美術館の豊饒なコレクションを再認識していただければ幸いです。

チラシ



チラシ JPG
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会  期

2014年 7月12日(土)~9月7日(日)

 

会  場

二セコ町・有島記念館 特別展示室 

 

料  金

入館料のみでご覧いただけます。   

  

学芸員によるギャラリートーク 

作品を通して、炭鉱産業や往年の夕張について解説します。

講師:伊藤大介(有島記念館主任学芸員)

日程:2014年7月19日(土)・8月9日(土)

各日13:00開始(30分程度)

入館料のみでご聴講いただけます。

 

○会場内やイベントの様子などは、「有島記念館ブログ」で随時紹介しています○

http://www.town.niseko.lg.jp/goannai/blog.html

 

有島記念館

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